表敬訪問（シェリー・マデーラ CDP最高経営責任者）

令和7年（2025年）6月5日（木曜日）、国際的な環境非営利団体CDPのシェリー・マデーラ最高経営責任者が小池知事を表敬訪問しました。この表敬訪問は、気候変動の取組とその開示について優れた自治体として、都が「CDPシティAリスト（最高評価）」に4年連続で選出されたことに伴い、マデーラ氏から賛辞を呈するとともに、気候変動対策の推進に係る意見交換を目的として行われました。なお、都は、昨年に続き、日本で唯一のAリスト自治体となっています。
小池知事は、「世界は気候危機に直面しており、脱炭素化は急務。自治体は最前線に立っており、最も影響を受ける。また、都民・国民・市民の命と健康、財産を守るのは大変重要。2050年のゼロエミ達成に向け、2035年までにGHG（温室効果ガス）を2000年比60％以上削減する新しい目標を掲げている。そのためにも、日本発の次世代型ソーラーセルや伊豆諸島沖でのGW級の浮体式洋上風力発電など、実効性ある計画、施策を推進していく。9月には世界陸上、11月にはデフリンピックを開催することにしており、全てエコでコンパクトな大会にする。CDPシティへの参加、日本支部との協力を継続し、あらゆる取組を戦略的に進める。そして、世界のモデルとなる脱炭素都市を目指す。」と述べました。
マデーラ氏は、「Aリストのステータス取得おめでとうございます。CDPのAリスト取得は大変難しく、東京都は4年連続で達成。日本で唯一のAリスト都市である東京は、この地域のリーダー。また、小池知事は常にイノベーションの方法を考えていることを知っている。今後もより良いパートナーシップをお願いしたい。」と述べました。