令和7年度東京都原爆犠牲者追悼のつどい

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令和7年(2025年)7月27日(日曜日)、小池知事は、テクノプラザかつしか(葛飾区)で開催された「令和7年度東京都原爆犠牲者追悼のつどい」に出席しました。
小池知事は、「犠牲となられた御霊に、都民を代表して謹んで哀悼の誠を捧げる。原子爆弾の投下という惨劇が広島、長崎を襲ってから80回目の夏を迎えている。原爆は、街を焦土に変え、20万ともいわれる尊い命を奪った。一命を取り留めた方々も、愛する家族や生活の基盤を失い、後遺症や健康不安などを抱えながら、想像するに余りある苦難の日々を過ごされている。歳月を重ね、国民の多くが戦争を経験したことのない世代となったが、今日の平和と繁栄は、原爆の犠牲になられた尊い命と、被爆者・ご遺族の皆様の献身の上に築かれたものであり、戦争と原爆の記憶を後世に語り継ぐことは、私たちの重要な使命。現在、都には約3,300名の被爆者がいらっしゃる。本日列席の東友会の皆様は、長きにわたり被爆者やご家族の心に寄り添う、親身できめ細かな活動を展開されているほか、被爆証言活動にも精力的に取り組んでおり、深い敬意と感謝の念を表する。他国への侵攻や紛争、テロなどが繰り返され、安全保障環境が厳しさを増す中、平和の尊さと原爆の恐ろしさに対する国際社会の理解が一層深まることを願ってやまない。都は、誰もが安心して夢と希望に満ちた生活を送ることのできる社会を、これからの時代を担う子供たちに引き継ぐべく、皆様と手を携え、全力を尽くしていくことをお誓い申し上げる。」と述べました。

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