全国知事会 国産木材活用プロジェクトチーム会議

令和5年（2023年）7月3日（月曜日）、小池知事は、「全国知事会　国産木材活用プロジェクトチーム会議（WEB形式）」に、プロジェクトチームリーダーとして出席しました。
小池知事は、「コロナ対策も新たなステージを迎え、消費やインバウンドも回復の兆しを見せている。世界における木材需要は拡大が続いており、日本の輸出額も増加傾向で、国内需要もコロナ禍前の水準に回復している。国内、海外の需要が高まっている中で、我が国の人工林の多くが切り時と言われている。本格的な利用期を迎え、円安の今こそ国産木材を活用する絶好のチャンスである。このプロジェクトチームは、国に対し、一体となって提言を行い、必要な予算措置につなげるなど、成果を上げてきた。このチームを核として、全国一丸となって取組を更に進めてまいりたい。都は、全国各地の木材の需要拡大を図る取組を進めている。国産木材の魅力発信拠点『MOCTION』は、多くの道府県に企画展の場として活用いただいており、昨年度は、約1万人の来場があった。また、全国の国産木材の展示型商談イベント『JAPAN ReWOOD』を昨年度から開始しており、この夏にも開催を予定している。木材以外においても、農林水産物の需要の創出、観光ルートの発信など、全国の皆様と連携を深めてきた。今後も引き続き、国産木材の需要拡大を図る観点から、先進・優良事例については、積極的な情報共有をしてまいりたい。全国での木材利用、システム作り、様々な情報活用など、今が切り時というタイミングを逃がさないよう、また、需要をつくっていくため、皆様方と共に進めていきたい。」と述べました。