小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年5月8日)
- 更新日
知事記者会見
2026年5月8日(金)
14時00分~14時33分
知事冒頭発言
1 中東情勢などを踏まえた課題への対策
【知事】今日は4件、お伝えをいたします。まず国際情勢、特に中東情勢ですけれども、これを踏まえました課題への対策についてお伝えをいたします。ご承知のように中東情勢、本当に日々刻々と変化をしておりまして事態の長期化などによって、エネルギーの安定供給は、まさに喫緊の課題となっております。エネルギー資源のそもそも乏しい我が国でございます。この状況っていうのはただ一過性の問題ではなくて構造的な危機をずっと抱えてきております。対症療法、とても我が国は上手なんですけれども、なかなかそれではイノベーションに繋がること、難しい部分もあるし、安定が大事という部分もあるし、なかなかここは正念場だと思っております。こうした中で都は令和8年度の当初予算におきましては、再生可能エネルギーの基幹化などエネルギー構造の転換に向けた様々な施策を措置をいたしまして、着実に進めているところであります。一方で厳しい局面にある今だからこそ、ピンチをチャンスにということ、そのように捉えて、石油に頼らない社会の実現に向けて新しい技術の開発など前倒しで着手していかなければならないと考えております。同時に長引く物価高騰の影響を受ける中小事業者の経営を下支えをする必要もございます。一方で、都内で麻しん、はしかの感染が急拡大をしているということは、この何週間かお伝えしているとおりでありまして、これも早急に対策を講じなければいけないというこれらの課題に迅速に対応するために具体的な対策の検討について指示をいたしました。財務局の方で担当いたしております。これが一点目です。
2 暑さ対策
【知事】それから、暑さですね。ゴールデンウィーク期間中も暑かったですね。練馬では気温30度を超えました。今年初めての真夏日となったわけであります。これからもエネルギー情勢の見通しの不透明な中で気温の上昇が見込まれているわけでございますので、3つのクール、3つの環境について、キーワードとして取組を行っております。「働く環境」「暮らす環境」「装う環境」、これらの3つの環境、これを「3つのクール」としてキーワードにして賢い省エネを進めましょうと、そして快適な暮らしを両立しましょうということで、東京クールビズを、新しいライフスタイルの新常識として推進をいたしております。こちらの新しいロゴマークなども活用いたしまして、都民・事業者の皆さんと一緒に、これですね。実践中ということで。これを活用しながら都民、そして事業者の皆さんと一緒にこのエネルギー危機と、厳しい暑さを乗り越えていきたいと考えています。それを分かりやすく伝えるのがこのポスターでございまして「3つのクール」と、この取組を分かりやすく伝える、そのようなポスター。それから「やってます」って言って、実践中と、それぞれ企業の皆様方のドアのところに貼っていただくと、ネクタイとか、軽装していても、いやそれは「東京クールビズやってます」っていうことでお伝えいただければと、そして皆さん、快適に過ごして仕事をしていただきたい。これによって、来訪者にも一目でわかるような案内表示になっております。あと、こういうふうに英語版と日本語版で好きな方で、このようなステッカーも作っております。快適に省エネできる軽装での勤務というのは、通年の取組にいたしまして、これまでは5月何日から6月何日からって言って、皆さんもお伝えになっていると思いますけれども、もう月を問わず、最近の暑さ寒さっていうのは、もう本当に激しく変動しますので、むしろその通年の取組として、そこで皆さんそれぞれ働き方、テレワークもなされますでしょうし、働き方と合わせて、お客様や社員の皆さんにもしっかりと伝わるように工夫をしていただきたい。今のこれも、オフィスの入口、受付そしてデスク周りなどに掲示をしていただければと思います。これらは、都のホームページからダウンロードができますので、それぞれ工夫してお使いいただければと思います。それぞれ実践しやすい形で年間を通じた東京クールビズ。冬場にはウォームビズ(正しくは、快適に省エネできる服装)で結構でございますけれども、それぞれの対策を講じていただければ、そしてアクションをお願いをいたしたいと思います。そしてまた暑さ絡みなんですが、都が様々な工事を発注するわけでございますけれども、都が発注する工事の現場での熱中症対策も強化をしてまいります。これまでも熱中症対策に必要な費用を計上したり、猛暑日を考慮した工期の設定などに取り組んでまいったところでございます。この夏に向けました更なる取組についてでありますけれども、例えば建築工事では猛暑による作業効率の低下に伴います労務費の割り増しを行います。都の工事です。土木工事では例えばですね、最も暑いのは7月8月かと思いますけれども、もうこの際、この際って言ったらあれですけど、一斉に7月8月は工事を控えるとか、それからもう一番暑い作業が道路の舗装工事。これについては、交代を小刻みにして、そして休憩を十分順番に取る工夫などなど、受注者が希望に応じて選べるメニューを複数準備をいたしますので、取組に伴う費用を増額したり、また工期の延伸に柔軟に対応していく形をとっていきたいと思っております。こうした取組を通じて、現場で作業する方々の健康を守っていくことといたしたいと思います。仕組みの詳細についてはまた改めてお知らせをいたしますけれども、いくつかの局にまたがって環境(局)・政策企画(局)・財務(局)・建設(局)、それぞれ現場を抱えて、都の発注作業を行う皆さんに、こういった工夫も取り入れていただきたいということであります。今のが2点目であります。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「「東京クールビズ」ロゴ・掲示物の配布開始」は、こちらをご覧ください。)
3 Tokyo Tokyo Delicious Museum
【知事】次が、東京は何しろ美味しいということで、世界の胃袋をガっとつかんでるわけですけれども、世界一の美食都市・東京を楽しむイベントに関してであります。東京の多彩な食の魅力をお届けする「Tokyo Tokyo Delicious Museum」これが来週の15日の金曜日から17日の日曜日の3日間ですけれども、今年も開きます。場所は有明のシンボルプロムナード公園。そしてご承知のように、東京はミシュランガイドの星付きレストランが世界で一番多いんですね。食を楽しむ、そして食を目当てにって言っていいでしょうか、それを楽しみに訪れる海外からの旅行者も、また国内の旅行者も多い都市でございます。このイベントでありますが、とても美味しいイベントです。世界に誇る江戸前寿司そして鰻、東京のレストランが提供する世界各国の料理を味わっていただけるような、そのような催しになります。また東京のお酒ですね、日本各地の特産品を販売し、また、一流シェフによる調理の実演ショー、寿司の握りの体験など様々なプログラムを楽しみいただける、美味しくて楽しいイベントでございます。詳しくはイベントの公式サイトがありますので、そちらの方でご確認いただければと思います。臨海副都心のエリアについては、新たな観光スポット「東京アクアシンフォニー」またお花をテーマにしたイベントが楽しめる「フローラルフェスタ」などの様々な見どころがたくさんございます。ゴールデンウィークは、そうですね、まだ続いてる方もいらっしゃるかもしれませんけれども。その後こうした楽しいイベントも数多く開催をいたしておりますので、ぜひ足を運んでいただきたいと存じます。産業労働局の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「5月15日から有明で開催 Tokyo Tokyo Delicious Museum 2026」は、こちらからご覧ください。)
4 タレンツ・トーキョー
【知事】4つ目ですけれども、映画の人材を育成する取組についてのお知らせです。東京から世界に映像文化の魅力を発信すると。そのために都におきましては、映画監督やプロデューサーなど、映画界の次の世代、次の時代を担う人材を育成する「タレンツ・トーキョー」これを毎年開催をいたしております。この取組では、若手の映画人材に対しまして、世界で活躍する映画人による講義を行ったり、それから映画関係者へのプレゼンテーションの機会も提供をいたしております。これによって国際的なネットワークを構築できる環境を整えて、世界を舞台に活躍するための後押しを行っております。去年ですけれどもカンヌ国際映画祭で早川千絵さん、監督ですね、コンペティション部門にエントリーされましたし、また、石川慶監督が「ある視点」部門にそれぞれ選出されて話題となったところでございます。このお2人ともですね、タレンツ・トーキョーの修了生でいらっしゃいます。このタレンツ・トーキョーですが、この秋で17回目の開催となります。この間の取組着実に成果を上げているというのが、さっき今ご紹介したお2人の例かとも思います。今月の31日まで申し込みを受け付けをいたしますので熱意ある若手の多くの皆さんのご応募、お待ちいたしております。さらに今年からタレンツ・トーキョーの修了生向けにこれを終えた方々向けに、新たに「ミートアップ・サポート・プログラム」を開始をいたします。ロカルノ国際映画祭やベルリン国際映画祭に修了生を派遣しまして単独ではなかなかアプローチしにくいというような、プロデューサーとか、配給会社などと交流していただく。また関連イベントへの参加の機会を提供するなどいたしまして東京で育った映画人材が世界で活躍することを期待をいたしております。生活文化局の方で担当いたしております。今日は4本、私の方からお伝えをいたしました。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「「タレンツ・トーキョー2026」開催および参加者募集開始」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございました。幹事社文化放送伊藤と申します。幹事社から2問よろしくお願いいたします。まず少子化対策についてなんですが、子供の数が45年連続減少して、その割合も人口に占める割合ですが10人に1人程度となりました。このことに対する知事の受け止めと、今後、都の新たなチルドレンファーストの取組予定などがもしありましたらお願いいたします。
【知事】前からもお伝えしておりますけれども昨年の11月までの数字でも10年ぶりに出生数がアップ(する見通し)、上昇に転じたということで、これはこの大都市においてですね、出生数を上げていくというのは一つの大きなターニングポイントになるかと思います。基本的に出生率、率の方ですが過去最低を記録した1989年ですね、だいぶ昔ですけれども、その頃からずっとこれはもう問題だったんですね。1.57ショックですね、89年というのは、それからずっと35年以上ずっとダラダラと問題だ問題だと言って皆さんそれぞれ晩婚化だ、とかですね、それからここが問題、あそこが問題って言って、みんなそれぞれ指摘されてそれが続いてきて、じゃあどうなんですかっていうのがないままっていうか、色々やってはいるんですけれども全体的な効果には繋がっていなかった。ということがあるかと思います。だけど人口問題ってそもそも本当に国家的な課題だと思います。そこがずっと赤信号なんだけれども赤信号、目をつぶってきた結果、現在に至る。少子化っていうけれども私は少母化、お母さんが少なくなってるということだと思います。無痛分娩とか卵子凍結とか色々な形でプレコンセプションケアもそうですね、若い頃から自分の体、健康を大切にしましょうといったような学びも含めてですけれども、これを一気通貫でシームレスにこれまで東京で特にそういった少子化の、少母化、それから基本は希望する方々の夢が叶うような環境作り、これらのことをトータルに進めてきて、ということでございます。そういったことも都民の皆さんの共感にも繋がってきているのかなというふうに思うわけであります。そして国も様々な対応を進めておられ、良い連携をとりながらこれからも対応策を進めて、結果を出していきたいというふうに思っています。
【記者】ありがとうございます。それから冒頭東京クールビズのポスターなどの話もございましたが、東京都暑さ対策グッズコンテストの1次審査を通過した12の商品が明後日まで新宿西口広場などで展示されるかと思います。改めてこのコンテストの意義と狙いをお願いします。
【知事】はい、多くの皆様方から投票もいただいているところでございます。こういう厳しい暑さが常態化している中で、暑さチェッカーなど様々工夫を凝らした暑さ対策に役立つような商品が出てきて、これはまた一つの刺激であり、この「暑い」ということに対する具体的な知恵や工夫が商品となって現れてきているということかと思います。こうしたコンテストによってですね、すぐれた商品を広く紹介をしてまた使ってもらうことによって皆さんが涼しく感じたり、いやいやもっとこういう方法があるよと言って次の商品が出てきたりという、そういう流れを期待もいたしているところでございます。コンテスト投票(5月)10日までで、東京アプリで受け付けておりますのでぜひご参加いただいて、これが一番良さそう。もしくは使ってみたとかですね、色んな反応をそこの場で受け止めさせていただきたいと思います。また今日から新宿(駅)の西口広場そして、八王子のオクトーレ、こちらの方で実際商品も展示しておりますので投票の際の参考にしていただきたいとこのように思います。
【記者】ありがとうございました。幹事社からは以上です。では質問のある方は挙手の上、知事からの指名があってから、社名、氏名を名乗ってご質問ください。よろしくお願いいたします。
【知事】MXさん。
【記者】ありがとうございますTOKYO MXの山田清太朗です。2点伺います。1点目東京きらぼしフィナンシャルグループに関してなんですがこちらが東京都が出資をしてきた400億円分の公的資金を前倒して、年内にも返済する方向で検討していまして今日の取締役会で諮られるということなんですが、こちらに対して知事の受け止めを伺いたいです。
【知事】そのような報道がありましたことを承知をいたしております。きらぼしフィナンシャルグループの方では経営戦略上の資本政策について様々な選択肢を含めて検討されておられるということで今日の取締役会に付議するという予定ということは聞いております。都としてそれ注視していきたいと思います。
【記者】ありがとうございます。もう一点なんですが日本財団が助成するNPO法人のフローレンスによる渋谷区の保育所事業で先月発表された内容で不適切な助成金の取り扱いがあり、過大に助成金を受け取っていたとして自主返納されたという発表がありました。東京都もですね、こちらのフローレンスに対しては様々な事業で助成をしてきていると伺っているんですけども、今回の不適切な助成金の受給に対する受け止めですとか都として調査などの対応を取られるお考えがあるか伺いたいです。
【知事】それについてはよく、今手元にございませんので、担当の方に聞いてください。
【記者】わかりました。ありがとうございます。
【知事】東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です2点お願いします。一点目の都立公園で相次いでいる倒木について伺います。先週の会見で樹木の一斉点検の結果の速報を知事の方から発表されましたがその後もこの大型連休中に杉並区の善福寺公園で倒木がありました。都立公園は歴史がある公園も多くて、老木も少なくないということで点検ではなかなか倒木を防ぎきれないという声もあります。先週知事、スピード感を持って順次植え替えなど措置を進めると発言されましたけれども、さらに予算や人を当てた対応とかですね、抜本的な対策というものを考えていらっしゃるか、その点、お願いします。
【知事】都立公園で特に人が通るようなところ、本数にすれば、何百万本ということかと思いますけれども人に当たってそして、この事故に繋がるようなことのないように、色々それぞれの地点などもしぼりながら、またAIによる判断なども行いながら進めていくということでございます。
【記者】2点目なんですけれども、江戸文化の発信について伺います。先日3日に知事が歌舞伎俳優の市川團十郎さんと面会されました。江戸東京博物館もリニューアルしましたし、今後、江戸文化の発信により力を入れられるのかなと思うんですけれども、團十郎さんの方に具体的にどのような連携や発信などお願いされたのか、また今後の方向性とか知事のお考えがあればお願いします。
【知事】團十郎さんはやっぱり素敵でしたね。そして歌舞伎という文化はですね、本当に江戸のまさにカルチャーであり、例えば衣装一つひとつとってもですね、とても江戸時代の文化そのものを伝えてくれている。そしてまた、当時の人々の思いであるとか。その流りであったり、そういったこともわかりやすく伝えてくれるという文化だと思います。これから先ほど映画の人材を育てるということも申し上げましたけれども、やはり文化というのは、この育つような環境、厳しいときには、またそれで文化が出る場合もありますけれども、東京都として文化をですね、大切なコンテンツだとして、これからも歌舞伎をはじめとする文化には力を、文化を進めていく守っていくということでは力を入れていきたいと思っております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】日テレさん、どうぞ。
【記者】日本テレビ内藤です、よろしくお願いします。既にちょっとコメントいただいてるんですけれども、2028年のロサンゼルス五輪でのアーバンスポーツなどの予選のオリンピックQシリーズの開催地が東京に決まったことを受けてですね、東京都ではデフリンピックなど大きな国際大会続いていますが東京都で開催するからこそ利点だったり期待することを改めてお願いいたします。
【知事】早いですね。次、ロサンゼルス2028年ということであっと言う間に控えているということでそれを前に、わかりやすく言えば予選ですが、これをOQS、オリンピックQシリーズという名称のもとで進めるということで今回東京都も選ばれたということです。LA2028大会を目指すトップアスリートの挑戦、皆さんにも間近で応援していただくそういう状況になるかと思いますし、貴重な機会だと思います。子供たちに大変、夢と希望をもたらすことを期待しております。代々木・渋谷エリアで開催されますことからユースカルチャー始め、東京の魅力を世界に発信する機会にもなると思って期待をいたしているところでございます。アーバンスポーツ日本も強いですし。子供たちにもっていうけど実際のアスリートがまだうんと若い子ですよね。本当にそれはこれから日本の得意スポーツとしてそれを東京の場において、LAに向けての競技が行われることを大変楽しみにしております。共同さん。
【記者】共同通信の若松です。2点お願いします。一点目なんですけども、国と都の協議会の関係で、通常6月に出る政府の骨太の方針決定も近づいて来ていると思います。協議会での国と都の政策のすり合わせなど、その議論の反映がそこにあると望ましいかなと思うんですけども、また1回終わった後、第2回もあると思うんですが、どのような内容っていうのを国と都の協議会の中で、この第2回、次の回で想定されているか、骨太の方針への反映等の期待も含めてお伺いできますでしょうか。
【知事】そうですね、これから国とも詰めていきたいと思っております。いま世界がこれだけ激動しております。産業もまた新たなAIの競い合いがあったり、本当に今、国際情勢も産業によってですね覇権の構図が変わったりというところで、そこでいかにパイを広げていくかを議論すべきではないかと、このように思います。そしてまたそれについては高市総理もそのようなお考えであるというふうに私も受け取っております。これから詰めることになろうかと思っております。
【記者】わかりました。ありがとうございます。もう一点、別件なんですけども。昨日大阪市の横山市長が、いわゆる大阪都構想で、制度設計を担う法定協の設置議案の提出の日程を明らかにされました。住民投票で既に2回ですかね、否定されている内容を改めてやろうという内容ですけども、こうした手法含めて今の知事のこの大阪の都構想へのお考えをお聞かせ願いますか。
【知事】よく内容も承知しておりません。
【記者】ありがとうございます。
【知事】日経さん。
【記者】日経新聞の安部です。先ほどのMXさんの質問に関連してですね、まだきらぼし銀行の発表前なので直接コメントしづらいとは思うですが、都の中小企業振興のあり方についてですね、伺います。元々ですね新銀行東京ですね。その当時その貸し渋りに合う中小企業。特にその技術力のある中小企業にいかに資金を供給するかというところが理念であったと思うんですが、この直接都が、銀行業に乗り出すというアプローチをとって結果的に失敗したということだと思うんですが、このですね、小池知事の就任前のお話ではありますけれども、その都が銀行業に直接乗り出すということがどうだったのかということと、今後の中小企業の支援育成ですね、スタートアップも含めてですねどういうふうに取り組まれていくかこの辺のお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
【知事】これから色々発表されることだと思います。お尋ねは中小企業支援について銀行という金融を生かすことの是非かと思います。都もですね、銀行作るということで色々苦労した、また逆に経験も積んだ都の職員もたくさんいます。一方でどうやって中小企業をですね、この東京も大企業が集積しているところではある、一方でそれを支える中小企業があまたあるわけでございます。一方で、その企業の産業の転換についていけるかどうか、DXが進められるかどうか、そして今や、生成AIがですね、人にとって変わるとか、それから様々な匠の技術が3Dによって取り替えられてしまうとか、色々その成長といいましょうか、産業の変革に伴って様々な痛みやまたそこから生まれる新しい技術とかがあるわけで、DXなどについては小さな企業でよくその方法がわからないところには専門の人を送って、そこでサポートするとかですね、業種によって、またそれから守るべきその匠の技術などをどう守っていくのかなど、それぞれに応じたオーダーメイド的なところもあるかと思います。それだけによく企業、そしてまた、それに関係する様々な金融の支援方法もございますので、それらを駆使しながら東京の経済の担い手の皆さんをサポートするということだというふうに思っております。朝日さん。
【記者】朝日新聞の山岸と申します。記者会見の冒頭で中小企業支援やはしかの具体的な対策の検討を指示したとおっしゃいましたけれども、これはこの5月・6月のこの補正予算を組まれる予定ということでよろしいでしょうか。そうであるなら、もし今現時点で規模感など念頭に置いてるものがあれば教えていただければと思います。
【知事】はい先ほど申し上げましたようにですね、中東情勢、そしてこれはもうエネルギー、石油化学製品、それに絡んでの産業、非常に幅広いところもあります。中東情勢それらを含めて中東情勢に加えてですね、はしかの流行が現実にあるわけで麻しんなどの課題に一刻も早く対処すると。そしてまた迅速に取組を行うということから、必要があればですが、補正予算の編成を含めてこれから検討を進めていくという考えです。
※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。
(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)