都政のしくみ/議会[都民と議会]

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1 請願と陳情

住民の代表として選ばれている議員でも、あらゆる要望を受け入れ、そのすべてを代弁することは大変困難なことです。
そこで、議会が住民の要望等を取り入れ、行政に反映させる手段として、請願・陳情という制度が重要な役割を担っています。
提出された請願・陳情は、所管の常任委員会等で審査し、本会議で採否を決定します。採択されたもののうち、執行機関が措置することが適当と認められるものについては、知事等に送付し、その処理経過及び結果について報告を求め、多様な要望等を都政に生かしています。
令和6年に提出され、委員会に付託された請願・陳情件数は次のとおりです。

請願・陳情委員会付託件数(令和6年)

単位:件

区分

委員会名

請願 陳情 合計
総務 1 2 3
財政 24 26 50
文教 9 5 14
都市整備 2 10 12
厚生 3 15 18
経済・港湾 0 1 1
環境・建設 1 17 18
公営企業 0 4 4
警察・消防 1 3 4
議会運営 1 0 1
42 83 125

2 都議会情報の提供

都議会の最大の使命は、都民全体の意思を代表することにあり、そのために、常に都民との交流を図っています。
本会議を公開することは、地方自治法に規定されていますが、都議会では、委員会も公開しています。また、各種印刷物、テレビ、インターネット等を通じ、都議会の情報ができるだけ都民の手元に届くように努力しており、会議録(本会議・委員会)の公表も行っています。
さらに、一層「開かれた都議会」を実現するため、東京都議会情報公開条例を平成11年4月1日から施行しました。
また、議会内には図書館が設置されており、議員の調査研究を妨げない範囲で、一般都民も利用できます。

記事ID:000-001-20240911-008782