日米リーダーシップ・サミット
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令和7年(2025年)10月10日(金曜日)、小池知事は、国連大学(渋谷区)で開催された、日米姉妹都市協会(JUSSCA)主催「日米リーダーシップ・サミット」に出席しました。小池知事は、「気候変動による自然災害は明らかに様相が異なる。AIなどのテクノロジーも予想を超えるスピードで進化している。50年、100年先の未来を見据え、今、必要とされる取組を迅速に進めることが重要。その一つが自然と調和した持続可能な都市づくり。都は、100年先を見据えたプロジェクト『東京グリーンビズ』を展開し、緑を『まもる』『育てる』『活かす』取組を実施。また、多摩産材の利用を推進することで木材の需要を増やし、森林の循環を促す。もう一つが先進技術の徹底活用。AIは生活に急速に浸透しており、様々な分野でAIの可能性を最大限生かすことが重要。本年7月には東京都AI戦略を発表し、AIを政策実現に向けた強力な中核技術と位置付け、都政のあらゆる面でAIを徹底的に利活用することとしている。これらの取組は、いかなる危機に対しても強く、しなやかに乗り越えていくレジリエンスの強化を念頭に進める必要がある。21世紀は都市の時代。目の前の災害に対応し、住民を守るのは都市。だからこそ、多国間連携と並行し、多都市間連携を進めることが重要。国際情勢が刻一刻と変化する、不確実・不安定な時代。長年のパートナーである米国と日本は、手を取り合い、希望あふれる未来を切り拓いていかなければならない。東京は、米国との連帯を深めながら、率先して世界の課題解決に取り組んでいく。」と述べました。