「小笠原諸島返還50周年シンポジウム」
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平成30年(2018年)5月24日(木曜日)、「小笠原諸島返還50周年シンポジウム」が都民ホールで開催され、小池知事が出席しました。
小笠原諸島は、第二次世界大戦後、米国の施政権下に置かれていましたが、本年6月、日本に復帰してから50周年を迎えます。
小池知事は、「小笠原諸島は、自然が素晴らしいだけでなく、我が国の排他的経済水域の約3割という、広大な海域を確保する重要な海洋拠点でもあり、国家的な役割を担っています。返還以来、生活基盤や産業基盤などの復興・整備が確実に進展していますが、小笠原が抱える課題はまだまだ多くあります」と述べ、シンポジウムでの講演やパネルディスカッション、パネル展示の内容などを紹介しました。そして、「今回のシンポジウムを契機として、小笠原諸島の美しい自然だけでなく、歴史、文化、地理的な重要性について理解を深め、島のさらなる産業の発展を考える機会にしてほしい」、「小笠原諸島の一層の振興に取り組んでいきたい」と挨拶しました。
続いて、東京海洋大学名誉博士・客員准教授のさかなクンが、小笠原諸島PR大使に任命され、知事から任命書が、森下一男小笠原村長からたすきが渡されました。
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