小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年5月15日)
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知事記者会見
2026年5月15日(金曜)
14時00分~14時45分
知事冒頭発言
1 麻しん(はしか)の緊急対策
【知事】それでは本日、6件についてお伝えをいたします。また、麻しん、はしかについてでありますが、緊急対策についてのお知らせになります。今年に入りましてから都内の麻しん患者が増加、今も続けております。過去10年間で最も多い239人に達しているところです。感染拡大に歯止めがかからないということで厳しい状況と捉えております。麻しんですけれども、感染力が非常に強い。そして特に免疫を持っていない方が患者と接触すると感染のリスクが高まるというものでございます。発症しますと、発熱、それから発疹が出たり、また、稀に、肺炎、また脳炎といった重い合併症を引き起こすこともあるという、そういうものであります。麻しんが疑われる症状があるときには、どうぞ外出を控えられてください。そして、事前に医療機関にご連絡の上で受診をしていただきたいと思います。一方で、接触後72時間以内にワクチンを接種することによりまして、発症を予防できる可能性があるとされております。そこで都は感染拡大を一刻も早く食い止める具体的な対策といたしまして、接触者を対象としたワクチンの緊急接種事業、これを来週18日の月曜日から開始をいたします。対象となりますのは麻しん患者と接触してから72時間以内の方でワクチン接種を受けたことがないなど、保健所が緊急接種の必要性を認めた方が対象になります。都内の感染症指定医療機関などで無料で接種できることになります。保健所から連絡があった場合には、どうぞご自身、また周囲の方々の健康を守るためにも、ぜひ接種をご検討いただきたいと思います。担当は保健医療局となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「麻しん患者の接触者へのワクチン緊急接種事業を開始」は、こちらをご覧ください。)
(「 麻しん(はしか)患者の発生及び来訪について」は、こちらをご覧ください。)
2 暑さ対策
【知事】次に、また暑さはどんどん高まっていくこと、そういう季節になりました。都内でも、今週も連日25℃以上の夏日が記録をされているところでございます。「暑熱順化」これ、ぜひ始めてください。本格的な夏に向けてこの時期の「暑熱順化」が非常に重要となります。ウォーキング、それから軽い運動、それから入浴、ちょっと長めに入っていただく。ぜひこの時期に体を暑さに慣れさせていただきたいと思います。本格的な夏の暑さに合わせまして日々の生活の中で暑さの危険度をチェックしていただきたいと思います。今シーズンも今日からになりますけれども、都の「東京暑さマップ」を公開をいたします。このマップは、日本気象協会と連携しておりまして、暑さ指数を1キロ平方メートルメッシュ(正しくは、1kmメッシュ)で表示をいたしまして、1時間ごとの暑さ指数、それからなんと1週間先までの予測も確認できるというものであります。今年からは暑さ指数の色表示をよりきめ細かにいたしまして、わかりやすくする。さらに、地図アプリとも連携しまして、スマートフォンから現在地の暑さ指数をチェックできるように改善をいたしました。これによってですね、より使いやすくなっておりますので、この東京暑さマップ、これによって、熱中症リスクが高まる時間帯に、また日にちを事前に把握をして、外出予定がある際、どこそこに行く予定、ということについても、前もって暑いか寒いかなどチェックができるということで、外出のご予定などの調節、調整にも役立てていただきたいというものです。また、猛暑から都民の命と健康、そして暮らしを守るため、光熱水費の負担軽減に繋がりますよう今年の夏に限りまして、臨時的な特別措置として4ヶ月分の水道基本料金を無償といたします。5月から8月分または6月から9月分が対象となりまして、6月1日以降の料金のお知らせでご案内をしてまいります。で、これを契機にして、迷わずエアコンを利用することなどに繋げていただきたいと思います。独自に水道事業を行う市町村などに対しましても同様の措置を行うことができるように市町村などに支援を行ってまいります。都におきましてはもう何度もお伝えしておりますけれども、「働く環境」「暮らす環境」「装う環境」と、この「3つのクール」をキーワードにしまして東京クールビズを新しいライフスタイルの新常識にしてまいります。都民の皆様方には東京、今お知らせをいたしました「東京暑さマップ」、また「暑さチェッカー」などを活用して、どうぞ迷わずにエアコンを利用するなど、クールなアクション、日々の生活や仕事の中で実践していただきたいと思います。環境(局)、水道(局)、総務(局)、財務局にまたがる課題となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「今夏4か月水道料金の基本料金無償措置 暑さ対策支援」は、こちらをご覧ください。)
3 東京都無電柱化計画(案)
【知事】3本目の方、テーマでございますけれども今度は無電柱化についてでございます。 東京都は今年の2月に次期「東京都無電柱化計画」の方針を公表いたしまして計画の策定に向けて検討を進めてまいりました。本日この計画の案を取りまとめをいたしましたのでお知らせをしたいと思います。今回の計画ですけれども、無電柱化の3原則、電柱を「減らす」、「増やさない」、「コストを減らす」、この3つの観点から取組をさらに進めまして新たに320 kmの無電柱化に着手をいたします。具体的には、これまで環状七号線の内側で、整備を進めてまいりましたが、これを木造住宅が密集する環状八号線の内側まで重点整備エリアを拡大をいたします。また、災害拠点病院など防災拠点へのアクセスルート、また島しょ地域の港や空港と避難所などを繋ぐルート、そして昨年の台風で被害を受けた八丈島の無電柱化、これを一層グーンと推進をしてまいります。このほか、先日制定しました条例に基づきまして、無電柱化の推進、そして区市町村道へ新たな電柱を設けないこと、これらをしっかりと働きかけてまいります。今日から6月14日の日曜日まで、計画案に対しての都民の皆さんからの意見を募集をいたします。計画案については都のホームページからもご覧いただけますので、ぜひ皆様方のご意見をお寄せいただきたいと思います。担当は、建設局となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「東京都無電柱化計画(改定)(案)意見を募集」は、こちらをご覧ください。)
4 ファッションコンクールの作品募集
【知事】次にですねファッションコンクールの作品の募集についてでございます。都は東京をパリや、ミラノなどと肩を並べるファッションの拠点とするため、ファッション・アパレル産業の振興に取り組んでおります。都内にお住まいの方、そして在学の方などを対象にいたしましてこのコンクール進めてまいりまして、今回で5回目の開催となっております。次世代の才能を持った方々が目指す登竜門にもう既になっております。例えば、昨年度の最終審査では、通勤や通学電車内の日常の光景をファッションに落とし込むなど、覚えてるのはジャケットがですね、指だけがちょいと出て、スマホがいじれるようになってる工夫とかですね、今時の工夫だと思いますけれども、そういった若者ならではの斬新な発想であるとか、アイディアを活かした作品を生み出されておりまして、審査員の皆さんも高く評価されておられました。なお、過去の受賞者46名なんですが、そのうち35名がブランド設立されておりましてそして国内外で既に活躍をされておられるということでまさに登竜門になっているということです。今回もフリー部門のほか、障害のある方を含めて誰もが楽しめる服を生み出すインクルーシブデザイン部門、それから、着物の生地を、また伝統的な素材などを活用するサステナブル部門、この2部門を設けております。審査員には、東京藝術大学の日比野先生、日比野学長ですね、それからノルベール・ルレさん、ルレ社長などをお迎えをいたします。ハイブランドの社長であります。選考の中でSNSなどによります人気投票も行いまして最終の審査はファッションショー形式で開催をするということにいたしております。受賞者にはブランドの立ち上げとか、パリで作品の発表をする機会など、育成などにも力を入れてまいります。7月14日の火曜日までの募集となります。奮ってご応募いただきたいと思います。産業労働局の担当でございます。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「若手デザイナーが集うファッションコンクール 本日からデザイン画の募集開始」は、こちらをご覧ください。)
5 「TOKYO八結び」結婚応援キャンペーン
【知事】次に、「TOKYO 八結び」結婚応援キャンペーンについてのお知らせとまいります。 何度も申し上げておりますけれども、令和8年、今年は令和8年です。今日はですね、この中で令和8年に開催する数多くの八結びイベント、どんどん集まってきておりますのでご紹介していきたいと思います。7月、上野動物園で先日も発表しましたけれどもハシビロコウの力も借りて、じっと立っているけれども必要なときにはぱっと動くという、ハシビロコウ、ハシビロコウのちょっと「ハチ」とは、なまりますけれども、「ハチ」ビロコウで、8にちなんだ企画を上野動物園で予定をいたします。そして11月ですけれども東八道路、これは三鷹と八王子(正しくは、国立)を結ぶところですね。この道路を活用したイベントとにかく年間通じて「8」絡みで、8のつく日、ゆかりのある場所などなど、様々なイベントを実施をしていくので楽しみにしていただきたいと思います。イベント情報ですが、結婚支援ポータルサイトがございます。その中に「八結びカレンダー」に載せていきますので、ぜひチェックしていただきたいと思います。交流のイベント第1弾ですけれども、新宿ですね、6月の28日の日曜日「煌めく都庁de縁結び」というタイトルになっておりまして、場所は、新宿住友ホール、すぐそばですね、そして都民広場で開催をいたします。対象は400人になります。ぜひこの、こういった催しは、ドタキャンされる方もほぼいないっていうぐらい、皆さん、とても楽しみに真剣に来られているのが非常に、なんていうんでしょうかね。印象深いですね。とにかく400人対象になりますけれども、ぜひ多くの方々と交流を深めていただける。また都庁のプロジェクションマッピングでも「TOKYO 八結び」とか「都星人」がコラボした映像も上映を致すこととしております。今日から参加申し込みです。受付を開始いたします。ぜひ、素敵な出会いを見つけていただきたいと思います。「叶えたい」を「支えたい」ということで進めております。最後にAIマッチングシステム、こちらも大人気でございますけれども、「TOKYO縁結び」、また交流イベントで実際に成婚された方への東京ポイント、これをプレゼントしようというものでお知らせをいたします。結婚支援ポータルサイトに成婚レポートが掲載された方には、これまで、5000ポイントを差し上げていたんですが、今年は8にちなんで8888のポイント、8888ポイントこちらに増やしましてプレゼントさせていただきます。多くの喜びの声をお待ちをいたしておりますのでこちらの方にもご参加いただきたい。ぜひ喜びの声についてはホームページで掲載しておりますので、ご覧いただければと思います。この担当は生活文化局となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「令和八年 結婚おうえんキャンペーン「TOKYO 八結び」第2回」は、こちらをご覧ください。)
6 Edo Tokyo キャンペーン 2026 春
【知事】それからEdo Tokyoについてお知らせさせていただきます。先日お知らせしましたこちらのキャンペーンの第1弾ですが、「Edo Tokyo キャンペーン2026春」と題しまして、6月12日の金曜日から14日までの3日間、千代田区そして墨田区などで開催をいたします。丸ビルでは、キャンペーンの目玉といたしまして、江戸時代の末期に制作された山王祭のその中でも目玉ですね、山王祭を彩りました山車で、静御前というのはとても立派な伝統ある山車、こちらをご紹介させていただくことと、それから当時の絢爛豪華な姿で展示をするということと、これが伝統ですね、今度逆に伝統と革新という点では未来型の「ツナグルマ」ですね、並べて展示をいたしますのでまさにOld meets Newになるかと思います。迫力ある光景を目の当たりにしていただきたいと思います。会場におきまして地元の千代田区などと連携しまして、お囃子の演奏とか体験等も行ってまいります。大人気の江戸東京博物館ホールにおきましては、このお祭りなど江戸その多彩な魅力について講演を行ったり、また東京各地の郷土芸能団体によります踊りなどの披露をしていただくなど、そのほか、例えば墨田区は北斎美術館もありますし、相撲博物館もありますし、また江戸の大名庭園で知られる六義園とも連携をして、江戸の文化の魅力、集中して発信をしてまいります。期間中については千代田区、墨田区の両エリアをつなぎます無料のシャトルバスを運行しますので、この際ぜひご家族やご友人と一緒に足を運んでいただきたい。そして、江戸の文化の魅力を肌で感じていただきたいと思います。生活文化局の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「「Edo Tokyo キャンペーン 2026 春」江戸文化を体感できる3日間」は、こちらをご覧ください。)
佐藤 愛子氏 ご逝去
【知事】最後に、お悔やみでありますけれども、作家の佐藤愛子さんが先月29日にご逝去されました。佐藤さんなんですが「九十歳。何がめでたい」といったような数々の作品を通じて、多くの読者に親しまれてきた方でいらっしゃいます。日本の文学界に大きな足跡を残されておられます。とても率直でユーモアに富んだ語り口っていうのは世代を超えて多くの共感を呼んで、社会に明るさと力と勇気、希望を届けてこられた方だと思います。実は私の女子高の先輩にもあたる方でございます。ここに謹んで哀悼の意を表し、またご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。以上私の方から今日は6件、お伝えをさせていただきました。
質疑応答
【記者】ありがとうございました。幹事社のNHKから質問させていただきます。まず、はしかに関連して伺わせていただきたいと思います。今回感染接触後72時間という緊急対策ということで発表ありましたけど、これは予算措置はどのようにされているのかというのを教えていただきたいと思います。あと、また、その他にですね、ワクチンを接種しても免疫が下がっている場合などもあるということですけれども感染者以外に対する対策っていうのは何か考えられていないのかなどですね、感染拡大防止に向けた具体的な考えを教えていただければと思います。
【知事】麻しんについては、このところ毎週のようにお伝えをしております。残念ながら、広がりを見せているということで現下の状況などを踏まえまして当面の対策として今年度予算の予備費を活用して対応してまいります。また今後必要がございますと、補正予算の編成を含めて追加の対策も検討をしてまいります。はしか、麻しんですけれども、先ほどからお伝えしているように空気感染ですね。感染力極めて強いという感染症でございますのでワクチン接種が大変有効と考えられております。これから、これまでもですね区市町村などと連携して様々接種機会を確保してきておりますけれども、どうぞワクチンの接種歴がわからないと、2回打って、免疫を得るという、そういうシステムでございますのでそういう効果がありますので、でもいつ打ったかな、いや1回打ったか2回、いやちゃんとやったのかなというご不明な方は医療機関に相談をして接種をご検討いただきたいと、このように思います。
【記者】ありがとうございます。もう一点無電柱化についてなんですけれども、都は条例を制定しているところでありまして今回環七から環八に広げるということですけれども、これまでの条例制定されてからですね、成果というか、進捗具合とですね、8号線に広げることで期待したいことなど教えていただければと思います。
【知事】これも何度も申し上げているんですが、地震やまた風が強いときなど、電柱が倒れることによってですね、停電そしてまた八丈などそうでしたけれども、木がおおいかぶさって断線をして、それによる停電という防災の観点からも極めて重要な課題であるということで私も阪神大震災の経験なども踏まえて、進めてまいりました。これまで非常に対象、東京都の場合も広いわけでございまして、それぞれの地域に合った新しい工法なども含めてですね、コストを下げて、そしてまた、よりそのスピード感ある、道を封鎖したりしますのでね。日々の活動にも道路を封鎖したりする時間ができるだけ短い方が良いわけで、そういったことを組み合わせながらイノベーションも進めながら、これまで取り組んできたということです。今回の計画ですけれども5年間で環八の内側の全線で着手することといたしております。それからイノベーションという点では地下はですね、掘ってみたら色んなもん、他の線が出てくるとかね、そういったことは地中レーダー探査とかDXによって、それらが事前にわかる方法などもございます。それによって設計や工事を行うとということと、それから他にも水道管とかガス管とか工事が予定されている場合はそれと一緒にやることによって、何度も掘り返したりしなくて済むようにするなどスピードアップを今後とも図っていきたいというふうに考えております。
【記者】ありがとうございました。質問のある社は挙手の上、知事から指名を受けたら質問をしてください。
【知事】ではTBSさん。
【記者】TBSの寺島です。よろしくお願いいたします。2点伺えればと思います。まず一点なんですけれども。無痛分娩の支給でなかなか時間がかかっているということがあるようでして、書類の不備が多かったり、あと調査に基づいて想定をしていたんですけれども、それよりも実際に申し込んだ人が、かなり多いということで、ある種、妊婦さんからは無痛分娩って想定以上に需要があったというお話でもあるかなと思います。一方ではやっぱり求めている人がいるからこそ、若干体制に手当が必要かなという状況にもなっているというお話かなというふうに受け止めているんですけれども、この両面での知事の受け止めと、今後、不妊治療の補助の拡大の受付とかも始まってきますけれども、より強い体制というか、みたいなところに向けて知事なりの準備だったり、そういった方針などありましたら、まず一点お願いいたします。
【知事】はい、まさに多数の申請をいただいているというところから来ているものだと思いますが。準備、順番に審査のうえ支払いを進めております。そこで時間がかかる例とすればですね、その分娩に伴う医療機関が発行する明細書にですね、分娩費用といっても全部まとまって書いてあったりすると、ちょっとその中身がわかりませんねということでさらに詳細をお願いするといった点なども時間がかかっている部分でございますので、ぜひ明細をお出しいただく際にはですね、医療機関の方にそこがわかるように出していただければと思っております。あと審査基準の見直しも含めまして改めて都民へ必要な書類の周知などをすることとして、この点を局に指示を行っております。
【記者】ありがとうございます。すいません、あのもう一点で恐縮なんですけれども、来週知事、出張に行ってしまうのでちょっとその前に一点お伺いしたいんですが、夜間の動物園が再来週の上野で計画されてると思うんですけれども、それこそハシビロコウ、夜間は違った姿が見れるんだったりするんじゃないかなとか思ったりするんですが、知事なりの見どころだったり、そういったものをちょっとアピールあればお願いいたします。
【知事】そうですね、動物園、夜、夜行性の動物から昼行性の動物から色々その動物の生態によっても動きも違うかと思います。何よりもあの広いスペースで自然がそこにこんもりと詰まっていて、動物たちが、いるという中で、動物園の楽しみを、ぜひ多くの方に味わっていただきたいということで今回このナイトタイムという動物園の有効な活用をしていきたいと思います。一方では動物にあまり負担かかってもいけないです。そこら辺の塩梅なども見ながらですね、これからももっと夜も昼も楽しんでいただけるように、動物との出会いを楽しんでいただきたいとこのように思っております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です。2点お願いします。1点目杉並区の善福寺川の地下調節池整備について伺います。水害対策として東京都が進めている工事で、今週11日からの現地での作業が環境への影響などを懸念した住民らの抗議活動もあって、初日は作業が中止されました。2日目以降作業を進めていると担当局の方からは聞いてますけれども先週には杉並区から都の方に丁寧な説明を求める要望も出ています。改めて都として調節池整備を進めるこの必要性や意義と、また地元から丁寧な説明を求める声が上がっている現状についてどのように対応されるか知事のお考えをお願いします。
【知事】都はこれまで区と協力しながら事業を進めており、また3月の時点からこの工事開始については既にお伝えもし、かつ18回にわたっての説明会を行ってきております。昨年令和7年には事業の円滑な実施に向けて区と基本協定を既に結んでいるところでございます。善福寺川っていうのは水があふれることで、残念ながら有名なところでもございまして、そして浸水被害は豪雨、雨が多いときに時々、また度々発生をしております。令和5年(正しくは平成5年)には(善福寺川と神田川の合流点付近において)3100件に上ります水害の被害を受けた件数もあるということでございます。しっかりとこれまでも取り組んできたわけでございますけれども、これからも地域の皆様方への説明も丁寧に行いながら事業を進めていくということで、区の方はですね、しっかりこの協定に基づいてですね、区民の皆様方に説明もしていただきたいと思っております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】急に要望が出て。けれども要望書そのものは受け取っていないという話でございます。
【記者】東京都として受け取っていないということ。2点目なんですが、海外出張の目的と意義について伺いたいと思います。17日から約1週間知事、オランダとカザフスタンの方に出張に行かれます。世界水素サミットなどは先方からの招待ということで聞いてますけれども職員の随行も含めて多額の公金が入っています。改めてその海外出張の意義とかですね成果の公表、あと経費の透明性について知事がどうお考えか、お願いします。
【知事】海外出張の経費やその意義などについてはしっかりその後、都民の皆様方にお伝えをしているのはこれまでとも変わりません。今これだけのエネルギーのですね。危機が世界をおおって、大きな課題になっている中で、その選択肢の一つとして水素があげられます。以前からこの国際的な水素サミット、大変大きい会でございましてそちらにお招きをいただき登壇の機会も得ているということから今回のお招きに応じることといたしました。また、カザフスタンにつきましても、こちらもエネルギーの産出国でございまして、先日中央アジアの各国のリーダーが訪日されました際に大統領自ら東京都に来られましてそして東京都の防災対策について知りたいということで意見交換もし、またその際にご招待をいただいたものでございます。今世界は激動しております。世界の中でどうやって日本が、そして東京がさらに磨きをかけていくのかというのは、やはり世界の動きを実際に知らなければなりません。閉じこもっていてもですね、これに対してどうするという具体的な動きを出すには、やはり説得力のある、実際に見て、見たこと聞いたことなど都民にもお伝えをしてそして都政の政策を組んでいくということは都に求められた責任ではないかとこのように思っております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】MXさん。
【記者】ありがとうございます。東京MXテレビの山田清太朗です。一点伺います。あの昨日都税調(東京都税制調査会)の今年度1回目の総会が開かれまして有識者ヒアリングの方では、日本大学の中川教授から、このいわゆる東京一極集中についてですね、東京だけでなく、近県を含めた大都市圏に人口などが集中しているという現状について指摘があり、この大都市圏全体での連携であったりとか再分配が必要ではないかという見方を示してらっしゃいました。この指摘に対する受け止めとですね、今後国との議論もある中でどのように地方税制の課題に取り組んでいくのか改めて伺いたいです。
【知事】昨日から第1回総会ということを皮切りにして、税制調査会が始まりました。その中で昨日、日大の中川先生の方から経済学的な観点からということで、集積を生かした都市の生産性の向上、日本経済の発展などご講演をいただいたものでございます。まさにまっとうな指摘であり、また都市が集積しているからこそ、そこから生み出されるパワーまたそれによる様々な効果というこれをですね、これからもを生かしていくというのは、先生のおっしゃる通りだと思います。これから10月の取りまとめに向けて、委員の皆様方から幅広く意見を伺うことにいたしまして、真に地方自治の発展に資する地方税制などについての議論を深めていくことになるという、そのような流れとなっております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】共同通信さん。
【記者】共同通信の若松です。2点お願いします。まずナフサ不足に関連してなんですけども、食品業界ではカルビーがスナック菓子のポテトチップスの包装を白黒の2色にするなどデザイン変更の動きが目立っています。非常にインパクトのある話で、生活に関する消費者だったり、都民の不安をちょっと大きくしたりする可能性がある出来事かなと思うんですけども、一方で政府はナフサに関して供給量の確保を強調していて、ややちょっと川下の状況と乖離があるように思います。知事、都民の感覚だとか反応というすごくいつも大事にされてると思うんですけども、今回の政府の対応とその白黒の包装への反応に象徴されるような都民の感覚、ここに差が生じているような状況、これをちょっと知事どうお考えかっていうのを教えていただけますか。
【知事】そうですね、私もよくスーパーとかホームセンターに買い物に行く方なんですけど、棚がガラーンとしている。塗料系はそうでしたね。というのが実態だというふうに思います。政府も伝え方はなかなか苦慮しておられるところでしょうけれども、やっぱり生産の経済の現場で課題が起こっているということは今回のポテトチップスは非常にメッセージ力があったなというふうに思います。いずれにしてもこのエネルギーについてというのは、これも何度も言うようですけれども、我が国にとりましてはですね、もう生命線のところで中東への依存度を下げていくということで、色んな工夫もされてきたけれども現実には今ホルムズの方が止まっていることによってですね、非常に困難を伴っている。他のところから導入してくるにしても、今度は石油精製の能力がどうなのかという別のまた問題も出てくる。その辺はですね、広く、事業者また1人ひとりの国民に伝えるって大変だとは思いますけれども、でもやはりこういったことに対しての危機管理ということを全体で進めていく必要が引き続きあることを教えてくれているというふうに思います。そしてこれがまた物価高対策、物価高対策が必要になってくるという。それが現実だと思いますのでね、都は物価高という点では最終補正を組んだり、令和8年度の当初予算にもそれら見込んで盛り込んでございます。それでも対応ということについては麻しんについてもご要望がございましたので、今後どうするのか、しっかりと検討して、対策の具体的な予算の編成、どういったメニューにしていくのか、規模なども検討を行っていきたいというふうに考えております。やっぱりエネルギー政策っていうのは最大の国策ではないでしょうか。また消費の現場については、また国に対しても、色々とこういうことになってますよという点などもお伝えしていきたいと思います。
【記者】ありがとうございます。今のに関連してになるんですけども原油高騰を受けてですね、政府が補正予算を検討しているよう、補正予算の編成を検討しているようです。知事も今おっしゃったように具体的対策を指示された上で都の補正予算の可能性についても示唆をされているわけですけども、この国の補正があって都の補正があってとなると、都が先か、国が先か、なかなか難しいところもあると思いますし、あまり都がやり過ぎるとというと言い方が難しいですが、都は予算があるからとか言われがちだと思うんですが、状況の中で国の補正予算についての知事の期待の部分、またその都の補正の中で事業者支援の他に例えば消費者への直接支援は検討されるのか、この現状の知事のお考え、方向性を教えてください。
【知事】はい、先ほども水道の基本料金のことについてお伝えをいたしました。この時期に限ってということでの実施を考えております。これは前からもお伝えしていることで、ございます。それから物価高という観点、また対応についてですね、どのように取り組むか。国が補正予算ということをおっしゃられ始めたので、よくその辺りどういう方向になっていくのか、規模はどうなのか、対象はどうなのかなどを見ながら、効率・効果的な対策が必要かと。それも含め指示をいたしているところでございます。
【記者】わかりました。ありがとうございます。
【知事】日経さん。
【記者】日経新聞の田崎です。よろしくお願いします。先日OECDの事務総長と会談されたかと思います。会談の結果の受け止めとチャンピオンメイヤーズ会合、東京で開催したらというご提案あったかと思います。これについてもお考えをお願いします。
【知事】はい、OECD、世界のシンクタンクと言われるところでございますけれども、非常にこの不安定な国際情勢やエネルギー問題、自然災害また、AIの発展などなどそういった課題をですね、OECDならではの様々な分析を加えて日本への提言をされたり、またこの私自身が今その長やっておりますけれども都市のですね、参加している都市の抱えている共通の課題、水害対策であるとか、あと経済そのものもそうでありますけれども、そういったことについてはこれから来年度、来年の時期、やり方などは検討いたしますけれども座長を務めて議長を務めていると、私としての東京での開催ということを調整していきたいというふうに思っております。ちょうど先月G-NETSの会合を開き、それからASEAN各国の首都の長の方々に集まって、TOKYO-SEADSという会合も行いました。こういった都市と都市との間で様々な解を求めていくというのは、この世界に地球上に住む方々人々また特にそれがアーバンっていうか、都市に集中しているというのはどの地域も同じで、だから、共通の課題が見出せるわけでございますけれども、東京への期待も大きいことから、検討を、東京での開催についての検討を深めていきたいと思っております。OECD今回消費税のことについてもねボーンと提案をしていかれましたけれども、これについても国会の方でしっかりと参考にして国のかじ取りをしっかり進めていただきたいと思っております。真太郎さん。
【記者】ありがとうございます。日刊工業新聞の小泉真太郎と申します。先日の会見で都知事がSusHi Techの中でITAMAEの学生さんの方々にその熱量を感じたとおっしゃってました。私も出世魚ピッチなども主催していただいて、英語はもう翻訳機で頑張って読んでたんですけども、それでも私自身もすごく熱量を感じました。そういった中で今は世界色んな情勢がある中で、そういった日本の若い方々も新規事業を立ち上げたい方々もいっぱいいると思うんですけども、やっぱり世界を見てると、見通しがちょっとあまりよくなかったり、不安な部分も多いっていう方々もいっぱいいらっしゃると思うんですけども、もちろんそのTOKYO創業ステーションなど、そういったサポートもしてると思うんですけども、小池都知事として今後どのような取組をしていきたいとか何かお考えがあればお願いいたします。
【知事】はい、SusHi Tech Tokyo、年々充実もし、そして参加された方も合計6万人を超えるという盛況ぶりでございました。より中身を詰め、さらにはですね、今おっしゃったようにその下支えをしてくれているITAMAEという学生さんの集団、この方々がですね、また卒業後の進路にスタートアップでチャレンジするとかですね、色んな自分の将来への地図を描く際の大きな参考になればというふうに思います。また今、日経平均も非常に伸びてきたところではございますけれども、そういうチャレンジする若者を育てるということに意義を見出すような社会にしていくためにも、このSusHi Tech Tokyoは若い人にも、そしてまたチャレンジ既にしている人、これからしていこうと思う人、そういったこちらの方も「叶えたい」を支えたいと、同じ脈絡でですね、これからも後押しをしていくことができればと思っております。折しも米中会談が行われ、世界は世界の覇権もですね、ガラガラと音を立てて変わろうとしている。AIの、この生成AIも、たったこの3年間でですね凄まじい変化、進化を遂げつつある。こういう中でですねみんなで膝抱えていて、円安で大変だねと言っていてもですね、何も始まらないわけで、そこでチャレンジする人の後押しをしていく。そして色んな知恵を皆で刺激し合いながら前へ進めていくというのがこの国にとって必要だし、そこを、そういう環境を東京は整えていきたい、こう思っております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】よろしいですか、ありがとうございました。
※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。
(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)