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平成30年(2018年)8月24日更新
平成30年(2018年)8月23日(木曜日)、平成30年度第1回「東京都総合教育会議」が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
今回は「これからの時代に必要な『読解力』を育てる」をテーマに、知事、教育委員のほか、都立高等学校の教諭2人も出席し行われました。
冒頭、知事が、「最近はAIの時代だと言われています。将棋、囲碁など、あらゆる分野でAIと競い合うなど、技術が発達しています」とした一方で、AI時代を勝ち抜いていくためには、自分を磨くという意味でも読解力を磨くことが重要と述べました。また、「思考力、想像力の基盤は読解力で、子供たちに必要な力。これをどのように学ばせていくのか」、「東京の宝である子供たちをしっかりと正しく、素晴らしく育てていくために、今日の時間を皆さまと共有したい」と挨拶しました。
会議では、国立情報学研究所の新井紀子教授が、「AI時代を生きるための『読解力』とは」と題して講演し、教科書が読めないなど、読解力の低下が学力の低下を招き、最終的には格差の拡大や内需低下にもつながるとして、「中学を卒業するまでに、中学校の教科書を読めるようにすることが公教育の最重要課題である」と提言しました。
続いて、都立高等学校の教諭2人が読解力の現状について報告し、意見交換が行われました。
最後に知事が、読解力について高等学校だけでなく、中学校、小学校の段階での教育の重要性を改めて感じたとし、「国語の問題だけでなく、全てにつながっていくことから、根幹から分析を進めていく必要があります」、「AIとしっかりと戦えるような子供たちを育てていくよう、お願いしたい」と締め括りました。
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