市場移転に関する関係局長会議
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平成30年(2018年)8月31日(金曜日)、市場移転に関する関係局長会議が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
初めに、村松中央卸売市場長が、千客万来施設の事業者である万葉倶楽部株式会社との間で、商業棟及び温泉・ホテル棟を2022年12月までに完成させることなどを明記した合意書を8月31日付けで締結したことを報告しました。さらに、豊洲市場開場後、千客万来施設が稼働するまでの間、豊洲の賑わい創出を展開するためのスケジュールなどについて説明しました。
続いて、長谷川副知事が、「豊洲市場を人と賑わいに溢れた、地域に親しまれる市場にしていくためには、千客万来施設事業用地を活用した賑わいの創出に、各局が連携して取り組む必要があります。各局で、事業実施の積極的な検討をお願いしたい」と話しました。
報告を受けた知事は、合意書の締結により「確実な事業実施を担保するための措置を講じることができました」とし、「千客万来施設が稼働するまでの間、都として継続的に賑わいを創出し、千客万来施設事業にスムーズにつなげていくため、しっかりと準備を進めてほしい」、「地元の江東区議会でも説明し、事業の進め方について理解を得たが、引き続き意見交換を行いながら検討を重ねていくなど、丁寧な対応をお願いします」と述べました。また、市場の移転・開場に向けて、地元や交通管理者との調整、農林水産大臣への認可手続きなどにおいて、適切に対応するよう指示をしました。最後に、「10月11日に晴れて、豊洲新市場の開場を迎えられるように、各局連携しながら万全を期していただきたい」と締めくくりました。