令和5年度定例第一回（春）関東地方知事会議

令和5年（2023年）5月24日（水曜日）、小池知事は、都道府県会館（千代田区）で開催された「令和5年度定例第一回（春）関東地方知事会議」に出席しました。
会議では、各自治体から提案・要望事項が出され、東京都は「望む人誰もが子供を産み育てやすい社会の実現に資する取組について」を提案しました。
小池知事は、「日本の令和4年の出生数が速報値で80万人を切り、過去最少となっていることは、まさに国家的な課題である。急激に進行している少子化の状況は極めて深刻であり、日本社会の存立の基盤を揺るがす重大な危機である。少子化の要因は、未婚化や晩婚化、仕事と子育ての両立の困難さなど、課題が多く、何か一つの手立てで万事が解決するというものではない。希望する人誰もが将来の子育ての展望を描けるよう、雇用の安定化など経済的基盤の安定に向けた支援を実施すること、男性の育業取得促進などのライフ・ワーク・バランスの実現に資する施策を推進し、子育てしやすい環境の整備を促進すること、子育てに係る費用負担の軽減などの子供・子育て支援策の充実を図ること、自治体が実施する経済的支援に対して非課税措置を講じること、高等教育の授業料をはじめとする教育費の負担軽減や妊娠・出産支援策の充実などを要望していきたい。申し上げた事項を、関係各省庁へ働きかけることを提案する。」と述べ、各県の賛同を得ました。