東京都防災会議

令和5年（2023年）5月22日（月曜日）、小池知事は、「東京都防災会議」に出席しました。
小池知事は、「全国各地で地震が頻発しており、大規模地震がいつ発生してもおかしくない。都はこれまでも、住宅の耐震化や不燃化など、地震に強いまちづくりを推進してきた。10年前の被害想定から3割ないし4割減少しているが、未だに想定される人的・物的被害は甚大である。10年前と比べ、マンション居住者の増加など、社会環境も大きく変化している状況を踏まえ、東京都地域防災計画（震災編）の修正作業を進めてきた。女性や子供、高齢者など、多様な視点を反映するため、多くの皆様に委員にご就任いただき、専門的な知見を頂戴している。今回の修正案では、2030年度までに、人的・物的被害を概ね半減させることを目標に設定した。出火防止の強化や地域防災力を取り戻す取組など、対策の具体化を図り、また、東京の特性を踏まえ、新たにマンション防災を計画に盛り込み、対策を進めていく。『TOKYO強靭化プロジェクト』と両輪で、ハード・ソフト双方の取組を加速させ、関東大震災から100年の節目を契機に、『自助・共助』の担い手である都民・地域、企業の皆様との連携を一層深め、実際の防災行動につなげていく。委員の皆様には、忌憚のない意見をお願いする。」と述べました。