第15回東京都安全・安心まちづくり協議会総会

平成29（2017）年6月21日（水曜日）、第15回東京都安全・安心まちづくり協議会総会が都庁で開催され、小池知事が出席しました。

東京都安全・安心まちづくり協議会は、都、区市町村、都民、事業者、地域団体等が協働して、自主的な犯罪防止活動や犯罪の防止に配慮した環境整備を促進し、都民及び東京都を訪れる人々が安全で安心して暮らし、又は活動できる東京のまちを実現することを目的としています。

冒頭、協議会会長として知事は、平成14年にピークを迎えた犯罪件数が、多くの人の地道な努力により大幅に減少しているとして、これまでの尽力に謝意を表した上で、「これからも、皆さんと手を携えながら、『セーフ　シティ』東京の実現に向けて全力を尽くしていきたい」と挨拶しました。また、世界各地でテロが発生していることに触れ、「東京2020大会が目前に迫り、行政、警察だけでなく、地域の防犯ボランティアや事業者の方々と力を合わせながら、このような事件の発生を抑えなければならない」として、区市町村立公園への防犯カメラの設置補助制度の開始、地域の実情に詳しい事業者による「ながら見守り連携事業」の推進など、「ハード・ソフト両面と官民の連携によるネットワークの形成を図っていきたい」と述べ、さらなる協力を呼びかけました。
その後、平成28年度の協議会活動概要報告、平成29年度の協議会活動方針・活動計画についての協議ほか、「官民一体で取り組むテロ対策」をテーマに講演、グループディスカッションなどが行われました。