令和7年度「東京の林業振興に向けた専門懇談会(第1回)」

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令和7年(2025年)8月5日(火曜日)、小池知事は、令和7年度「東京の林業振興に向けた専門懇談会(第1回)」に出席しました。
小池知事は、「東京は森、林、緑に恵まれており、日本全体では3分の2は森林。森林は、木材を供給し、水源を涵養する大切な役割を担っている。世界を見ても、山火事の多発など、山をめぐるニュースは大変注目されている。国内では、歴代最高気温が更新され、気候危機が現実になっている中、カーボンニュートラルに貢献する点でも森林は重要な存在。自然災害が激甚化・頻発化する中、ますます治山・治水という国の一番重要な礎に改めて注目が集まり、重要性は高まっている。健全な森づくりを進め、林業を振興していく必要がある。多摩では多くが人工林であり、その多くが刈り時。需要を増やし、山がうまく自然に回転していくことこそが必要。都は今年度、相続登記がされていない森林の所有者を特定し、伐採を促す全国初の取組に踏み出した。一方、課題は担い手不足。人の確保のため、生産性を向上させ、うまくビジネスにつながる好循環を作っていく。今日はオンラインで、Boston DynamicsのEd Colpさんとつながっている。進化を続けるロボティクスで生産性を上げ、人手不足の解消、ビジネスとして成り立てるため、リアルな今のイノベーションについてお話いただく。林業の可能性を生かし、わが国の持続的な成長につなげるため、皆様に力添えをお願いする。」と述べました。

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