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報道発表資料
政策企画局

令和7年度 第2回インターネット都政モニターアンケート結果 「東京における都市計画道路の整備」と「心のバリアフリー」

東京都では、都政の課題に関する意見・要望等を把握することを目的としてインターネット都政モニターアンケートを実施しています。
この度、令和7年度第2回インターネット都政モニターアンケート「東京における都市計画道路の整備」と「心のバリアフリー」の結果を取りまとめましたので、お知らせします。
今回は、「東京における都市計画道路の整備方針(仮称)」策定の参考とするため、また、「心のバリアフリー」の認知度向上とバリアフリー設備の設置目的の認知、利用経験の現状を把握し、今後の施策展開の検討を図るため、2つのテーマについて、アンケートを実施いたしました。

アンケートの概要

テーマ

「東京における都市計画道路の整備」と「心のバリアフリー」

アンケート期間

令和7年8月1日~8月8日

回答率

99.0%(495名/500名)

目的

都市計画道路の整備と心のバリアフリーについて、都民の意識や要望等を把握し、今後の施策推進の参考とする

結果

以下抜粋(詳細は別紙「調査結果」(PDF:2,057KB)

インターネット都政モニターアンケートについて

インターネット都政モニター

インターネットを使用する18歳以上の都内在住者を対象に公募し、性別、年代、地域等を考慮して男女500人を選任

※任期は、依頼した日から令和8年3月31日まで

アンケート回数

年6回実施予定

アンケート方法

インターネットを通じて、モニターがアンケート専用ページに回答を入力する。

抜粋

東京における都市計画道路の整備

重要と考える道路の機能(P8-9)

『通行機能』が9割近く

「通行機能」88.3%が最も高く、「避難・救援機能」61.2%、「災害防止機能」42.6%などと続く。

求める道路空間のリメイク像(P13)

『歩道が広く歩行者にとってゆとりのある道路』が8割半ば

「歩道が広く歩行者にとってゆとりのある道路」85.3%が最も高く、「自転車や電動キックボードなどの走行に配慮した道路」47.9%、「緑が豊かな道路」27.7%などと続く。

グラフの画像1
求める道路空間のリメイク像

未着手の都市計画道路の方向性(P18-20)

『時代の変化に合わせてその必要性を十分に検証し、必要な道路を整備すべき』が約8割

「時代の変化に合わせてその必要性を十分に検証し、必要な道路を整備すべき」80.0%、「東京のさらなる発展のためには、未着手の都市計画道路についてもきちんと整備すべき」16.0%、「都内の道路は十分に整備されており、未着手の都市計画道路については、整備する必要はない」2.4%だった。

心のバリアフリー

心のバリアフリーの認知度(P25-26)

『知っていた(計)』【注1】が5割近く

「知っていた(計)」(注)が48.1%だった。

【注1】「言葉も意味も知っていた」20.6%、「聞いたことはあったが意味は知らなかった」27.5%の合計

グラフの画像2
心のバリアフリーの認知度

心のバリアフリーの効果的な普及啓発(P37)

『児童、生徒への心のバリアフリー教育』が8割近く

「児童、生徒への心のバリアフリー教育」80.0%が最も高く、「行政による普及啓発」62.0%、「地域住民を対象とした心のバリアフリーに関する学習機会の提供」39.0%などと続く。

心のバリアフリーに関する身近な経験(P38-39)

『電車の優先席前に荷物を持った高齢者が立っていた』が約6割

「電車の優先席前に荷物を持った高齢者が立っていた」60.4%が最も高く、「街中や電車などで、マタニティマーク【注2】をつけた人が目の前に立った」57.4%、「エレベーターに並んでいたら、自分の後ろにベビーカー利用者が待っていた」52.3%などと続く

【注2】マタニティマーク:妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、まわりの方が妊産婦への配慮を示しやすくするためのもの。

〔資料〕

調査実施の概要

1 アンケートテーマ

「東京における都市計画道路の整備」と「心のバリアフリー」

2 アンケート目的

1)東京における都市計画道路の整備

令和7年度末に公表予定の「東京における都市計画道路の整備方針(仮称)」策定の参考とする。

2)心のバリアフリー

「心のバリアフリー」の認知度向上とバリアフリー設備の設置目的の認知、利用経験の現状を把握し、今後の施策展開の検討を図る。

3 アンケート期間

令和7年8月1日(金曜日)から8月8日(金曜日)まで

4 アンケート方法

インターネットを通じて、モニターがアンケート専用ホームページに回答を入力する。

5 インターネット都政モニター数

500人

6 回答者数

495人

7 回答率

99.0%

「東京における都市計画道路の整備」と「心のバリアフリー」

1 調査項目

東京における都市計画道路の整備

心のバリアフリー

2 アンケート回答者属性

  モニター人数 回答
人数 構成比
全体 500 495 - 99.0
性別 男性 250 249 50.3 99.6
女性 250 246 49.7 98.4
年代別 18・19歳 10 9 1.8 90.0
20代 71 70 14.1 98.6
30代 75 74 14.9 98.7
40代 88 87 17.6 98.9
50代 89 88 17.8 98.9
60代 61 61 12.3 100.0
70歳以上 106 106 21.4 100.0
職業別 自営業 32 32 6.5 100.0
常勤 241 239 48.3 99.2
パート・アルバイト 59 58 11.7 98.3
主婦・主夫 71 71 14.3 100.0
学生 25 23 4.6 92.0
無職 72 72 14.5 100.0
居住地域別 東京都区部 344 342 69.1 99.4
東京都市町村部 156 153 30.9 98.1

※集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第2位を四捨五入して算出した。そのため、合計が100.0%にならないものがある。
※n(number of cases)は、比率算出の基数であり、100%が何人の回答者に相当するかを示す。
※複数回答方法…(MA)=いくつでも選択、(3MA)=3つまで選択、(2MA)=2つまで選択

東京における都市計画道路の整備

都市計画道路は、多様な機能を有する都市を形成する最も基本的なインフラであり、成熟した首都東京の魅力づくりと国際競争力強化、また防災性の向上の観点から、極めて重要な基盤施設です。
これまで、東京都と特別区及び26市2町は連携しながら、おおむね10年間で優先的に整備すべき路線を定めた「事業化計画」を過去4回にわたり策定し、事業の推進に努めてきました。
現行の計画期間が令和7年度までであることから、今後、「東京における都市計画道路の整備方針(仮称)」を策定する予定です。
今回のアンケートは、この整備方針の考え方等の参考とするため、皆様のご意見をお聞かせください。

道路ネットワークの画像

(出典:都市づくりのグランドデザイン

「心のバリアフリー」

東京都では、年齢、性別、国籍等に関わらず、全ての人が安心、安全、快適に暮らし、訪れることができるユニバーサルデザイン※のまちづくりを推進しています。
誰もが円滑に移動し、さまざまな活動を楽しめるまちづくりを進めるには、施設のバリアフリー化とともに、「心のバリアフリー」が重要になります。
今回のアンケート調査では、今後の施策推進の参考とするため、心のバリアフリーに関する意識や経験等、都政モニターの皆さまにご意見をお伺いします。

※ユニバーサルデザイン:年齢、性別、国籍、個人の能力にかかわらず、はじめからできるだけ多くの人が利用可能なように都市や生活環境をデザインすること。

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視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)
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公共交通機関における「心のバリアフリー」
記事ID:000-001-20251110-044207