小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年7月3日)
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知事記者会見
2026年7月3日(金曜)
14時00分~14時45分
知事冒頭発言
1 女性活躍推進の取組
【知事】それでは今日の定例記者会見を始めさせていただくにおいて、今日は私の方から6件、お伝えいたします。まず7月に入りました。今月1日から女性活躍推進条例が施行されております。働く場で女性の個性また能力が発揮できる、そのような環境を整備するには、やはりまず事業者の主体的な取組が欠かせません。先日も条例の施行に先立ちまして、経営者の皆さんと意見交換を行いました。女性活躍の具体的な取組、業績の向上につなげた例などを伺ったところでございます。こうした取組を広く知らせて、企業における気運を高めていく。そして、意識と行動の変容につなげてまいります。そのことが重要でございます。今回は事業者の皆さんが働きやすい職場づくりに取り組むきっかけとなりますように、時短勤務や育業などの事例、またその効果をわかりやすく紹介する動画を作成いたしました。今日はそのダイジェスト版からご覧いただきたいと思います。どうぞ。
(動画放映)
はい、ということで、育業などについても、盛り込んだ動画となっております。今の動画についてはSNSや駅の構内のデジタルサイネージなどで広く発信してまいります。また本編もございまして、こちらは条例の特設サイトを設けております。またYouTubeでもご覧いただけます。ぜひ見ていただきたいと思います。あわせまして、それぞれの会社の状況に応じて「何から取り組めばいいんですか」ということを確認できますようにパンフレットを作成いたしました。このパンフレットでは現状、まず自らを知るということで現状把握、それから課題の整理、取組の進め方などわかりやすく紹介をいたしております。より詳しい内容事例につきましては、特設サイトの方で指針、取組事例などをご覧いただければと思います。今後は、松本女性活躍推進監が先頭に立って、情報発信をして「女性活躍の輪」をさらに広げていくそのリード役を務めてもらいます。担当は産業労働局となっております。これが一点目です。
(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「女性活躍推進条例 Kick Off 都知事と企業経営者等との意見交換」については、こちらをご覧ください。)
(「女性活躍推進条例にかかる指針・事例集の策定及び相談窓口の開設」は、こちらをご覧ください。)
2 暑さ対策
【知事】それから次は、本当に暑いですね。ヨーロッパなどは40度超え。ニューヨーク、ワシントン、もう36度とか39度とかえらいことなってます。そういう暑い日が、今日はまだ涼しいっていうか梅雨ですけれどもね。この後ですね。先月は、比較的こうやって気温の低い日が続いて7月に入ったわけですけれども梅雨明け後ですが、これが心しておかなければならない。平年を上回る暑さが予想されております。体が暑さに慣れていない時期に急に気温ががんと上がりますと、熱中症のリスクが高まるのはご存知の通りです。去年も今頃言ってましたね。「暑熱順化」、今のうちから軽い運動をしたり、入浴、ちょっと伸ばしていただいてね、長い間入ってもらって、汗をかいて体を暑さに慣らすということで、「暑熱順化」に取り組んでいただきたいと思います。あわせまして、エアコンの点検や掃除、清掃などもぜひ夏の本番に向けた備えとして、今、進めていただきたいと思います。特に野外で働く方々ですが、厳しい暑さにさらされる機会が多い。よって、十分な注意が必要となります。そこで都におきましては、働く人の暑さ対策、わかりやすく紹介しております。こちらも動画として作っております。ご覧いただきます。
(動画放映)
はい、今ご覧いただきましたように屋外での作業、また外出の際にはクールベストとか、日傘などを活用して、ぜひ体感温度を下げていただく。その工夫をしていただきたいと思います。また、ポロシャツ・ハーフパンツなど涼しい服装も積極的に取り入れていただく。「働く環境」「装う環境」をクールにするということで、東京クールビズ、この東京クールビズアクションで夏を安全、そして快適に乗り切っていただきたいと思います。環境局が担当いたしております。
東京動画ロゴ(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「東京クールビズ「暑さ対策アクション動画」 働き方・装いをクールに篇」は、こちらをご覧ください。)
3 防災に関する取組
【知事】次が、今度は防災でございます。午前中、防災訓練を行いました。東京都江戸川区、東京都と江戸川区の合同総合防災訓練についてお知らせをいたします。都民の皆さんには、防災への理解を深めて、そしていざといったときのそのときの行動を確認していただくために、今日から3日間、大規模風水害を想定しました訓練を江戸川区と合同で実施をいたしております。先ほどのように「災害対策本部運営訓練」、こちらにも私も参加しまして、江戸川区長とテレビ会議などを行いました。明日4日ですけれども大規模な被害の発生が見込まれる場合に、あらかじめ他の地域へ避難する「広域避難訓練」をはじめて実施をいたします。そして、5日の日、この3日間ですので、3、4、5。5日の日ですけれども、江戸川区の平井運動公園におきまして関係の機関と連携した救出救助訓練、防災船とボートを活用いたしました在宅避難者などへの物資の輸送訓練を行います。会場におきましては、風水害時のあの状況をリアルに体験できるVRの防災体験など、防災を身近に学べる企画も用意をしております。ぜひ多くの皆さんに足を運んでいただきたいと思います。同じく避難、防災関係ですけれども「在宅避難キャンペーン」についてでございます。誰もが安全安心に在宅避難ができますように、今日からキャンペーンを通じて、都民の皆さんに実践していただく取組をPRしていくということで、ご覧いただいてますように、今回は、「かんがえよう!おうちでひなん」というロゴを作成しました。防サイくんですね。このキャンペーンでは、「燃えない」、「倒れない」、「困らない」この三つを柱にしまして、在宅避難に向けた備えを呼びかけてまいります。燃えない訓練、燃えないという取組においては地震で電気火災を防ぐ「グラぴたスイッチ」これを設置をするなど出火防止対策に万全を期していただきたいと。倒れない取組につきましては、家具類に転倒・落下・移動防止器具を取り付けるなど、室内の安全対策をお進めください。それから三つ目の「困らない」ですけれども、この困らない取組では、食料、生活必需品などの備蓄ですね。それと、町会、自治会など地域で支え合う意識も大切にしていただきたいと思います。今後キャンペーン動画の配信などを通じて都民の皆さんにはわかりやすく発信をしてまいります。在宅避難について知っていただいて、ご自身と大切な人を守るため、日頃からの備えを進めていただきたいです。よろしくお願いします。総務局の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「在宅避難キャンペーンの実施について」は、こちらをご覧ください。)
(「「感震ブレーカー」のネーミング決定!」は、こちらをご覧ください。)
(「令和8年度 東京都・江戸川区合同総合防災訓練の実施」は、こちらをご覧ください。)
4 「無電柱化の日」フォトコンテスト
【知事】続いて、無電柱化であります。無電柱化の取組についてのお知らせ。都は先月末に都民の皆様方からご意見も参考にしまして、「東京都無電柱化計画」を改定いたしました。「電柱を減らす」、「増やさない」、「コストを減らす」この3原則のもとで取組を一層進めてまいります。無電柱化ですけれども、災害時の道路を塞いでしまうということで、消防車・救急車通れなくなります。そうやって誰もが歩きやすい空間を確保する。また、美しい街並みを作っていく。そしてさらにはそれが東京の強靭化にもつながるという様々な効果があります。その効果をぜひ多くの皆さんに実感していただく、そのために、11月10日は無電柱化の日となっておりまして、この日に合わせて今年も、フォトコンテストを開催いたします。11月10日というのは、111が最初3本並んで、電柱をゼロにしようということで、そういう目標のもとでみんなで頑張っていくいうことであります。今回はこれまでの「電柱がなければ“もっとよくなる”風景」というお題と、「無電柱化したから“こんなにいい”風景」というお題。新たにここに二つの題に加えまして、「無電柱化したい・してよかった“島”の風景」、これを加えまして合計で三つになります。島の無電柱化っていうのは台風が来るたびにね、電線の上に木が倒れたりして島全体が停電してしまうようなケースはこれまでも何度か経験しております。よって島の無電柱化というのはまさに強靭化につながっていくわけです。これら三つのテーマで募集をいたしまして、入賞された方には、副賞として島を始めとした都の特産品を進呈いたします。募集ですけれども今日から始めまして、10月の1日までの募集といたします。電柱がなくなればもっと良くなる風景、電柱がなくなったからこそ見えてきた風景、街の変化、可能性が伝わる写真、ぜひお寄せいただきたいと思います。建設局で、取り組んでおります。よろしくお願いします。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「「第6回『無電柱化の日』フォトコンテスト」応募作品の募集開始」は、こちらをご覧ください。)
(「「東京都無電柱化計画」の改定」は、こちらをご覧ください。)
(「「東京港無電柱化整備計画(令和8年度~令和12年度)」の改定について」は、こちらをご覧ください。)
5 女子中高生向けオフィスツアー
【知事】続きまして女子中高生向けのオフィスツアーについてのお知らせでございます。いわゆるSTEM分野にもっと女性が活躍をということで、科学技術などのSTEM分野、こちらで活躍する女性を、まだ十分に多いとは言えない状況ですので都として女子中高生の皆さんに知ってもらう。この取組を行っております。こうした分野を将来の進路の選択の一つとして考えていただけるように、企業など現場を訪問するオフィスツアーを実施いたしております。ツアーでは、最新技術を体験したり、またワークショップへの参加、そしてSTEM分野で実際に活躍する社員の皆さんとの座談会を通じて進路選択の幅を広げる機会を提供いたします。昨年度、行ったところ、参加者のアンケートでは95%以上の方から「将来の進路を考える参考になった」との回答がありまして、大変好評をいただいております。また既に募集を締め切りました今年度の第1弾ですが、定員約780名なんですが、そこに、5800件、優に7倍を超えるご応募いただいてとても関心が高いというのはわかります。今回が第2弾となります。対象は、建設、食品、金融など、多くの企業になるわけですが、その企業の方々にご協力をいただきまして、第1弾を上回る規模での参加者の募集となっております。応募締め切りは7月の21日の正午になりますので、お早めに申し込んでいただきたい。詳細については特設のサイトがありますので、そちらをご覧ください。ぜひ多くの女子中高生の皆さんにこの機会を捉えてですね、活用していただいて、将来の進路の選択肢に加えていただきたい。また進んでいくこともぜひ考えていただきたいと思います。生活文化局が担当しております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「STEM分野の職場を見学「女子中高生向けオフィスツアー」第二弾 参加者募集開始」は、こちらをご覧ください。)
6 「TOKYO 八結び」結婚応援キャンペーン
【知事】最後の項目ですけれども「TOKYO 八結び」結婚応援キャンペーンについてであります。初めに令和8年8月8日、8が三つ並んでいますので、「はちみつ」と呼んでいますが、「はちみつ結びの日」のキャンペーンであります。港区の麻布台ヒルズで「TOKYO結婚おうえんフェスタ」を開催いたします。当日は婚活アドバイザーによりますセミナー、また模擬結婚相談、パーソナルカラー診断、何色が似合うかとかね、デートの時なんかのね、など、結婚また婚活に役立つ企画をたくさん用意いたしております。また皆さんから寄せられました結婚応援企画ですけれども、「TOKYO 八結びムーブメントプロジェクト」、こちらも表彰させていただきます。一部のコンテンツは事前申込制でこちらも大人気でございますので、今日から7月28日までの受付、ぜひ多くの方々ご応募いただいてご来場いただきたいと思います。これまでも、この婚活応援のイベントで結婚相談所のカリスマの人などをお招きしますとですね、もうほぼ当日のドタキャンが出ないという、それだけみんな熱心に来られるんですね。すごいですよね。というそのような企画もしっかりと作っておりますので、ご希望「叶えたい」を支えたいですから、希望する方々の「叶え」を支えていきたい。そしてこの日ですけれども888のはちみつですが、この日は都内各所で様々な取組を展開いたします。ご協力いただいた区市町村では婚姻届を提出された方に、私からのメッセージカードをプレゼントいたします。そして「八結び」フォトフレームですね。ご覧いただいて、これか。一番左ですね。このフォトフレームで記念撮影ができるようにいたします。それから、お台場の東京アクアシンフォニーでは、また、レインボーブリッジもそうですけども、八結びのイメージカラーでライトアップをすることといたしております。加えて民間企業、また地域のイベントとも連携しまして、婚活関連のイベントを開催いたします。区市町村、また民間企業、地域の皆さんと一緒に東京全体をこのはちみつ結びで結んでいきたいと思っています。続いて、「ふたりの結婚報告キャンペーン」でありますけれども、キャンペーンの対象は、8月8日に結婚されたカップル、そして令和8年中に応募条件に合った式場などで挙式をされたカップルとなっています。ぜひ、幸せなご様子、SNSに投稿いただいた方の中から抽選をいたしまして8000組に東京ポイント8888ポイントを進呈いたします。投稿を通じまして、喜びを分かち合って結婚、身近に感じていただく機会としたいと思います。同じく八結び最後にお伝えするのが山梨県との連携でございます。「TOKYO 八結び」のロゴですね。前ご紹介したのが、愛知の場合でしたけれども、今度は山梨との連携で、山梨八結びといたしまして、山梨県にもご活用いただきます。さらにそれぞれのイベントで長崎知事と私がビデオレターを交わしまして、都・県を超えまして取組を広げてまいります。今後も自治体、また民間企業など多くの皆さんとともに、八結びの取組を、東京から社会全体へ広げていきたいと考えております。こちら、生活文化局の担当となっております。以上、私の方からお伝えしました。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「令和八年 結婚おうえんキャンペーン「TOKYO 八結び」第7回」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございます。幹事社のTOKYO MXの山田清太朗と申します。幹事社から2問伺います。まず一点目が女性活躍推進条例、冒頭にもありましたが今月1日に施行されました。改めて条例に込めた思いと、東京どのような社会にしていきたいのか知事のお考えを伺いたいと思います。
【知事】はい。もう何度も申し上げておりますけれども、社会の半分はざっくり女性ということでございまして、女性の力を生かさないともったいないということはずっと言い続けております。これこそがですね、成長戦略というんだったらそこの一番の土台ではないかと思うんですよね。こうした考え方などを形にしたのが今回の条例で、いよいよ施行ということでございます。様々な現場で女性の活躍が進むように広く意識の浸透を図っていきますし、意識だけじゃなくて現実に女性を雇用し、そして一方で子育てがかかってくるときにはどうバックアップして、どうしてこうしてということなどを詳細にこのパンフレットもそうですし、いろいろな事業例で実際にお示しをする。もちろんこの間も女性経営者の皆さんにお越しいただきましたけれども、それによってむしろですね、企業の業績が上がったり、それぞれそこで働く女性の方のみならず、男性の方々のモチベーションも上がるなどですね、このまま昭和を引きずっていっても成長しないですよ。ここはゲームチェンジしましょう。ということで具体的に変えていこうということです。ぜひそれぞれで、それを進めていただきたい。
【記者】ありがとうございます。もう一点、昨日のですね、知事と大学との定例懇談会でもですね23区の大学定員規制についても話題となってました。これに関連してなんですが、今月政府も骨太の方針を取りまとめる予定で、いわゆる東京一極集中ですとか偏在是正、大学の定員規制なども含めてですね、今後国との協議会、こちらにどのように臨んでいくのか知事のお考えを伺いたいです。お願いします。
【知事】東京が悪いんだっていうふうにしてると、他の人楽なんですね。全てその責任にしておいた方が、これまでやってきた地方自治の政策の誤りとかですね、地方交付金の効果がですね、表れていないとかですね、いや東京が悪いんだって言っとけばそれで終わりっていうのは、これはまた昭和じゃなくて、昭和・平成・令和の中で政策として大きな進歩につながっていないというふうに思います。23区の大学の定員規制などは、その最たるものの一つだと思います。昨日、都内の大学の学長さん始めとする方々にお越しいただいて、現実にですね、大学、国公立もそうですけれども、私立もやはりどうやって経営をして、どういう魅力的な大学にするかっていうことはですね、大学にとってもとても重要な根幹的な部分でありまして、そこを東京にあるから、23区内にあるからということで、それを縛ってしまうことによる機会の損失とか、それを本来求めている学生さんにその選択肢を提供できなくなるとか、これだけ産業が変わっていて、新しい学部を設けるのに制約ができたりというのは、結局、国力のですねっていうか国の成長のですね、この可能性に蓋をするような話ではないかとかねがね思っております。今回10年ぶりの見直しというところなんですけれども、この見直しというのはまず、これまでどういう効果があったんですかとかですね、そういったことは昨日それぞれ現場の切実な声も聞いておりますので、ぜひ、この議論のときも東京の大学の皆さんとともに、この規制のおかしさなどについても声を上げていきたいと思います。今後も東京ひいては日本全体の発展に向けて、そして人材、人を育てるという意味で、この規制についても、また東京がですね、全て悪いんだみたいな論調ですね。その問題点などについて国とともに議論を進めていきたいとこのように思っております。
【記者】ありがとうございます。幹事社からの質問は以上です。質問がある社は挙手の上、知事の指名があってから社名、氏名を名乗って質問してください。よろしくお願いします。
【知事】共同通信さん、どうぞ。
【記者】共同通信の若松です。知事、お願いします。今少しお話もありましたけど、地方税財政の関係、何点かお伺いいたします。6月30日に示された政府の骨太方針原案では、地方税財政に関して与党税制改正大綱に沿って、偏在性の小さい地方税体系の構築に向けた具体的な取組を講ずるとの記載がありました。今知事が東京を悪者にすればいいというふうにおっしゃったり他の場でもそうですけども、知事の発信を始めとして、ずっと東京都として様々な働きかけをされていると思います。今回の原案の表現ぶりを踏まえて、現段階で東京都としての発信だったり主張の手応え、今どうお考えか教えてください。
【知事】やはり世界がこれだけ大きく動いている中で、今後どう、国がまたその国の形を示す税制ですね。それをどう示すかというのは大きなポイントだと思います。先ほどの10年前に組んだこの大学の定員規制もそうですけれども、一旦誤った形でそれが行われてしまうと、どのような効果でそのいびつな形を引きずるのかという意味でも極めて大きく、この問題は間違えないようにしていただきたいというふうに思っております。これだけ財政的にも厳しい中でおいて、それをいかに有効に活用するのかという点でですね、きちんと戦略と戦術を組んでいくということは何よりも重要だと思いますので、東京都としてしっかりこれまでの成長、東京の強みの部分とそしてまた、共存共生(正しくは、共存共栄)でやってきた、例えばDXなどについては一緒にやっていこうというそういう動きもございます。お互いに生かしていくことが、全体としての成長につながっていくと思っておりますので、都としての正論をしっかりはいていきたいと思っております。
【記者】そこにもう一点ちょっと絡めてなんですけども、同じ6月30日の知事会の地方財政常任委員会では、愛知県の知事から税収全体のパイを拡大させることが重要だと、知事が普段おっしゃってるような、同調するような発言があったと聞いています。以前は山梨県知事からも同様の都に寄り添ったような発言あったと思うんですけれども、こうした地方の知事から東京の立場を理解するような発言が少し増えてるかなとは思うんですが、この背景、知事今どうお考えですか。
【知事】いやそれは現実や先を見通せば、当然そういう理解になるのではないかと思います。そういったことをきちんとですね、考えることが、それぞれの地域の発展にもつながるというふうに私は思いますので、この広がりについては当然増えていくということを期待しております。
【記者】ありがとうございます。最後にもう一点だけ。この地方税財政の見直すべきだということに関して、都と国の協議会、議論、テーブルになってると思いますが、第1回以降、まだ第2回は開かれてないと思います。年末の税調のスケジュールを考えると、残された時間もそんなに多くないのかなというふうに感じるんですけども、知事はこの協議会を含めて、高市総理と都のトップ同士のコミュニケーションというのは非常に重視されていると思いますが、今後の国との協議において、総理との関係性、協議の進め方、今どうお考えか教えてください。
【知事】今回のこの国との協議会は元々高市総理の方からもご提案いただいたものでございます。また高市総理とは様々な分野でも共通の意識を持ちそしてそれを実行していこうという点では今も連携が取れております。日テレさん。
【記者】日本テレビの栁原です。知事よろしくお願いします。昨日、都では手足口病の患者数が2年ぶりに警報基準を超えたとの発表がありました。今後夏休みを迎え、子供たちが集まる機会も増え感染拡大も懸念されます。都として、保護者や教育、保育現場に対し、今後どのような対策を講じていくお考えでしょうか。知事の受け止めを教えてください。
【知事】ご質問にありますようにですね、この手足口病。子供中心に夏に流行する感染症ですけれども、今年もですね、警報基準に届いてしまったということでございます。多くは軽症で済む場合があるんですけれども、中には重症化するということで、お気をつけいただきたいと思います。この感染の性質として、咳・くしゃみなどによる飛沫感染、またウイルスがついた手で口や目に触れることによっての感染ということで、一方でアルコールの消毒が効かない。よってよく手を洗う。そして石鹸でこまめに手を洗うということや、また自分専用のタオルをですね、使用していただくという、とても基本的ではありますけれども、あの心がけ、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭ではこういったことに心がけていただきたいと思います。
【記者】ありがとうございます。
【知事】時事通信さん。
【記者】時事通信の平野といいます。都の計画が改定されたタイミングということもあり、無電柱化についてお伺いします。先ほど冒頭発言では意義などありましたが、知事は国会議員の頃から取り組んでこられて、改めてちょっと思いというのをお伺いしたいというのが一点と、実際都知事になってから、あの10年間取り組んでこられて特に課題として考えている部分がどういったところかということと、あと、もし国にさらに支援というか、どういうことを全国に広げるにあたってはどんな支援が全国の自治体などにとって重要かっていうところをお願いします。
【知事】クールビズもそうなんですけれども、日常の風景ってみんな見慣れているので、そこに何か変化をもたらすっていうのは、ちょっと目線を変えたり、もしくは問題意識を持ったりということがないとですね、なかなか始まらない。私自身はその環境大臣だからこそ始めたんですけれどもクールビズで軽装にしていただくことによって、室温をちょっと上げても皆さんが軽装になることによって体感温度が少し下がりますので、その分はエアコンの室温を上げてもらって、それによってエネルギーの消費を減らしましょうということと、日本のこの繊維産業はですね、いま機能性繊維でかなり世界的にもですね、着れば涼しく着れば暖かいという、これ世界中で流行ってますよね。そういうふうに意識を変えたり、それにこの制度をと言いましょうか、呼びかけですね、制度なくても呼びかけすることによって皆さんの行動や、またそれによるビジネスチャンスが生まれてくるということは、クールビズはもう当たり前になってるので、もう、もはや気づかないかもしれませんが最初のスタートはそういうことで始めました。それが一つと、それから、同じようにですね、日常すぎてみんな気づかないのは電柱だというふうに思っておりまして、阪神大震災を経験している私とすればですね、電柱が倒れることによって、本当に助けが届かないんですね。そういう光景をもう嫌ほど見てきておりますので、やはりこの電柱の対策っていうのは防災面でも、また街並みを綺麗にするという点でも必要だということで、国会議員時代に仲間を集めて法律案を作り、議員立法を準備していた途中で私は知事選に出たので法律案は今まさに、今、国交大臣を務めている金子さんもメンバーの1人で、一緒に進めてきました。知事になってから条例を作ってということでずっと気にかけて、私にとっての日常の風景は、あのときの阪神大震災のときの被害の光景が未だに頭から離れられないということでございます。問題点はコストですね。それをそのコストがかかることによってですね、今、都道は第7、環状7号線から、これがセンターコアエリアをほぼ99%近くできましたので、環状7号線、そこもかなり進んできたので、今度は目標を環状8号線まで広げていくという、そのような段取りを踏んでこの10年間進めてきたわけですが、やはりコストが一番大きな課題であります。ただ、皆さんがですね、うちの前の電柱何とかならないかっていう声が上がればですね、これはより行政だけじゃなくて全体を動かす原動力になります。それで無電柱化のフォトコンテストなどをやって、皆さんがそうだよねっていう気づきからですね、社会全体を動かす流れになればいいというふうに思って始めております。ですから効果とすればこれまでこの東京都内については都道についての既に実績が広がっているという点と、問題点といえば、コストを削減する。島を中心にやっているのも、コスト削減しやすいからですね。ある意味とても強靭にできている、地中化する際もとてもガチっとやります、作りますのでね。よく言われるのは、地震国の日本だから電柱の地中化は難しいんじゃないのって言われるんですが、そもそも電柱は地中化しません。電線を地中化します。ということとかですね、ガス管や水道管などはみんな地中を走ってるわけでそういうふうに言うと皆さん「あ、そうですね」っていう。だからほとんど気づいてない人がまだまだ多いということです。いずれにしましてもビフォーとアフターでこんなに変わりますよっていうのをちゃんとみんなで理解するっていうことが強靭化と防災対策と、そして街の景観をより良くしていくということに繋がっていくのではないかなと、ちょっと長くなってすいません。
【記者】もし国に支援策、国に求める、無電柱化を進める上で国に今も支援策などあると思いますけど、やってほしいことなど、もしあれば。
【知事】いや、国の方でもまさに金子国交大臣もそうでありますけれども、さらに一歩進める政策を取り組んでいただいております。そしてまた、これからまさに予算づけ、予算の編成などが始まってくる中で、無電柱化というまず項目がガチっとあることが重要ですし、それに対しての予算づけとそれから技術革新ですね、こういったことも含めて進めていただければとこのように思っておりますし、そういった情報交換なども常にやらせていただいております。ぜひ時事通信でキャンペーン張りませんか。はい、よろしくお願いします。毎日新聞さん。
【記者】毎日新聞の田中と申します。副首都法案が国会で審議入りされました。まだ成立していませんけれど、この副首都法案について知事の受け止めをお持ちでしたらお聞かせください。
【知事】そうですね、今国会がどうなってるのかよく見えてきておりません。そういう中でどのような流れでどうしていくのか、見ていきたいと思っております。東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です。2点お願いします。墨田区の賛育会病院が昨年3月末からの1年間で身元を病院以外には明かさない、いわゆる内密出産で7人が出産し、あと新生児の匿名預かり、ベビーバスケットに20人の預け入れがあったと昨日公表しました。病院側の会見では、内密出産の制度化や公的支援の拡充への言及もありましたが、知事は内密出産などのあり方についてどうお考えでしょうか。また東京都の江東児童相談所が24時間体制で預け入れられた子供の保護など対応にあたっています。児相の人員の拡充など、都としての支援体制や課題などがあればお願いします。
【知事】お話がありました新生児、匿名での預け入れなどでありますけれども、子供の命を守るという観点から地元区とも連携して対応しているところでございます。ですから、目的というかポイントは子供の命を守るという観点から行っているところです。匿名での預かりに至る前にですね、まずは妊産婦を支援することが重要でございます。そこで都として妊娠相談ほっとラインを設けておりますので、そこに予期しない妊娠への悩みなどはですね、様々相談もあるでしょうからそこにご連絡をいただいて、そして的確な対応、施策をですね、していただければというふうに思います。多分相談できないで結局出産をして、そのときにどうしようかという方々が駆け込まれているんだというふうに思います。やはりそこは命を守る、またときに母体への影響などもございますので、ずっと悩んでいないで、妊娠の相談ほっとラインの方に相談を申し出ていただければと、このように思います。
【記者】2点目なんですけれども、先日の杉並区長選で岸本さとこ区長が再選しました。岸本区長は知事も参加されている女性首長によるびじょんネットワークでご一緒もされていると思いますが、再選への受け止め、それとまだまだ少ない女性首長への期待などあればお願いします。
【知事】選挙結果は有権者の区民の皆さんのご判断でございますが、女性首長とはいえ、最初にこの女性首長の会を始めました頃からもう既に倍になってきてます。私はいつも思うんですけれども、立候補しないと通りませんので、まず立候補するそういう環境とか、仲間作りとか、それをしていく。そしてまた実績を重ねるといったようなことを積み重ねて、普通に、女性の市長さんとか区長さんとかが珍しくなくなっていくぐらいのことの方がいいのではないかなと思っております。産経新聞さん。
【記者】ありがとうございます。産経新聞の中村です。情報のセキュリティに関連してお伺いいたします。陸上自衛隊が保有するUSBメモリでですねマルウェアが検知されるという事案がありまして、国が地方自治体を対象にですね、利用状況の実態調査に乗り出すということになりました。これまでも様々な電子機器につきましてそのマルウェアですとか、あとバックドアの懸念というのが指摘され続けていて、過去にはその官公庁が特定のメーカーを排除したという経緯があったと思います。現状のUSBメモリの取り扱いなども含めまして、情報保全に関する都の現状ですとかの取組についてお聞かせ願います。
【知事】はい。お尋ねのサイバーセキュリティの考え方ですけれどももう極めて重要だと思っております。都として全職員を対象に、サイバーセキュリティのポリシーによってUSBメモリなどの外部記録媒体の利用を原則禁止をいたしております。また業務用の端末から不正にデータが持ち出されないように技術的な対策も講じているところでございます。総務省の調査については適切に対応していきたいと考えております。その前にプラットフォームがみんな海外なんですけれども、この辺のところはやっぱり日本はなんとか大元のところを考えるべきではないかなと、常々思っております。はい、ありがとうございました。
テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。
(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)