小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年7月10日)
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知事記者会見
2026年7月10日(金曜)
14時00分~14時42分
知事冒頭発言
1 ベネズエラの地震による被害への見舞金
【知事】今日はたくさんありますね、7件お伝えしますね。まず地震、ベネズエラの地震に関してでございます。先月25日に南米のベネズエラ北西部、ヤラクイ州を震源としましてマグニチュード7を超える地震が相次いで発生いたしました。この地震によりましては、少なくとも死者が3800人以上、負傷者が1万6000人以上という最新の数字でありますが、甚大な被害が生じております。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りしたい。また被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。被災地の復旧・復興が1日も早く進むことを願っております。東京都はベネズエラ・ボリバル共和国、こちらに対しまして災害見舞金を贈呈することといたしました。首都直下地震、この災害、いつ起きてもおかしくないわけでございまして「備えよ、常に」。この精神のもとで、家具の固定、避難場所、そして避難経路の確認、水、食料の備蓄など、改めてご家族や大切な方とご一緒に考えていただきたいと思います。総務局の担当となっております。それが一点目。
(「ベネズエラ・ボリバル共和国の地震被害に対する災害見舞金の贈呈について」は、こちらをご覧ください。)
2 東京アプリ
【知事】続いて東京アプリの生活応援事業、こちらを対面でサポートするというお知らせでございます。昨年2月にサービスを開始した東京アプリですけれども、累計のダウンロード数が660万を超えました。多くの都民の皆さんにご利用いただいております。現在、東京アプリの操作方法などにつきましては、コールセンターやチャットボットでサポートを行っておりますが、一方で、電話ではなくて、直接相談しながら手続きを進めたいといった声も寄せられております。こうした声を踏まえてスマートフォンの操作に不慣れな方を対象にしまして、東京アプリのダウンロードの仕方、東京ポイントの申請など、対面でご支援をいたします。7月の28日から、ここ都議会の都庁の議会側ですね、都議会の議事堂1階。こちらに都政ギャラリーがございます。そちらで毎週火曜日、水曜日、木曜日、火・水・木、実施をいたします。利用には事前予約を必要といたしまして予約については来週13日の月曜日の9時から専用コールセンターで受け付けてまいります。デジタルサービスのこの恩恵を誰1人取り残すことなくお届けできますように、きめの細かな支援にも力を入れてまいります。デジタルサービス局の担当であります。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「東京アプリ生活応援事業の対面サポートを7月28日(火曜日)開始」は、こちらをご覧ください。)
3 「東京グローバル・パスポート」の募集
【知事】次が海外留学支援です。都独自の海外留学支援、東京グローバル・パスポート、略しまして「グローパス」と呼んでおります。この募集についてのお知らせであります。 未来を担う若者が学生時代から海外で学んで、自らの可能性を広げるということは将来、グローバルな人材として活躍することにもつながっていきます。都では、大学生の皆さんなど海外留学への最初の一歩を後押しいたします。東京グローバル・パスポート、略しまして「グローパス」であります。今回は来年1月以降に短期留学をする方を対象にしまして募集は250名、留学費用については最大90万円を支援いたします。募集ですけれども、7月の24日の金曜日から開始しまして、今日からホームページで募集要項を公表いたしますのでご確認をいただきたい。ぜひ多くの若者に、この「グローパス」を活用いただいて現地での貴重な学び、また体験を通じまして、視野を大きく広げていただきたい。どうぞ、意欲あふれる皆さんのご応募、お待ちをいたしております。子供政策連携室と生活文化局の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「海外留学費用支援「東京グローバル・パスポート」春の短期留学生を7月24日から募集」は、こちらをご覧ください。)
4 夏休み子供向けイベント情報
【知事】4件目ですけれども、夏休みですね、もうすぐ。この夏休みに向けまして、子供たちの体験と学びを応援する情報についてのお知らせでございます。夏休み、もう目の前に近づいてきているわけですけれども、ご家族でお出かけになる機会も増えることと思います。今週は東京でも、もう30度を超える暑さとなっていますし、いよいよ厳しい暑さが続くわけであります。そういう中でも、安全で楽しく、そして様々な体験に触れられる、そんな夏にしていただきたいと思います。そこで都におきましては子供を大切にする社会を目指す「こどもスマイルムーブメント」この取組を毎年進めてまいりました。その一環ですが、こちらもう本当大人気なんですが、夏休みのイベント情報、これを満載いたしました特設ページ、「東京都こどもスマイル大冒険」こちらの方を今日から公開が始まります。このページでは都また区市町村、さらには企業や団体が実施します約900件にのぼる取組を紹介いたします。東京2020大会5周年記念のイベントとか、ヒューマノイドロボットなど最新のテクノロジーに触れられる体験や、また親子で料理教室をしますよとか、子供も大人も楽しめるような多彩なイベントをふんだんに掲載しております。ということで、ぜひご家族でチェックしていただいて、今日はどこ行こうかなと。今度どこ行こうかなと。ただし、熱中症にも十分お気をつけください。子供たちの笑顔あふれる夏のひとときを過ごしていただければと、このように思います。続いて、「東京都こどもホームページ」についてですけれども、このホームページですが、主に小学生を対象にしておりまして、子供たちの声を取り入れながら、毎年アップデートいたしております。今年度の閲覧数はですね、既に1億ページビューを超えています。この調子でいきますと、1日にしますと、大体最大10万人に利用されているということで、多くの皆さんに親しまれるサイトに成長をいたしております。コンテンツですけれども、新たなコンテンツとして、夏休みの学びに役立つ「東京こども自由研究ラボ」を公開いたします。このコンテンツでは楽しく自由研究に取り組めますように興味のある言葉を入力しますと東京とか、そしてまた東京都政に関します約130の研究テーマからAIが関連するものを提案してくれます。また何から始めればいいのかよくわからないなといったような場合にも役立つように、研究の準備、そして進め方、資料のまとめ方なども、わかりやすく掲載をいたしつつ、そのような大変親切なサイトとなっております。この新しいコンテンツを活用いたしまして、遊びも学びも充実した夏休みを過ごしていただきたいと思います。子供政策連携室の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「特設ページ「東京都こどもスマイル大冒険」を公開」は、こちらをご覧ください。)
(「小学生と一緒に作った「東京こども自由研究ラボ」を公開」は、こちらをご覧ください。)
5 フォーミュラE東京大会及び関連イベント
【知事】次はガラリと変わりまして、フォーミュラE東京大会とその関連イベントについてのお知らせでございます。7月の25、26の2日間に、土日ですね、にわたりまして電気自動車のF1ともいわれます「フォーミュラE東京大会」が東京ビッグサイトの周辺で開催をされます。3回目となる今回ですけれども、初めてナイトレース、夜のレースになります。夜の東京を舞台にしまして、世界最高峰のEVレースならではの大迫力を多くの方にお楽しみいただければと思います。当日はビッグサイト東ホールでフォーミュラEの魅力を体験できます「ファンビレッジ」、これを開催しまして、パブリックビューイングも設けてまいります。またレースが終わりました終了後には、実際のコースを歩いてみるというような特別プログラムを実施いたします。また西ホールにおきましては、GX、グリーントランスフォーメーションを身近に感じられる体験型イベント、「TOKYO GX ACTION」を開催いたします。こちらの会場では、最新のGX技術の展示とか次世代モビリティの試乗体験、そしてまた食・ファッションをテーマにしましたワークショップなど、本当に色んなプログラムを用意いたしております。また、「東京油田」を掘り起こすためにご家庭から出る使用済み食用油の回収ブースもそちらに設置をいたします。どうぞ子供さんから大人まで、楽しみながら、GXを学ぶことができますので、ぜひ多くの皆さんにお越しいただければと。そしてまた東京から進める脱炭素の取組に体験、実際に触れていただきたい、このように思います。産業労働局の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「「TOKYO GX ACTION MUSEUM」を開催します!」は、こちらをご覧ください。)
6 レインボーブリッジを舞台としたスポーツイベント
【知事】そして、もう一つ。レインボーブリッジ、これを舞台にしたスポーツイベントに関してのお知らせであります。まず「レインボーライド2026」ですけれども、レインボーブリッジ、そしてまた東京ゲートブリッジなど、普段自転車で走るっていうことがありえない、そのような場所を、6000人の参加者が駆け抜けるイベントです。年々、応募者がどんどん増えてまして、人気が高まっており、5回目となります。今回はですね、11月23日の月曜日祝日となっております。開催いたします。走行距離が色々長いのから、短いのから、複数コース予定、用意しておりますので、サイクリング愛好家の方からご家族連れまで、大変幅広く楽しんでいただけるものと思います。ご参加希望の方は今日から募集が始まります。8月31日まで。ぜひお申し込みいただきたいと思います。それからこのレインボーライドに合わせまして、今年は初めて、今度は走る方ですね、「レインボーブリッジラン2026」を開催いたします。規模として4000人のランナーが東京の景色を楽しみながら、レインボーブリッジは首都高ですね、上が。その下に一般道があります。こちらの一般道を足で走るイベントになっております。こちらの方も今日から募集を始めまして先着順になりますので、どうぞランニングをお楽しみの皆様方には、すぐご応募いただければと思います。ご参加をお待ちしております。このように、大都市において橋を舞台にした自転車イベントとランニングイベントを同時に開催するという取組は、世界的にも類を見ないものとなっております。自転車また、ランニング、ぜひとも、レインボーブリッジを駆け抜ける特別な体験をぜひ多くの皆さんに楽しんでいただきたいと思います。スポーツ推進本部の方で準備いたしております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「「レインボーライド2026」「レインボーブリッジラン2026」参加者募集」は、こちらをご覧ください。)
7 知事と議論する会
【知事】今日の最後のお知らせですけれども、こちらは、高校生と私、知事と議論する会、「知事と議論する会」、このお知らせです。東京都では未来を担う子供や若者の自由な発想、また想像力あふれる提案を都政に生かしていくために「知事と議論する会」こちら毎年開催いたしております。これまで色んなテーマを議論してきましたけれども、起業、スタートアップですね、ゼロエミッション、それから、AI、デジタルなど、様々なテーマについて若者ならではのご提案をいただいてまいりました。私も直接そうやって伺いますのでね、非常に若い皆さんから刺激も受け、そしてまた議論そのものも大変楽しみなところであります。今年度は、「2050年、世界で一番◯◯な都市、東京」これをテーマにいたします。2050年っていうわけですからあと24年後。今高校生の皆さんは、40代ぐらいになるんでしょうか。その頃の東京をイメージしていただいて「世界で〇〇で一番の東京」っていうことをイメージしていただいてお話をいただきたい。11月(正しくは、12月)25日の開催となります。この◯◯にどのような言葉を入れるのか。2050年の東京どんな都市にしていきたいのか、高校生の皆さんならではの自由な発想、ぜひ聞かせていただきたいと思います。当日私と一緒に議論する高校生チームを募集します。今日から9月30日までの募集となります。またこのイベントに合わせまして、今回テーマに関しての若い皆さんからのアイデアも広く募集をいたします。お寄せいただいたご意見については、今どきですから、AIで分析をしまして「知事と議論する会」、またSNSなどでご紹介をして参ります。応募された方には、抽選で東京ポイントをプレゼントいたします。こちらも9月30日までの募集となります。どうぞ皆さんの自由で何事にもとらわれないような、そんな発想、そして豊かな想像力で2050年の東京の未来を一緒に描いていきたいと思います。たくさんのご応募お待ちいたしております。政策企画局の担当となっております。今日はお知らせものが多かったですね。以上でございます。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「知事と議論する会 2050年、世界で1番○○な都市・東京 提案者募集」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございました。幹事社のTOKYO FMの村田睦と申します。幹事社から2問質問させていただきます。まず一点目、ツキノワグマの狩猟解禁とハンターの育成について伺います。今週の火曜日、檜原村の都民の森でクマが出没して男性1人がけがをしました。都は20年ぶりにツキノワグマの狩猟の解禁の方針ですけども、この長期間、狩猟が禁止であったためにハンターの育成が課題かと存じます。ハンターの育成について今後の対策や計画ありましたら知事の方お知らせください。
【知事】はい。狩猟の担い手、このすそ野をどう拡大するかということのお尋ねであります。狩猟の免許試験の実施回数を増やしたり、また東京都猟友会がありますけれども、ここと連携した初心者向けの体系的な講習会も開催をするなど、実際の狩猟ができる方ですね、こういう方を増やしていくという取組であります。またさらに今年度ですけれども、新たにクマの捕獲などを想定しまして、現場で実際に大型獣を捕獲することで、一定の技術力をお持ちのハンターを育成する技術講習を開催をいたします。こうした取組でハンターを計画的に育成をする。また警視庁などの関係者と連携しながら捕獲体制の方も強化してまいります。
【記者】ありがとうございます。もう一点お願いします。ニューヨーク出張について伺います。来週予定されているニューヨークの出張について、去年も同時期にニューヨークなど訪問され、国連のグテーレス事務総長に国連機能の東京への誘致について言及されました。
今回の出張で、アメリカの現地で特にアピールしたいポイントや狙いを教えてください。
【知事】今回のニューヨーク訪問、タイミングとしましたら、ちょうど国連経済社会理事会という、ECOSOCという部門があります。安全保障委員会(正しくは、安全保障理事会)が有名ですけれども。そういった、その他にも色んな委員会があってその内の一つがECOSOCと呼ばれる経済社会理事会でございます。その議長から、ご招待を受けてのニューヨーク行きということで、国連で開く、本部で開かれますハイレベルセグメントの方に出席をいたします。都市が直面する課題に対しまして都知事として、都の先進的な取組を出席の皆さんとまた国連と共有していきたい。また私自身はOECDチャンピオン・メイヤーズでもありますので、都市の声を国際社会に届けるということで都市間連携の重要性を発信してまいりたいと思います。その他、国連だけでなくて東京への投資機会の拡大を目的としましたプロモーションを行ったり、また、投資家の皆さんとの意見交換も行いまして東京の国際競争力、これを高めていきたいと思います。グテーレス事務総長ともお会いをする予定にしておりまして引き続き東京を世界の都市と連携しながら果たすべき役割につきまして、意見交換を行ってまいります。
【記者】ありがとうございます。幹事社からは以上です。質問がある社は挙手の上、知事の指名があってから、社名、氏名を名乗って質問をお願いします。
【知事】東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です。2点お願いします。静岡県の鈴木知事がリニア中央新幹線 静岡工区の着工容認を表明しました。都内でも工事が進められていますが、品川区では区道が隆起したり町田市では地下水が噴出したりして工事が一時中断されて計画の遅れもでています。また地域住民から不安や反対の声もありますけれども、知事は今回の静岡工区の着工容認の受け止めとか、あとリニアそのものに対しての期待感、課題などをどうお考えでしょうか。知事のご見解をお願いします。
【知事】着工を静岡県知事が認められたということについて、報道は承知をいたしております。リニアについては事業者であるJR東海がしっかり関係者と調整するなど早期の開業に向けて取り組んでいかれるというこのように理解しております。
【記者】ありがとうございます。2点目なんですけども太平洋戦争の空襲被害者に一時金を支給する救済法案が8日に国会に提出されました。都内でも東京大空襲などで多くの犠牲者がでています。空襲被害者に対しては、名古屋市や世田谷区が独自の見舞金を設けていて、葛飾区も今後設ける方針です。東京都はこうした見舞金を検討するお考え等ありますでしょうか。知事のお考えをお願いします。
【知事】空襲で被害を受けられた方への補償という件、超党派で議員連盟がスタートするということ。もしくはもう行われてるんでしょうかね、一時金の支給などに関しての法案提出されたということの報道については承知をいたしております。
【記者】東京都として独自の何か見舞金等を検討するお考え等ありますでしょうか。
【知事】空襲に遭われた方々についてはお見舞いを申し上げたいと思います。
【記者】ありがとうございます。
【知事】産経新聞さん。
【記者】ありがとうございます、産経新聞の中村です。クレジット決済代行の全東信の破産の関連でかなりの中小企業が契約をしていて、影響があるだろうと。都内でもそれなりに飲食店などを中心にですね契約先があるようなんですが、国が既に赤沢経済大臣がですね、対応を相談窓口の設置など既に表明されていますけどでも、都でも何かしら対応されるのか、また現状、状況はどのように把握されているのかというところ伺えればと思います。よろしくお願いいたします。
【知事】報道については承知いたしております。中には影響を受けている飲食店の方々もおられると聞いておりまして、このまずは業界団体から会員向けの情報提供などを踏まえた対応している、ということ。それから都の資金繰りに関して、この件だけではありませんけれども窓口を用意し設けております。都の相談窓口、また信用保証協会や日本政策金融公庫などで相談窓口がございますのでそちら、一つ、個々の問題でもあるかと思いますので、それぞれのところでご相談いただければとこのように思います。共同通信さん。
【記者】共同通信の若松です。知事お願いします。二件あるんですが、一つ目は来週開催の鳥取での全国知事会に関してなんですけども、地方税財政の議論、大きな論点になると思うんですけれども、東京都からはこの件に精通した山下副知事が出席されると聞いています。知事会でどのような議論がされるべきというふうにお考えか教えてください。
【知事】活発な議論になるのかと思います。今やはり様々地域で抱えておられる課題、また東京都としても色々な課題がございます。これらについてそれぞれが意見を述べるということで、山下副知事が担当させていただきます。
【記者】税財政という分野に関してはいかがですか。
【知事】これについては地方交付金という制度そのものの歪み、そして効果という点が話し合われるべきではないかと思っております。ビジネスモデルも大きく、この間変わっているということ。かつ、これまでのような形では頑張ったところが報われない。そしてまた東京から召し上げられている、東京が召し上げられている12兆円の効果。一体何があって、どういう効果があるんですかっていうことはこの知事会のみならず、常に問いかけたい。またこのままでは、その東京のパイのこの切り合いをやっていても、国の競争力が強くなるわけではありませんよということは、常々申し上げている通りです。
【記者】今おっしゃった知事の、パイの切り合いじゃなくてパイを大きくするお話。最近、山梨県知事とか愛知県知事から知事に近いようなご発言ありますけども、こうした知事が集まれば、知事会ですけども、この山梨、愛知県知事、都に近い立場を割と発信されてるこの知事に期待する部分っていうのはありますか。
【知事】そうですね、当然のことを発信していただいてるというふうに思いますし、そういう言いたくても言えない人たちもいるんじゃないかと思いますね。はい。
【記者】ありがとうございます。もう一点お願いします。先週もちょっと伺った件で恐縮ですが重複ないように伺います。いわゆる政府の骨太の方針原案が示された中でですね、持続可能な地方行財政の基盤の強化という項目で都市・地方の行財政格差および行政サービスの地域間格差との表現はありました。一方で昨年の骨太にあった東京一極集中というワーディングがなくなってるなというふうに思います。さらに税制改正大綱についても、与党税制改正大綱に沿ってという表現はあるものの、具体的な内容については特に触れない形で原案は書かれていました。先週と重複して恐縮なんですが、これ、都の主張の影響が効果があったようにも見えるんですけども。書きぶり等について、知事の今のお考えを教えてください。
【知事】やはり先ほど申し上げましたように、これまでの流れと違う形でこの成長戦略を打ち出しているものだと思います。よって、これパイの切りあいではなく、組み合わせで全体が広がらないっていうのではなくて、むしろ全体を広げていこうという、そういう想いがその今回まとめられた中に詰まっているのではないかなというふうに思います。でも一方でそろそろ骨太のっていう表現は、もうなんかデフレ時代が続くようなので、ここから変えられた方がいいのかもしれないなと思いますね。カルシウムをいっぱい入れた方がいいんじゃないでしょうか。
【記者】ありがとうございます。
【知事】日テレさん。
【記者】日本テレビの栁原です。知事お願いいたします。熱中症関連について伺います。昨日、東京消防庁管内では、熱中症で32人の救急搬送がされました。このうち既にですね、80代の男女が重篤な症状が出るなど、早くも熱中症の患者が出ている状況です。都でもですね、熱中症対策、様々進められていますが何か知事から注意喚起などメッセージがあればぜひお願いできますでしょうか。
【知事】そうですね。東京都でも推奨しておりますけれども、温度計で温度が上がったときに赤いランプがつくとかですね、そういった表示をする器具なども出ております。そしてまた、エアコンがその自動的に動く、作動するとかですね、そういうイノベーションについてもお知らせをしていきたいと思います。さらにはやはり、なかなかその温度の室温の変化と室温というのは多くの方が室内で亡くなると。大体その外で農作業とかスポーツで熱中症を生じるようにイメージされがちですけれども、実は室内で、屋内で起こっているということ、だからこそそういった温度を知らせたり、エアコンが自動的に作動するとか、そういうイノベーションを有効に生かす。ということが必要だと思っています。そういう啓発をしっかり行ってまいります。またエアコンについてもですね、より性能の良い、エアコンを皆様方にお使いいただくために、ゼロエミポイントなどを活用していただく。
でもつけても使わないと効果になりませんので先ほど申し上げたような、色んなちゃんとノーティス、アラームができるようなそういった工夫をすること。それから水を飲んでいただくことや暑くなったときにはお隣の方などもですね、お隣に住んでおられる方々が大丈夫かなど声を掛け合うとかですね。熱中症は本当に時に死に繋がるときがございますので、ぜひそういう形で災害の一つだという気持ちでですね、皆さんでこの自分の、またご家族を守っていただきたいと思います。
【記者】ありがとうございます。
【知事】朝日新聞さん。
【記者】朝日新聞の寺澤と申します。よろしくお願いいたします。先ほどちょっと共同さんの質問と重なってしまうんですけれども。骨太方針の方から東京一極集中の文字が取れたっていうのは、これはおそらく10年以上ぶりのことであるというかですね、初めて記載されてから10年以上のときを経て初めて取れたっていうところで。これまで東京23区内の大学の定員増規制などですね、東京一極集中の是正策について都としてもかなり強い反論を国に対して言ってきたところだと思います。骨太方針から、東京一極集中の文言が取れたっていうことについて、東京都としてこれ前進と受け止めるのか今後国の政策にどう影響するとみられているのか、その辺りのお考えを聞かせていただけないでしょうか。
【知事】先日IMD国際競争力のランキングで35位から30位に上がったという、少しは改善されたという情報もあります。一方で常に一極集中とかですね、東京の大学が23区に集中していることが問題なんだっていうそれはむしろそこに逃げ込んでいた感があるのではないでしょうか。実際にどうするべきなのかという現実に気がついていただけてるのではないだろうかというふうに思いますし、また今こそパイを増やしていかないと、この国内だけの内向きの議論だけでは、この世界の中での様々な激しい国際競争に打ち勝てない日本、というのはこれではまずいという共通の認識に繋がっているのではないだろうかと、こういうふうに思います。
【記者】わかりました。ありがとうございます。
【知事】MXさん。
【記者】ありがとうございます。東京MXテレビの佐藤です。私からも全国知事会について伺わせてください。2日目に開催されますセッションごとの議論についてなんですけれども、東京都の山下副知事(正しくは、政策企画局渉外担当部長)は、ジェンダー平等に関する議論が行われるセッションに参加されると伺っております。東京都としては今月から女性活躍推進条例の施行などもありますが、都として改めてどういったことをアピールしていきたいか、知事のご見解を伺わせてください。
【知事】まさにご質問にありましたように7月1日から女性活躍推進条例が施行となり、そしてまたそれを進めていくための推進監として松本明子さんに就任していただいております。女性活躍というのは、女性というのから始まりますけれども、結局、その社会全体の話なんですよね。そして東京都でも取り組んできた例えば育休という言葉をやめて「育業」にしていくことによってですね、より男性も女性も、そういう休業、取れるようにしていくとか、まさにエコシステムそのものから変えていこうということを訴えてきております。当然のことだと思いますし、これまで申し上げてきたことを、これからもさらに、声を大きくして申し上げていく必要があるというふうに思っております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】日刊工さん。
【記者】日刊工業新聞の小泉真太郎です。よろしくお願いいたします。東京都と東北大学、そしてあとGovTech 東京で連携して構築する行政特化型国産AIモデルこの件に関して今年度から実証をスタートすると思うんですけども、実務の導入っていうのはいつ頃をめどに考えているのか、あとは他の自治体にもこの国産AIモデルっていうものを、共有展開していくのか、といったところを教えていただきたいです。
【知事】冒頭なんておっしゃいました。
【記者】東京都と東北大学と、あとGovTech東京で連携して進めていく行政特化型国産AIモデルに関して。
【知事】A1のこと。
【記者】A1ではなくて。
【知事】色んな取組やっておりますので、GovTechとそして東京都、東北大学は大変先進的な取組をやっておられる、そことの連携の一つだというふうに思います。今、AIは特にこの行政において、例えば条例や様々な前例などが積み上がっているところで、それをAIに覚え込ませることによって、より作業っていうか都民の皆様方にとっては様々な手続きなども簡単になることで、そして正確さを当然問われる中で、取り組んでいくことは職員にとってもまた都民にとってもプラスになるということで、AIについては特に行政の分野でしっかりと進めていくことだと思います。研究ですからどのような成果が出てくるのか、またお知らせしていきたいと思います。はい。TBSさん。
【記者】よろしくお願いします。TBSの金と申します。昨日ありました結婚応援東京ミーティングの冒頭で、知事は都が主催している結婚応援イベントでこれまでに9万人が参加したと明らかにしてくださいました。改めてこの9万人という数字について知事はどのように受け止めているのか教えてください。
【知事】色んな、これもエコシステムになると思いますけれども、結婚希望される方々で、もっと知りたいとか、そもそも、色んな出会いがあるとかですね、色んなことを期待されてのことだと思います。叶えたいを支えたいで「かなささ」と言っておりますけれども、そういう中で自分に直接関係するような取組について積極的にご参加いただいているのではないかと思います。かつ共通して言えることはご応募されて倍率も高い中で、当日にお越しいただく方のその日に突然来なくなる、いわゆるドタキャン率、これが非常に低いということは、その真剣さを表しているのではないだろうかなというふうに思っています。ぜひこういう流れを確実なものにし、また民間の方々と連携しながら進めていくことによって、色んな切り口でこの皆さんが、参加される皆さんの選択肢が増えるように工夫していきたいと思っています。
【記者】ありがとうございます。
【知事】時事通信さん。
【記者】時事通信の平野です。ニューヨーク出張のことで先ほどグテーレス事務総長と会う予定にしていて、都市と連携しながら果たすべき役割について、意見交換を行うとおっしゃっていたと思うんですけども、特にその場で知事が伝えたいと考えていることがあればお願いします。
【知事】そうですね、東京都として、またOECDのチャンピオン・メイヤーズの会合などで(正しくは「OECDチャンピオン・メイヤーズの議長として」)、昨今このベネズエラの地震もそうですけれども、自然災害が猛威を振るって、そしてまた激甚化し頻発している。これらのことについて最前線で命や健康を守る担い手である都市の役割についてお話をしていきたいというふうに思っています。またそこにはですね様々なこの大臣とか、それからやはり都市の市長さんとか来られますので、良い意見交換をすることによって様々な他の事例などについても学びたいと思っております。はい、ありがとうございました。
※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。
(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)