小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年4月17日)
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知事記者会見
2026年4月17日(金曜)
14時00分~14時36分
知事冒頭発言
1 Edo Tokyo キャンペーン
【記者】それでは知事よろしくお願いします。
【知事】はい、今日は4件私の方からお伝えをさせていただきます。まず、江戸の魅力発信についてでございます。先日、江戸文化の発信拠点であります江戸東京博物館、リニューアルオープンいたしました。オープンから2週間で約7万7,000人が訪れまして、連日多くの方々で賑わっております。また、現在、都では、世界遺産の登録を見据えながら、東京、そして日本の礎を築いた江戸の歴史、またその文化に改めて光を当てまして、その価値・魅力を伝えることに取り組んでおります。このたびは東京の各地に根付いて、また息づいております有形・無形の江戸文化の魅力を束ねまして、一体的に発信する取組を「Edo Tokyo キャンペーン」ということで、新たに名づけまして、スタートをさせることといたしました。春は祭り、そして夏は花火など、季節ごとにテーマを定めまして江戸を代表するお祭りなどの開催、その時期を捉えて美術館、また伝統芸能団体などとも連携しながら、1年を通じて、江戸の多彩な魅力を発信をしてまいります。第1弾の春でございますが、天下祭と呼ばれているのが、江戸時代から庶民に親しまれてきました赤坂日枝神社の山王祭、これに合わせまして春のキャンペーンを開催いたします。6月12日から14日までの3日間、東京駅近くの丸ビルで、千代田区と共同いたしまして、人形や装飾が上下に動きます、からくり構造を持ちます「江戸型山車」を展示をいたします。また、江戸博におきましては墨田区とも連携いたしまして郷土の芸能公演を行います。季節ごとに都内各地で催します取組を詳しくまた発表を引き続き行いますので、どうぞお楽しみにしていていただきたいと思います。ぜひ、江戸文化の奥深い魅力、感じていただければということで、生活文化局の方で担当をいたしております。これが1点目です。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「6月12日から都内各地で江戸文化を体感するEdo Tokyoキャンペーン」は、こちらをご覧ください。)
2 「東京都こどもの日スペシャル」ホームページ
【知事】次が、そろそろ子供の日が、連休が近づいてまいりましたので子供向けのイベント情報の特設ページを作りました。そこの特設ページを見れば、何月何日どこに行ったらいいよという色んな情報が満載になっております。ゴールデンウィークの期間には、多くの家族連れの方が行楽地などにお出かけになると思いますけれども、今申し上げましたようにですね、都で行います、また、様々な地で行われるイベント、ぜひ子供を大切にする社会を目指しております都でございますが、「こどもスマイルムーブメント」でも取り組んでおりますので、そこを御覧いただければと思います。その一環として、このゴールデンウィークに実施をする子供向けイベントの情報を掲載しました特設ページ「東京都こどもの日スペシャル」を今日から公開をいたします。特設ページに飛ぶのはこのQRコードがありますから、こちらの方から飛んでいただくということでございます。このページでは、都、そして区市町村、企業、団体が実施する約300件の取組を紹介いたします。先日御紹介しましたSusHi Tech 2026パブリックデイですが、このほか未来のモビリティ体験、生きもの観察、また音楽フェスティバルなど子供さんも大人も楽しめるイベントの情報をたくさん掲載をいたします。ぜひ家庭でもこちらのページを御覧いただいて、子供さんがですね、笑顔になるような楽しい時間を過ごしていただきたい、こういう思いも込めて準備をいたしております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「4月17日から東京都で子供が楽しめるGWイベント特設ページを公開」は、こちらをご覧ください。)
(「4月25日から開催 日本科学未来館で楽しむTokyo Mirai Weeks」は、こちらをご覧ください。)
(「「SusHi Tech Global第3弾スタートアップを決定」は、こちらをご覧ください。)
(「新しい学校のリーダーズSusHi Tech Tokyo 2026に登場」は、こちらをご覧ください。)
3 暑さ対策
【知事】3点目です。暑さ対策です。いよいよですね。今日、気象庁は最高気温が40度を超える(正しくは、40度以上)、摂氏40度を超える(正しくは、40度以上)日、この日の名称を「酷暑日」、酷く暑い日、と決定をいたしました。この週末も最高気温が25℃を超える真夏日の予報となっております。気温は、もう皆さんも肌で感じておられると思いますが、徐々に、じーっと上がってきて。先週に引き続きまして、夏に向けた準備、ご紹介をしたいと思います。ぜひこの夏もですね、安全に、そして快適に過ごすための取組を始めていただければと思います。昨年は、「暑熱順化」ということで、まだ口が慣れてないので「暑熱順化」と言うのを苦労したんですけれども。もうだいぶ言葉としても定着してきたかと思います。暑さに対して体を慣らしていくという意味ですけれども、熱中症の予防には適度に汗をかく。そのことで体が暑さに慣れていく、体温調節をしやすくする、そういうまさに「暑熱順化」の取組が有効だと、このように言われております。ウォーキングなどの軽い運動とか、入浴もちょっと長めとかですね、おすすめをいたします。また夏になりますと、体感温度を下げる日傘、そして熱中症のリスクを確認できる暑さチェッカーとかね、色んな優れもの、暑さ対策グッズが活躍いたします。ぜひ、色んなもの、新しいグッズなども揃い始めていますので、今のうちからちょっと準備をしていただきたいと思います。それから、冬場も稼動してたかと思いますが、ちょうどこの季節ぐらいが一番いいんじゃないでしょうか。エアコンをフィルターの掃除など清掃して、効率をよくしていく。冷房効率を高めるだけではありません。賢い省エネに繋がる取組でありますので、ぜひこうした取組を進めてください。また学んでいただくためには、都民向けの「暑熱順化スタート講座」これを来週から都内の8ヶ所で開催をいたします。気象予報士の方の講演をいただいたり、体操の先生でこういう形で「暑熱順化」しましょうというお手本を、みんなと一緒に進めてもらったり、そういう役立つ体操の紹介をしていただくことになっております。ぜひご参加いただきたいと思います。そして東京都では、これまでもHTTという3文字で電力を「へらす・つくる・ためる」このことに貢献する省エネ・再エネの取組を支援してまいりました。そして、この夏の暑さを考えますと、断熱ということが有効かと考えられます。窓、一番開口部が大きいといわれる窓について、窓の断熱リフォームについて、都と国の補助を受けられますと、自己負担を大体6分の1に抑えることができます。一軒家で窓がございますと、大きさにもよりますけれども、大体100万、120万ぐらいかかるところをですね、6分の1の自己負担という感じで抑えられます。その分 夏涼しく、そして冬は暖かく快適に過ごせるということで、この断熱のリフォーム、特に窓を活用した断熱リフォーム、有効に、東京とそして国の制度を生かしていただきたいと思います。それから、太陽光発電の設備と蓄電池の設置、これについてもかねてより補助をいたしておりますが、例えば一般的な戸建て住宅に、設置可能な大きさの太陽光5kWぐらい、だいぶ大きいですね、それと蓄電池12 kWh、この設備を導入いたしますと、大体約180万円の補助を受けられる、そのような仕組みになっております。昨今のこの情勢でございますけれども、自分の家で地産地消ということになるかと思います。ということで、発電と蓄電を組み合わせることで、停電時も安心となる取組でございますので、御活用いただきたいと思います。今年の夏の厳しい電力需給の見通しがございますけれども、このHTTと合わせて、「働く環境」「暮らす環境」「装う環境」この三つのクールをキーワードにしまして、新しいライフスタイルを新常識、新しい常識とする東京クールビズ、ぜひ日々の生活の中で取り入れていただきたいと思います。環境局が担当いたしております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「夏の準備を始めるための暑熱順化等講習会」は、こちらをご覧ください。)
(「賃貸住宅の断熱・再エネ集中促進 令和7年度助成事業受付等」は、こちらをご覧ください。)
(「住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進増強事業」は、こちらをご覧ください。)
4 ステーブルコインの普及に向けた取組
【知事】それから最後はですね、ステーブルコインについてであります。もうこの金融の世界もどんどん新しいイノベーションが取り入れられているわけでございますが。このステーブルコイン、海外ではこの近年、ブロックチェーンの技術を活用しました決済手段として、ステーブルコインの流通、急速に拡大しております。ステーブルコインですけれども、法定通貨と価値が連動しまして、価格が安定的であるというのが特徴になっておりまして、また低コストでスピーディーな決済、送金が可能でありまして、次世代の金融インフラとして注目が高まっているところであります。これから国際社会で主要な決済手段としての活用が見込まれております中で、東京は国際金融都市としての競争力を高めるためにも円建てのステーブルコインの活用、これを推進していくことが重要と考えております。 このため都では、円建てステーブルコインの社会実装に取り組む事業者を今日から6月30日まで募集をいたします。今後こうした取組を通じまして、皆さんにステーブルコインを使っていただく機会も増やしていきたいと考えております。ぜひ次の世代、次世代のデジタル決済を体感をしていただきたいと、このように思います。担当は産業労働局でございます。以上、今日はですね、4件お伝えをいたしました。どうぞ。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「円建てステーブルコイン社会実装に取り組む事業者向け補助金」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございました。幹事社の朝日新聞の山岸と申します。幹事社からは2問、伺います。まず1点目、来月知事はオランダとカザフスタンに海外出張に行かれるということですが、知事の口からですね、この出張の狙い、目的、伺えればと思います。
【知事】ロッテルダムに、まずまいります。アムステルダム、ロッテルダムにまいりますが、ロッテルダムで世界最大級の水素分野の国際会議が開かれます。世界水素サミットということで、そこにご招待を受けております。そして、エネルギー供給を巡る、今もう本当に日々様々な動きがあって、我が国の一番脆弱な部分であるエネルギー、この確保ということが問われております。そういう中で水素を始めとする次の世代のエネルギーに関する各国の取組、また、生産動向について、議論をその場で行っていきたいと思っております。また、政府関係者や企業関係者に都の水素ビジョン、今こういったことを行っているなど、情報共有をすることで、さらにイノベーションが進んで、それぞれの地域での実装が進むということを期待をいたしております。アムステルダムですけれども、市長と面会をし、またロッテルダムもそうなんですけれども、やはりオランダはですね、港湾の技術、また都市農園ですね、これについて先進的な取組をずっともう長年行ってきておられるということから、それぞれ視察もしてまいりたいと思っております。それから2番目の訪問国はカザフスタンです。先日中央アジアの各国のトップが来られた際も、カザフスタンのトカエフ大統領がですね、わざわざこの都庁にお立ち寄りいただきました。長年の知り合いということもございます。アスタナが首都でございますのでそちらの方に伺ってまいりまして、昨年12月に締結したアスタナ市との合意書を踏まえて、AI・デジタルなど共通課題の解決に向けての連携を強化をしていきたいと思います。カザフスタンも産油国でなかなか内陸なので、どのようなロジスティックスかっていうのは、アゼルバイジャンはまたちょっとトルコ、バクーからですね、ずっと地中海に出て行くとか色々、これまでも長年カザフやアゼルバイジャン、トルクメはガス、こういったことで中央アジアは資源国として有名でございます。私も長年付き合いのある地域でありますので、カザフスタンのアスタナは久々の訪問になりますけれども、有効な出張となるように色んな方にもお会いし、また色々と連携を深めていきたい、そういうふうに思っております。
【記者】ありがとうございました。もう一点伺わせてください。先日の練馬区長選、知事も何度か応援に入られたと思いますけれども選挙戦で感じられたこと、または結果へのご所感を伺えればと思います。
【知事】結果についてはですね、これはもう区民のご判断ということに尽きると、このように思います。そしてまた応援しました尾島さんですけれども、まだ37歳でそしてこれまでも第1会派、都議会においてですね、色々な会派や国のそれぞれの方、各党などとの調整や連携などで非常に活躍してくれました。また今回は残念な結果ではありますけれども、そういったこれまでの経験を生かして、自分自身、また今も整理中だと思いますので、また活躍されるということを願っております。
【記者】ありがとうございました。幹事社からの質問は以上です。質問がある社は挙手の上、知事の指名があってから質問してください。社名と氏名を名乗って質問してください。よろしくお願いします。
【知事】MXさんどうぞ。
【記者】ありがとうございます。東京MXテレビの山田清太朗です。2問伺います。まず一点目が、倒木についてです。今日、砧公園の方でAIを用いた危険木抽出のデモンストレーション行われました。都立公園などの樹木の点検、砧公園だけでもおよそ5,000本と多くの木ありますけれども、改めてこのAIによる樹木点検の狙いですとか、今回の砧公園のものはデモンストレーションとのことですが、今後どのように、こちらも進めていかれるのか伺いたいと思います。
【知事】大型連休を前にいたしておりまして、この一斉点検、都有施設そして都道の関係など一斉に進めているところでございます。都民の安全確保を、できるだけこのゴールデンウィーク前に一定の成果を出しておきたいと、このように現場も頑張っております。 今お話ありました砧公園の樹木点検ですけれども順調に進んでおります。数も多いんですが、そこでですねAIを活用しまして樹木のそれぞれのこの状況について確認をしているところで、そのように聞いております。これからも新しいシステムなども活用しながら、より効率的、効果的な樹木の点検を実施するなど適切な維持管理を徹底していきたいと考えております。
【記者】ありがとうございます。もう一点、はしかについてです。先週もお話ありましたけれども都内で今年既に100人以上。また多くが若者ということです。まずこの数字をどのように見られているかというところとですね、来月にはお話もありました大型連休もありまして都内外で多くの人出が予想される中で、新たに何らかの対策を行うお考えがあるかどうかについても伺いたいです。お願いします。
【知事】はい、麻疹、はしかでありますけれども特に10代から30代の若年層の感染が増えているということであります。感染力極めて強いと。そして予防にはワクチン接種が大変有効でございます。ワクチン接種歴が不明な方はですね、これまで自分が接種したかどうかの確認もされたいかと思います。そのときは医療機関に相談して、この接種について、ご検討いただければと思います。それから発熱したり、何か発疹が出たりする、麻疹かなと思うような症状や不安がある方については、事前に医療機関にご連絡をいただいて公共交通機関の利用は控えて頂いて受診をお願いしたいとこのように思います。はい、よろしくお願いします。共同通信さん。
【記者】共同通信の若松です。先週の国と都との協議会に関してお伺いします。知事が議論の柱の一つとおっしゃった地方税制の課題について。都の資料では3分の1近くを割いてあったと思うんですけども、国側の資料を見るとですね、あまりほとんど言及がない状況でした。この件に関しては政府側の方はまずは都のご意見を聞いてという姿勢のようなんですけども、会議のアジェンダにそもそもあるような状況の中で、ちょっと国と都の地方税制に関する議論をどこまでするかっていうことに、やや温度差を感じました。こういった協議会での国の姿勢をどうお考えか。さらに今後の議論で、この地方税制の課題について、国にどういう議論を期待したいかというところを、知事の考えを教えてください。
【知事】はい先日の協議会において私の方から地方交付税制度など地方税財政制度をまず検証すべきだということを申しあげております。これについては国と都と共有している考えだと、このように考えております。どうやってこの国、これから本当に持続可能にしていくのかという根本問題ですよね。国としてその成長の17分野などを当てはめてということではありますけれども、しかしなんていうんですかね、一番ベースにあるところはいかにして地方自治の中で活性化させていくのか、それの一つでそれぞれの地域に合ったその成長の目的っていいましょうか、ターゲットを合わせていくということなのだと国の方でお考えかと思いますが、地方のあり方などもですね、ポイントは地方のインセンティブを阻害する地方交付税の制度、それから地方の役割に見合わないような税源配分など、地方税財政制度に構造的な問題があるということを申し上げているわけであります。地方税収も国も着実に伸びてはおります。そういう中で、東京だけっていうのは、何かこう、東京だけの問題にしておいた方が、そっちが悪いんだって言ってる方が楽なんでしょうけれども、それでは国が持続的な成長には繋がらないというふうに思います。こういった根本的なコンセプトについては高市総理と共有していると、このように考えております。
【記者】質問としてはすいません、もちろん知事と首相の間でそういうご認識をお持ちだと思うんですけども。ちょっと資料だけで判断できるものではないと思うんですが、ちょっと冷淡に感じるような部分が正直取材してて思うんですけども、その部分に関しては知事はいかがお考えですか。
【知事】どうですかね、やはり確認はしていかなければこれからの積み重ねの土台のところが脆弱になるのではないかというふうに思います。東京だけを対象にしているような、そういったことでは、このパイを、切り分けをどうするんだという話ばかりで、これまでと変わらないじゃないかというふうに思いますね。今これだけの国難、私はそう思っているんですが、世界がこれだけ大きく覇権も変わっているわけですね。そういう中で、この国がどうやって生きていくかっていうのはまさに国策そのものを問われているわけでありまして、その中でも、どのように首都東京を生かしていくのか、むしろ成長に繋げる方に活用すべきではないだろうか。私は国だったらそういうふうに考えますね。
【記者】ありがとうございます。もう一点すみません。選挙の話、冒頭に幹事社質問でもあったんですけども、今回練馬区のようにですね、ここ最近首長選で既存政党の推薦を受けて、いわゆる組織戦のような形で選挙戦を展開する候補の方が敗れる例というのが相次いでます。自民党に関して言うと高市内閣の支持率が非常に高い中で、その状況と少し相反する動きにも見えます。選挙それぞれの地域性だったりですね構図で事情は変わるとは思うんですけども、今そのなかなか既存政党を背景にしたことがちょっと勝ちにくいんじゃないかという、こういう流れを知事今どういうふうに見ていらっしゃるか、その要因とかにもしお考えがあれば教えてください。
【知事】そうですね、地方それぞれの選挙というのは、やはりオーダーメイドで、お話ありましたように地域性というのは、まさにその通りだというふうに思います。そういう中で、活動量であったり、また人と人との繋がりであったり、それを活かしきれなかったのが残念ながら尾島さんが負けたわけですけれども、そういった点もあろうかと思います。
一般的に言ってやっぱりそれぞれの地域性を生かしながら、勝つ方は勝ってるし、残念ながら落選された方はその部分足りないところもあったのかというふうに思っております。
あまり共通項として何を見るかっていうのは、皆さんの分析も参考にしたいと思います。
【記者】わかりました。ありがとうございます。
【知事】NHKさん
【記者】NHKの佐久間です。よろしくお願いします。核のごみについて伺わせていただきます。小笠原村の判断についてこの前伺ったところではあるんですけれども、今後、文献調査から次の概要調査に進むとですね、知事の判断というのもですね、主体になってくるわけですけれども、この現状をどのように今受けとめているか教えていただければと思います。
【知事】今回小笠原の村長、渋谷村長が文献調査については国が責任を持って判断すべき旨を説明されていたと、このように思います。これも村民の皆さんを始めとする方々の意見を聞いた上で、村長が判断されておられたと受け止めております。都ですけれども基本的に最終処分の課題は次の世代に先送りができない、喫緊の課題でありまして、また日本全体で解決に取り組むべき課題だというふうに認識しております。また原子力行政の中でも、やはり国が責任を持って対応すべきであると考えております。まず小笠原村の判断が出て、その次の展開ということかと思いますけれども、注視していきたいと思っておします。
【記者】ありがとうございます。もう一点なんですが、自民党大会、先日行われましたけれども自衛隊員が国歌を斉唱したことについて一部の野党などから批判が集まっているという状況なんですけれども、これまで自民党の要職を歴任されて、防衛大臣も務めた知事としてこれをどのように今思われているか、考えられているのか教えていただければと思います。
【知事】そうですね、色々法律的な考え方、見方、色々論じられるところはあるかと思いますけれども。こういう課題が防衛省内でどこまで、どう知らされていたのかっていうことが不明ですね。むしろそういう情報の伝達、これを課題の重要性の軽重の判断から、それからどこまで誰に判断を申し出るのかとか、そういう情報の伝達はこれは自衛隊のみならず、行政やあらゆる組織で言えることだというふうに思います。特に自衛隊、国民からの信頼が何よりも求められておりますので、誤解を招きかねない行動は慎むべきではなかったかなとこのように思います。何よりもご本人は素晴らしい声の持ち主で、そのことによって、彼女が傷つかないようにして欲しいなというふうに思っております。東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です。来年の統一地方選に関連して伺います。今週末から都民ファーストの会の政治塾が始まりまして、特別顧問を務められている知事も講義を担当されます。どういう人にですね、政治家になって欲しいか、志して欲しいかですとか昨今のこの政治情勢なども踏まえて統一地方選に向けてどのようなお話を明日されるのか。言える範囲で構いませんのでお願いします。
【知事】志ある方に、色々と学んでもらいたいことなどについてお伝えをするのがいいかなというふうに思います。都議選のときも、わずか何日だけやっていればいいから副業でいいですよっていうような話もあったかと思いますけど、皆さん現職の議員の方々も、とても真剣に都民や区民のため、市民のためのどうやったら自分のプラスの面を生かせるかということを世に問いながら立候補などをされるんでしょうから、そういった志のある方々に正しい知識、正しい常識などもお伝えしていく。これはどこの組織であっても同じようにやることなのではないかなというふうに思っております。
【記者】すいません。明日、特にお話される予定のことっていうのはどういったことなんでしょうか。
【知事】今申し上げた通り。
【記者】ありがとうございます。
【知事】新宿新聞さん。
【記者】ありがとうございます。新宿新聞の野村です。都知事はですね、空き家を視察されたニュースが載っておりましたけれども、空き家は増えておりました。大変問題はあるんですけれども、その空き家対策に関してちょっと知事のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【知事】これも色んなアングルからのお話にならざるを得ないんですが、逆に言えば空き家はそれはもう現実に動いている空き家もあれば、もう放置されていて、むしろはもう危険、地域にとって危険をももたらすかもしれない、そういう空き家もあります。それぞれに対して、これも都の中ですと資産でありますので、それをどのようにして活かしていくのかというそれを活かし方を考えていきたいと思っております。現在、都内では90万戸、そして将来というか、まもなくこの空き家になるであろうという予備軍がその後100万戸あるんですね、ですからこれらをうまく活かさなければならないというふうに思います。
どう活かせばいいのかは技術的にも、また経済的にも相続の問題などもあります。税の問題などもあります。色んな角度からあるべき解を求めていきたいと思っております。先日視察に参りましたのも、緑あふれる空気の美味しい奥多摩に住んでみたい、家族向けお子様を育てやすい環境の中でリフォームした。そういう例を見てまいりました。色んな例を参考にされて、そのままご実家がね、そのまま置かれている皆さんも、むしろ生かした方がいいんじゃないかという判断がされるような、そういうモデルケースなども紹介していきたいと思っています。はい、毎日新聞さん。
【記者】毎日新聞の田中と申します。15日に発表されたタイム、アメリカのタイム誌の世界で最も影響力のある100人に高市早苗首相が選ばれました。知事は高市氏の紹介文寄せられましたが一点目、どういった経緯で、2点目がどのようなお気持ちを込めて書かれたのか、伺えればと存じます。
【知事】はい、この度、タイムの影響力のある100人に選ばれたこと、本当におめでとうございますと申し上げたいと思います。私は2017年に選ばれたことがございまして、そのときは、パリの当時のイダルゴ市長から推薦文をいただきました。誰かに推薦されてエントリーするという形ですので、タイムの方で私の方からというお話をいただいたわけでございます。推薦するに足る素晴らしい活躍をされることをこれからも期待しての高市さんに推薦文を出させていただきました。特に強調した点はですね、彼女はどちらかというと、親が政治家とかっていうのではなくて、自分で築き上げて現在の地位を確保、獲得されたということでもですね、非常に大きな歴史的な快挙だったのではないかなというふうに思っております。応援を兼ねて推薦させていただきました。はい、よろしいですか。はい、ありがとうございました。
※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。
(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)