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平成29年(2017年)11月16日更新
平成29年(2017年)11月10日(金曜日)、無電柱化の日のイベントとして、「小池知事と語る、東京の無電柱化」が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
冒頭、知事は、無電柱化に関する国の法律が制定され、東京都でも『無電柱化推進条例』ができたとし、「制度面での促進策の準備はできました。これからどうやって技術的、制度的に進めてくか。大きな課題がありますが、20世紀の『見せる』インフラから、『見えない』が有効な機能を果たすインフラに変わるのではないか。2020年大会は、『見えない』インフラに変えていく良い機会になります」と話しました。
続いて、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏と、元文化庁長官の近藤誠一氏をコメンテーターとして、都民から寄せられた質問を基に、防災・景観・計画・コスト・技術開発などの視点から、無電柱化についてトークセッションが行われました。また、会場の参加者との質疑応答も実施されました。
スペクター氏は、「今日皆さんが集まったということは、関心があるということで、非常に心強い」、近藤氏は、「無電柱化の成功のためには、住民の意識の向上が大事。無電柱化条例が日本に広がっていくと良い」と感想を述べました。
最後に知事は、「11月10日の無電柱化の日を、皆さんとともに迎えることができて嬉しい。毎年、どれくらい進捗しているか、皆さんとともにチェックしていきたい。チェックし続けることが、皆さんの安全を守る指標にもなります」と語りました。
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