市場移転に関する関係局長会議

平成30年（2018年）5月28日（月曜日）、市場移転に関する関係局長会議が都庁で開催され、小池知事が出席しました。

はじめに、村松中央卸売市場長が、この日、千客万来施設の事業者である万葉倶楽部株式会社から提出された回答の概要及び千客万来施設事業に関するこれまでの主な経緯について説明しました。

次に、長谷川副知事が、「事業者からの回答内容について、都と事業者の間でのこれまでの協議の経緯や、公募時の諸条件、既に締結している『基本協定』との関係を踏まえて、法的側面も含めた検討を行う必要があります。また、方針を定めるにあたり、地元江東区の理解を十分に得ていく必要があります」とし、速やかに結論が得られるように、各局において取り組むよう指示をしました。

最後に知事は、「本日の事業者からの回答では、これまでの都の説明について御理解いただけなかったということで、大変残念に思います」とし、「さまざまな観点から速やかに検討を進め、早急に都としての結論を出したい」、「いずれの結論でも、都として千客万来施設事業をしっかりと実現して、豊洲市場に賑わいを創出するということには、何ら変わりはありません。この目標に向けて、引き続き、関係局がしっかりと連携をして、地元である江東区の理解も得つつ、精力的な取組を進めてほしい」と述べました。