「未来（あした）への道　1000キロメートル縦断リレー　2016」グランドゴール式

平成28（2016）年8月7日（日曜）、上野恩賜公園において「未来（あした）への道　1000キロメートル縦断リレー　2016」グランドゴール式が行われ、小池知事が出席しました。

このリレーは、東日本大震災からの復興へ向けた取り組み等を発信することで記憶の風化を防ぎ、全国から集まる参加者と被災地の方々の絆を深めるために実施されました。7月24日から8月7日までの15日間で、青森県～岩手県～宮城県～福島県～茨城県～千葉県～東京都の全長1,280キロメートル、163区間をランニングと自転車でつなぎ、約1,400名の方々が参加されました。

最終区間となる上野恩賜公園内のゴール地点では、ゲストランナーと一般ランナー約100名を、知事が笑顔で出迎えました。

グランドゴール式で、最終区間ランナー代表として朝原宣治さん（1000キロメートル縦断リレー・アンバサダー、北京オリンピック陸上競技銅メダリスト）から“未来（あした）へのたすき”を受け取った知事は、「全国から集まった1,400名の方々が、被災地の復興を後押しするという思いのもとで、今日までたすきをつないでこられた。このたすきは、全国と被災地との絆の証と言える。しっかりとその想いを受け止めた」と述べました。また、東京2020大会は「復興五輪」が原点であり、東日本大震災の被災地だけでなく、熊本地震で被災された熊本・大分など、被災された全ての地域の復興が私たちの願いとし、「2020年に向けた取り組みを通じて、被災地の力強い姿を世界中の方々に、これまで以上に伝えていきたい」と挨拶しました。

また、グランドゴール式の終了後、知事は、同じ上野恩賜公園に設置された「東京2020ライブサイトin2016　－リオから東京へ－」の会場を視察し、体感型映像シアターやドライミストを活用した暑さ対策等を体験しました。