小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年3月6日)

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知事記者会見
2026年3月6日(金曜)
14時00分~14時31分

知事冒頭発言

1 被災地への復興支援

【知事】今日は7件お伝えします。まずは春の香りが届きました。今日は八丈島から丹精込めて育てられました色とりどりのフリージアが届いております。今月の20日(金曜日)ですけれども、毎年恒例のフリージア祭りが開催されるということで、ぜひとも皆さんにお楽しみいただきたいと思います。八丈と言うと、八丈、青ヶ島ね、去年、台風が相次いで襲来しました。はじめにそこで、復興支援ということでお伝えをしたいと思います。2点あります。一つ目は先ほどのこのフリージアの紹介をしました、この八丈と青ヶ島の風水害への支援でございます。二つのこの島、昨年は台風の大きな被害を受けましたが、今はですね、観光地として施設の方もですね、営業が再開されておりまして、観光客の受入れが可能でございます。島の観光産業、一日も早く復興できますよう、今月の2日に旅行代金の割引をしまして、そのキャンペーンを開始して大変もう既に好評もいただいているところです。そのキャンペーンの一環なのですが、今日から12日(木曜日)まで、都庁の展望室45階で二つの島の魅力をPRするブースを設けておりまして、先ほどもオープニングセレモニーの方に参加してきたところです。島の特産品、伝統工芸品、そして数多くの様々な物品がですね、数多く取り揃えられておりますので、ぜひお越しいただきたいと思います。来月にはですね、東京駅の前のKITTE丸の内で同じようなイベントを行う予定にいたしております。ぜひこの機会にですね、フリージア祭りと合わせて、多くの皆さんに八丈島、そして隣の青ヶ島の多彩な魅力に触れていただきたいと、このように思います。もう一つ復興に関連しまして、こちらは3.11が近づいております。東日本大震災への支援についてであります。来週3月11日、震災発生からもう15年ということなのですね。もうというのか、まだというのか。犠牲になられた方々に対して改めて哀悼の意を表したく存じます。また、被災されました皆様方には、改めて心よりお見舞いを申し上げます。復興はですね、確実に進展をしています。被災地の皆様の努力の賜物でありますけれども、改めてそのご努力に敬意を表したいと思います。都はこの間、復興に向けまして様々な支援を継続をしていまして、これからも震災を忘れることなく、しっかりと支援を行ってまいります。それぞれの地域のニーズに応じまして、東京都の都庁の職員も、今もそれぞれ、東日本・福島関係、そして能登の方もですね、職員を送って、今もそれぞれ現地で頑張ってもらっています。明日の7日(土曜日)から11日(水曜日)まで、東日本大震災風化防止イベント、これをですね、汐留で開催いたします。東北4県との共催になります。会場では、復興の状況などをパネルでお示しをする。また、県の産品・地酒を販売するなど、東北各県の魅力を発信をいたします。また語り部による講話、そして福島県出身のタレント、なすびさんによるトークイベントも行うという、このような中身になっております。震災記憶の風化が懸念されている中ですので、この教訓を次の世代へとしっかり伝えていくためにも、また災害に備えるきっかけにしていくためにも、ぜひ参加していただきたいと思います。首都直下地震などはいつ起きてもおかしくないわけでございますので、これについてはまさに「備えよ、常に」でございます。改めて防災ブックなども確認していただいて、災害の発生時にどういう行動をとればいいのか、考えておいていただきたいと思います。本件の担当は産業労働局と総務局となっております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「最大40%の旅行割引等 八丈島・青ヶ島観光復興キャンペーン」は、こちらをご覧ください。)
(「東日本大震災風化防止イベント 復興・その先へ2026」は、こちらをご覧ください。)

2 モバイルファーマシーの導入

【知事】それからですね、次にですね、これも災害関係に入るのですけれど、モバイルファーマシーの導入についてお知らせいたします。災害時に薬局がですね、その機能を果たせなくなりますと、継続的に服薬が必要な、例えば糖尿病の患者さんなどにとりましては深刻な問題になるわけですね。そこで今回、医薬品や調剤設備を整えた車両であるモバイルファーマシーを新たに導入をいたしました。災害時には、医療救護所で東京都の薬剤師会と連携しまして、調剤、また医薬品の供給を行うということです。またほかの県などで災害がありました時も出動するということを予定をいたしております。モバイルファーマシーですが、熊本地震、能登半島の地震、医療機関や薬局が少ない地域、また被害が大きい地域で有効に活用されてまいりました。今後は、災害時に円滑に活用できますように、区市町村とも連携してモバイルファーマシーを用いた訓練も実施をしてまいります。担当は保健医療局となっております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「モバイルファーマシーを導入」は、こちらをご覧ください。)

3 東京都平和の日

【知事】次がですね、来週の火曜日、3月10日でありますが、「東京都平和の日」でございます。今から81年前の3月10日、10万人とも言われます尊い命が奪われた東京大空襲があった日でございます。毎年この日、都内戦災並びに関東大震災遭難者春季慰霊大法要、この大法要が墨田区の都立横網町公園内にあります東京都慰霊堂で行われることとなっております。この大法要に参列をしまして、秋篠宮皇嗣同妃両殿下ご臨席のもと、尊き御霊のご冥福をお祈りをするものでございます。その後、都庁の方に戻りまして、第36回東京都平和の日記念式典を執り行います。式典の方では、空襲で被災された方の貴重なお話を伺い、また多くの都民の尊い犠牲と先人たちの懸命の努力の上に築かれた今日の平和、そして繁栄をしっかりと次の世代へと引き継ぐ誓いを申し上げたいと思います。都民の皆様には、犠牲となられた方々に哀悼の意を捧げるために、式典の開始が午後2時でございます。この午後2時に合わせてですね、1分間の黙とうをお願いしたいと思います。本件担当は建設局と生活文化局となっております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「第36回東京都平和の日記念式典参加者募集及び空襲資料展等」は、こちらをご覧ください。)

4 子育てをテーマとした動画の公開

【知事】次がですね、子育てをテーマとしまして動画を作りました。昨年1年間の都内の出生数が速報値で1.3%の増加となったということ、先週もお伝えしたとおりでございます。9年ぶりということで、特筆すべきニュースだと、このように思います。先ほどいらしていた青ヶ島の村長さんから伺ったのですけど、161人の島民の人口のところ、最近は4人子供さんが生まれたということで、大変な出生数、率にもなることであります。一方でですね、子供を持つのはリスクですよと、人生のリスクだわよという、そういう空気感が、ネガティブな空気感が今まだあるということで、例えばそんなネガティブ空気感って、SNSでですね、広がりやすい、残念ながら。こうした空気感をですね、ここでもう変えましょうと。そこで結婚したいとか、子供を持ちたいと望む方が安心してその一歩を踏み出されるようにしていきたいということで動画を作りました。これまでもお伝えしてきましたけれども、都では、若者が結婚や子育てに対してポジティブな気持ちを持てるように、その若者のリアルな意見を取り入れた、そういう動画にしていきたいということで、これまでも何本か作って発信をしてきました。今回が第3弾になりまして、テーマが子育てであります。まずご覧いただきましょう。

(動画放映)

【知事】ということで、出演していただいているのは4組のインフルエンサーの皆さんです。それぞれの方がリアルな子育てを紹介してくれています。日常の子育ての姿、それを知った若い方々がポジティブな気持ちを持てるようになったという様子も、この動画の中でお伝えしています。ご覧いただいたのが第3作ですけれども。これまでの(正しくは、先ほど放映した)乳幼児編、それから幼児・子供編を制作をいたしております。この動画、SNS、デジタルサイネージなどで配信をしてまいりますので、多くの方にご覧いただきたいと思います。最近はですね、お料理にしても、何ですかね、家の木の剪定とか、ありとあらゆる、ボタンのつけ方とか、本当に皆出ていますよね。なので、お友達に聞いたりとか、子育ての何か悩みとかね、そういったことも直接聞く場合もありますでしょうけど、こういう動画というのは本当に助かること多いと思うのですね。ぜひ子育てに悩んでいる方や、またどうしようかと思っている方々、この今の動画、3作既にありますので、またそのほかにもたくさんありますのでぜひご覧いただきたい。子供政策連携室で担当しております。

(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「“ちょっと”気になる「子育て」をテーマとした動画を公開」は、こちらをご覧ください。)

5 中高生政策決定参画プロジェクト参加者募集

【知事】それから次がですね、これは若い方々向けで、中高生の皆さんによる政策決定参画、そのプロジェクトについて参加者を募集をいたします。このプロジェクトですけれども、都の政策をですね、中高生の皆さん自らが議論をして、そしてその政策を知事へ直接提案するという取組となっておりまして、そして実際にいただいた提案は、翌年度の予算案に反映して、そういった中高生の思い、こうあったら良いなということを実現をするようにいたしております。今年度も提案がありましたアントレプレナーシップを中高生時代から身につけていく取組について、しっかりと来年度予算案に盛り込んだところです。活動の様子をまとめたPR動画がございますので、ご覧いただきます。

(動画放映)

【知事】ということで、来年度のテーマ、3回目になりますが、中高生目線で、魅力あふれる東京に、世界中から観光客を迎えましょうというテーマで議論をしてもらいます。今日から4月12日(日曜日)まで都内在住又は在学の中高生を対象に、この参加のメンバーを募ります。中高生らしいワクワクするような提案が東京の観光の更なる発展につながることを期待をいたしております。そしてこれまでもこの中高生の政策提案ということで、既に何度か行っておりますけれども、それを経験した人たちは、またSusHi Techの方につながったりですね、これをきっかけにして、また広げていくというような、きめの細かい対応を行っております。

(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「中高生 政策決定参画プロジェクト 募集」は、こちらをご覧ください。)

6 若手デザイナーを育成するファッションコンクール

【知事】さて、次がですね、今度はファッションです。桜が咲き誇る季節、いよいよですね。この3月にぴったりの取組でございますが、まずはファッションについての取組をご紹介します。都では、世界に羽ばたくファッションデザイナーを見出して育成するために、学生さんなどを対象としたファッションコンクールを開催しています。これで4回目となる今回、今月の29日(日曜日)に虎ノ門ヒルズのステーションアトリウムという場所で、ファッションショー形式の最終審査を行います。こちらも動画の方でご覧ください。

(動画放映)

【知事】昨年同様ですね、審査員、ご覧いただいておりますように(スライド)、東京藝大の日比野学長、ノルベール・ルレ社長をはじめ、大変有名な方々に審査をいただいて、東京都知事賞を決定をするというものでございます。当日、どなたでも自由に観覧いただける、またYouTubeでもライブ配信を行いますので、会場にお越しの方、そして視聴者の皆さんによる投票を行います。特別選抜賞も設けていきますので、ぜひ多くの方々に「これ、いいね」と言ってご参加いただきたいと思います。障害を持った方々に適した活動ができやすいような、そういった、それでいてとてもおしゃれなファッションなどを楽しみにしていただきたいと思います。これまでの受賞者の中には、東京デフリンピックの開会式で国歌斉唱を務めていただいた一青窈さん。あの衣装を手掛けることにつながったなどですね、色々なチャンスをつかんでもらう、そういうきっかけにもなります。国際的な舞台で実力を存分に発揮している方もいらっしゃるということで、ぜひ東京からそういった人材をですね、発掘して、そして世界で活動してもらいたいと思っています。ぜひ若い才能が花開く、そのような瞬間をご覧いただきたいと思っております。もう1本あります。来週の13日(金曜日)から22日(日曜日)まで、ファッションとクリエイティブの祭典でありますTOKYO CREATIVE SALONが開催をされます。これは東京の様々なポイントでですね、同時並行にバッと行われるイベントなのですけれども、都内九つのエリアでヴィンテージファッションのランウェイ、それからデザイナーによる作品の展示など、それぞれの地域で工夫を凝らしたイベントが行われることとなっております。先ほど紹介いたしましたコンクールのこれまでの受賞作品も展示をすることになっております。ぜひこちらの方もご来場いただきたいと思います。産業労働局の担当ということでございます。

(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「若手デザイナーが集うファッションコンクール 3月29日虎ノ門で開催」は、こちらをご覧ください。)
(「 3月29日虎ノ門 若手デザイナーのファッションショー ライブ配信も」は、こちらをご覧ください。)

7 江戸東京博物館リニューアルオープン

【知事】最後にお伝えするのがですね、「えどはく」です。江戸東京博物館のリニューアルオープンについて改めてお伝えをいたします。江戸東京博物館、愛称「えどはく」と言われていますけれども、4年間休館を経まして、いよいよ今月の31日(火曜日)にリニューアルオープンになります。オープン記念といたしまして、「えどはく」が所蔵する11領の甲冑、それから歌川広重の浮世絵であります。「名所江戸百景」、この全てを一度にご覧いただける特別展示を行います。オープン当日はですね、日本舞踊や和太鼓、そして墨絵のパフォーマンスを披露する記念イベントを開催しまして、皆さんをお迎えしたいと思います。また、応援サポーターとして、地元の墨田区出身、「えどはく」に大変なじみが深いという俳優さんの風間俊介さんに就任していただいて、PR、応援サポーターに就任していただいて、PRを後押しをしていただきます。リニューアルオープンに伴ってこちらも動画でお伝えをしたいと思います。ご覧いただきます。

(動画放映)

【知事】してやす、です。ということで、リニューアルオープン、大変期待が高まるような動画になっているかと思います。これもSNSなどで広く発信をしてまいります。来館してくださる方々を、江戸の世界へといざなう光の演出などによって、没入体験ができる楽しい仕掛けも用意をいたしております。桜が街を彩り、新生活が動き出すこの季節であります。新・えどはく、ぜひ足を運んでいただいて、江戸と東京がつながって生まれる物語に触れてみていただきたいと思います。生活文化局の方で担当いたしております。私からお伝えするのは以上でございます。

(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「2026年3月31日 江戸東京博物館リニューアルオープン」は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【記者】ありがとうございました。幹事社の東京新聞小林です。幹事社からまず2問質問をお願いいたします。今週、経済産業省が高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定を巡って、小笠原村の南鳥島に文献調査を受け入れるように申し入れました。改めてとはなりますけれども、この件について都としてどう対応していくか、また、原発が稼働する限り核のゴミというのは発生し続けるわけですけれども、これまで候補地となった自治体で手続がスムーズに進んでいないのが実態です。国や自治体がこの問題にどう取り組んでいくべきか、お考えをお願いいたします。

【知事】今回、小笠原村ということで、経産省の方、国からの申入れがあったということです。文献調査の受入れについての要望でございますけれども、これからは村民や議会への説明、また意見聴取をしながら判断したいというのが小笠原村の意向だと、このように聞いております。都といたしましては、最終処分の課題というのは、将来世代にも先送りができない課題であるといたしまして、原子力行政の中で国が責任を持って対応すべきであるということ、また日本全体で解決に取り組むべき喫緊の課題でもあると、このように考えております。

【記者】もう1問お願いします。震災15年に関係してお伺いします。先ほど知事からも風化を防ぐためのイベントの案内がありましたけれども、15年という時間の経過とともに、どうしても被災当時の記憶が薄れていきます。これを伝え、共有していくことがなぜ重要なのかという点について、知事のお考えをお願いします。

【知事】震災から、発災から15年の節目ということでございます。多くの尊い命が奪われました。また、かけがえのない日常が本当に一瞬で奪われた日を、決して忘れることもできないし、忘れてはいけないと思います。だからこそ、改めて震災の教訓を思い起こして、次の世代へと継承していくことが重要だと思っております。このために風化防止の取組を通じて、震災への理解を深め、防災意識の向上を図る。また被災地への復興支援を引き続き呼びかけていきたいと考えております。震災も、東日本の場合の津波を伴う場合、それから都市型、阪神大震災そうですけれども、色々なケースがある。それと何時に発生するかによって、また対応も違う。色々その時間や場所や災害の内容によって違いますけれども、いずれにしても、いつどのような場合でも、何か起こってしまうかもしれない。そういう意味で、東京都としても防災ブックなども色々なパターンを考えながら、水害の時はこう、震災の時はこう、そしてそれに対しての備えはこう、分かりやすくこれからも説明、またご理解いただき、またそれぞれの地域で連携しながら進めていきたいと思っております。

【記者】ありがとうございました。幹事社から以上です。質問のある方は挙手していただいて、知事の指名があってから社名と氏名を名乗って質問お願いします。

【知事】MXさん。

【記者】MXテレビ山田清太朗です。MXから2問伺います。まず八丈島、青ヶ島についてです。まもなく八丈島、青ヶ島を襲った台風の被害から5か月となります。今日も復興に向けた観光キャンペーンでイベントなどやられるなど、復興についてもまだ復旧作業が進んでいる部分もありつつも、フェーズが変わってきている段階でもあるような感じもします。これまで島と都で進めてきた5か月の復興というのをどのように振り返られるか伺いたいです。

【知事】今回は八丈、そして青ヶ島、3日と間を空けずに台風が襲ったということであります。これまでも発災直後から都として予備費や補正予算などを活用して、喫緊の課題にスピード感を持って対処してまいりました。また、令和8年度、新年度においても切れ目なく取り組んでいくため、必要な予算も計上いたしております。単に台風以前の島に戻すというのではなく、にぎわい、そして活力あふれる島へと進化させていく。そのためにも今後も全力で取り組んでいきたいと思います。また復興の中で、島というのは色々な物資を運ぶのに大変苦労する。その分お金もかかる。人材の確保も最初はですね、特に泊まる場所などがなかったりして。またちょっと違う意味で復興への様々な取組は変わってくるかと、多様性があるかと思います。いずれにしましても来年度もしっかりと取り組んで、そして多くの観光客の皆さんも訪問していただけるような、そういう後押しをしていきたいと思っています。

【記者】ありがとうございます。もう1点、イランへの攻撃などで国際情勢大きく動いている中ですね。株価の乱高下であったり、燃料など資源価格への影響も懸念をされています。知事はこの国際情勢を現在、どのように見てらっしゃるのか、また東京への影響についてはどのようにお考えか伺いたいです。

【知事】そうですね、大変、中東地域を、特に湾岸を含めてですね、巻き込む形でこの火の手が上がっている。特に民間の施設も含めて、対象になっていることに非常に心配をしております。事実上、ホルムズ海峡がですね、航行が難しい、不可能となっているということで、日本にとってエネルギーの供給の多くを頼っている地域からの物資の運搬ができないということは、今後ですね、200数十日の備えがあったとしてもですね、色々な意味で影響が出てくることを大変心配もいたしております。この間にドバイ原油もバレルあたり90ドルを超えるという勢いになっておりますし、一方で円安についても非常に微妙な動きになっているということで、都民への物価への影響ということも今後考えていかなければならないのかなと思いますが、状況は注視していきたいと思っております。一刻も早く事態が落ち着くように、そのことを期待しております。日経さん。

【記者】日経新聞の飯塚です。冒頭の核のゴミの件でですね、重複するかもしれませんが、改めてお伺いさせてください。東京都は原発で言いますと新潟県柏崎刈羽原発で作る電力の大消費地でもあり、核のゴミの最終処分場の選定にも一定の責任を有する立場だと思います。その上でお伺いしたいんですが、今回の国の動きを踏まえ、国の原子力政策、核燃料サイクルの推進について、都知事としてどのようなスタンスで臨まれるか、基本的な認識をお伺いさせください。あともう1点ですが、今回は南鳥島は、海上自衛隊や気象庁の担当者を除き、民間人が住んでいないという特徴がありますが、民間人が住んでいないことは将来的な都の判断にも影響を与えますでしょうか。知事のご所見をお伺いさせください。

【知事】後ろの質問については、国として適地の一つと考えて要請をされたものではないかと思います。それからこれはまさに国家として、また政府としても取り扱うべき内容になっております。と同時にですね、小笠原村への要請でございますので、まずは村の対策、今も情報をですね、説明会などをしっかりと、島民、小笠原村の島民、村民ですね、そして村民に対して、また議会に対しての説明をということを求めておられる。その流れを、小笠原村としてのあり方を注視していきたいと思っております。よろしいですか、ありがとうございました。

※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。

(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)

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