ゴールドスタンダード財団との協力・連携に関する覚書締結式

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令和7年(2025年)3月11日(火曜日)、小池知事は、ゴールドスタンダード財団との協力・連携に関する覚書締結式に、同財団のマーガレット・キムCEOと共に出席しました。この協定は、カーボンクレジットを活用した東京の脱炭素化の推進に向けて、都とゴールドスタンダード財団が協力・連携して取り組むために締結されたものです。
小池知事は、「自然災害による危機、これまで経験したことがないような豪雨、森林火災などが私たちの生活を脅かしている。気候変動に由来する自然災害などに対し、カーボンクレジットを有効利用して、脱炭素化を実行していこうというところだ。国内外のカーボンクレジットの内容について、都民の皆さんにも分かりやすく、広くお伝えしていく。企業の皆様には、効果的に活用して脱炭素に向けて進んでいただきたい。今日の覚書に基づき、財団の皆様とクレジット活用の意義を伝えながら、安心して取引ができる環境づくりを進めていく。」と述べました。
キムCEOは、「気候危機に対処するためには、全ての都市がこの道を進む必要がある。東京が先頭を切って取り組んでいることを大変嬉しく思っている。ゴールドスタンダード財団は、気候変動対策の基準を引き上げるという明確かつシンプルな使命を掲げ、全てのカーボンクレジットが最高レベルの環境的な健全性を持ち、世界中の人々や自然に対して前向きな影響をもたらすことを保障することから始めている。ゼロエミッションは政府だけで達成するものではない。東京そして日本全体で気候変動対策に民間企業を巻き込もうとする努力に、改めて敬意を表する。」と述べました。

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