東京都公立大学法人の業務実績評価の報告

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令和5年(2023年)9月14日(木曜日)、小池知事は、東京都公立大学法人の令和4年度業務実績評価について、東京都地方独立行政法人評価委員会(知事の附属機関)の大野高裕委員長(早稲田大学理工学術院創造理工学部教授)から報告を受けました。
報告を受けた小池知事は、「業務実績評価をしていただいた委員の皆様に感謝申し上げる。今、日本の大学のあり方が問われている。国際的な活動の少なさ、論文数の減少は憂うべき状況。その中で、大学の名称を大胆に『東京都立大学』に変え、産技大(東京都立産業技術大学院大学)の機能も効率化した。高専についても、工学系、工業系の科目は、今、産業そのものが変わっているので、それに関連した教え手の確保という根本的な問題にもつながっている。まさに今、何を教えるべきか、どういう人を育てていく必要があるかという問題がある。第7代東京市長の後藤新平の名言に、『金を残して死ぬのは下だ、仕事を残して死ぬのは中だ、人を残して死ぬのは上だ』というものがある。この大都市東京も、『人』によって支えられ、『人』によって成長し、『人』によって持続していく。このことを、評価をいただいた各機関には、心に命じながら進めていくよう都としてもしっかりサポートする。これからも『人づくり』の本拠地として事業を実施していく。」と述べました。

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