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平成28年(2016年)8月26日更新

小池知事「知事の部屋」 / 記者会見(平成28年8月26日)

知事記者会見
2016年8月26日(金曜)
14時00分~14時37分

知事冒頭発言

1 五輪フラッグイベントの開催について

【知事】皆さん、こんにちは。どうぞよろしくお願いいたします。改めまして、リオの長旅から戻ってまいりました。記者の皆様方の中にもリオに足を延ばされた方、たくさんいらっしゃったかと思いますけれども、本当に遠いですね。地球の真裏で、また改めてパラリンピックの閉会式の方にも出席をする、現時点で予定にはいたしておりますけれども、次は是非とも土管を通って、ワープして地球の裏側まで行きたいと思っております。
8月24日(水曜日)までリオデジャネイロ市に出張いたしました。リオのオリンピック競技大会の閉会式に出席したもので、フラッグハンドオーバーセレモニーでは、パエス・リオ市長からオリンピック旗を引き継ぎまして、そしてIOCのバッハ会長の手から私の方にオリンピック旗を頂戴したということでございます。これで世界の方々に「リオの次は東京、日本だ」ということをしっかりとアピールできたのではないかと、このように思っております。あいにくの、閉会式は霧雨ではございましたけれども、無事、日本のプレゼンテーションもすばらしいものになったのではないかと、このように思っております。
そして、9月に、先ほど申し上げましたようにパラリンピック大会の閉会式で、今度はパラリンピックのフラッグを頂戴するということになりまして、そうしますと、オリンピックとパラリンピック、二つのフラッグがそろうという形になり、そこから東京大会のスタートとなると、このように考えております。昨日もちょうど、東京におけるパラリンピックの開会のちょうど4年前に当たるということでイベントを執り行ったばかりでございます。
そして、この両方のフラッグが整いました9月21日(水曜日)に、都庁の都民広場におきまして、この2大会のフラッグの掲揚式を行う予定といたしておりますので、是非ご覧いただきたいと、このように思っております。そして、これは、都内全区市町村、さらには被災県を皮切りにして全国で展開を予定いたしております「フラッグツアー」のキックオフとなるイベントと位置付けられております。地元にフラッグが巡回した際には、ご参加いただいて、そして皆様方と一緒に盛り上げていただきたいと、こう思っております。
これからもより多くの都民・国民の皆様方が参加できるような様々な創意工夫をいたしまして、2020年大会に向けた盛り上がりをずっと加速をさせていきたいと考えております。詳しくは、オリンピック・パラリンピック準備局の方にお尋ねをいただければと存じます。

2 都政改革本部の設置について

【知事】それから、二つ目でありますけれども、都政改革本部について発表させていただきます。
かねてよりご報告をさせていただいてまいりました都政改革本部、これがいよいよ始動することになります。都民ファーストの都政の実現に向けた改革を推進するために、9月1日付けで、私が本部長を務めまして都政改革本部を設置いたします。この本部は、副知事、そして全ての局長を本部員といたしまして、全庁横断的に都政の課題について実態調査と評価を行います。そして、課題の整理、それの改善策、この検討を行っていく、これが中身でございます。これは、まさしく私が都知事選の間にお約束をさせていただきました東京大改革、これを実現するためにも都政の見える化、透明化を進めるという点、そして、この本部を土台といたしまして、政策、制度などをチェックいたしまして改革を実行すると、まさにその装置が整ったというふうにお考えいただければと存じます。
そして、キックオフとなります第1回目の会議、9月1日(木曜日)に開催を予定いたしております。当日の課題でございますけれども、改革本部におきまして当面、取り組んでまいりますテーマ、改革の視点、調査チームなどについて話し合ってまいります。そして、この会議の様子でございますけれども、部屋の関係もございますが、プレスの皆様方には公開をさせていただくと同時に、インターネットで中継をさせていただきます。
それから、これは前にも一度、お示しをしたところでございますけれども、この間、東京都の顧問として選任いたしました方々を都政改革本部の特別顧問若しくは特別参与として任命をいたしまして、必要の都度、本部会議にご出席をいただくこととなります。そして、特別顧問と特別参与の皆様方には、課題に応じて専門の知識、ご経験を生かしていただくとともに、客観的な第三者の視点によるチェックを期待するところでございます。
なお、本日付で、1名の方を東京都の顧問に選任をさせていただきます。SBIホールディングス株式会社顧問でいらっしゃいます飯塚正史さんであります。本件につきましても、総務局、そして政策企画局の方に詳細をお尋ねいただければと、このように考えております。
私からは、まずオリンピック・パラリンピックのご報告、そして今後のイベントなどについて、それから都政改革本部の設置についてお伝えをいたしました。
私の方からは以上でございます。(※質疑応答途中で「3 五輪関係施設の視察について」の追加発言あり)
(報道発表資料は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【記者】幹事社、産経新聞の伊藤です。知事、リオの出張、どうもお疲れさまでございました。
先ほど土管を通ってワープしたいなんて話もありましたけれども、やはりリオはかなり遠かったのかな、と。今回、随行人数をかなり減らして4人とされ、また、ビジネスクラスなども利用されておりましたけれども、4人という人数で仕事に支障がなかったのか、また、ビジネスクラスによって何か影響というのはあったのかみたいなところをお願いしたいのですが。

【知事】人数については、今回は明確な私の役割、ミッションは現地でリオ市長にお会いをし、IOCの関係者の方々とお目にかかり、会談をし、そして閉会式で五輪旗を頂戴するという非常にわかりやすいミッションだったと思います。それについて、今回の随行者は、少人数ではありますけれども、大変効率的に仕事をしてくれました。
また、各種のイベントが、リオの市内各地、ジャパンハウスと呼ばれるところなどがありますけれども、行われており、そちらの方にも別途、東京都の職員は行っておりました。それから、やはりこれからの東京オリンピック・パラリンピックについて、課題でありますセキュリティの関係ということからも、警視庁からも何人かが行っていたということで、それぞれいい役割を務めて、これからまたパラリンピックも始まるわけでございますので、彼らは引き続きその職務にしっかりと当たってくれるものと考えております。往復、ビジネスクラスで行ってまいりました。

【記者】すみません。あと、都政改革本部についてなのですが、初回に行う、議題、取組のテーマ、狙いですとか、また、五輪に関しての調査をかなりやられると伺っているのですけれども、知事ご自身が五輪の施設などを視察するような予定などというのは入っていますでしょうか。そのあたり、教えていただきたいと。

【知事】私、まさしく現場、現地の方に行かせていただきまして、恒久、レガシーとなる施設、それから、ビーチバレーが行われ、もう終了しておりましたので、テレビなどでも私のフェイスブックからの写真を掲載させていただいていたようでありますけれども、鉄骨むき出しな形で行われたところも見てまいりました。それから、1万2000人の会場の、外見からはとても立派な施設ですが、それも仮設で、1万2000人を収容するかなり大きな、あれは何の競技でしたかしら、それが行われるところも仮設で、そして、これはパラリンピックの方でもまた別の競技で使われると聞いております。
リオのパエス市長とは、そのことについてよく伺いました。これはあくまでも仮設で、この期間終わったら、解体をして、リオ市内に四つ小学校、それを利用して作るというお話でありました。
私は、これについて、まさしく環境大臣時代に常に訴えておりました3Rの思想につながるものであるということで、3Rとは、Reduce、Reuse、Recycleというこの三つの頭文字で3Rと申します。
まず、削減、これは循環型社会の作り方のときに必ず使われるキーワードですけれども、最初の削減、Reduceは、コスト面でのReduceにもなるということです。それから、Reuseというのはまさしく再使用、そしてRecycleというのはペットボトルなどをまたリサイクルして別の、またペットボトルにするとかいろいろなやり方がありますが、まさしく3Rの思想だということを改めて認識しました。
これを平易な日本語にすると、「もったいない」という言葉になります。このことをバッハ会長の方にも、「もったいない」ということについて、私は環境大臣としても何度も使い、そしてまた、ワンガリ・マータイさんというノーベル平和賞を受賞された方がおられます。彼女が、世界中に日本語で「もったいない、もったいない」と言っておられました。
バッハさんにこのことをお伝えすると、「アフリカで植林をした女性ですよね」というお話と同時に、もう、すぐその後、「もったいない」と日本語で言ってくださって、是非、私はこれからの東京オリンピック・パラリンピックの新たなコンセプトとでも申しましょうか、そこに「もったいない」という言葉を是非入れて、この「もったいない」という言葉を国際語にしていきたい。「おもてなし」もいいですけれども、「もったいない」というのは日本の美徳だと思います。
その最たるものはお伊勢さんです。お伊勢さんの遷宮は20年ごとに移すわけです。その使われた大切な木材は、また地方の神宮、神社などで大変貴重に使われるわけです。これこそ日本の思想そのものではないかと思っておりますので、そういったことも含めて、これから「もったいない」と「3R」というこの言葉は、多用して、世界で「もったいない」という、天ぷらとかお寿司とか、その次に「もったいない」が出てくるぐらいに広めていきたいと思っております。
よって、IOCバッハ会長に対して、私、メールも打ちましたけれども、是非この「もったいない」という言葉を使ってくださいということを申し上げました。

【記者】都政改革本部での初回の取組というのは、どういうことを。

【知事】ありがとうございます。都政改革本部については、こういった、私自身が、また職員が多数行っておりますので、そこでもって、リオの現状などを見、それを学べるところ、日本ではなかなか難しいところなどを整理をするということで、これはポジティブな面です。
もう一つは、これまでのエンブレム問題であるとか、それから新国立競技場の話であるとか、国立競技場を解体したときの話とか、そういったところのこれまでの問題点がどういったところにあるのか、そしてそれをどのようにして解決し、改善をし、さらにそのことをベースにして、よりよいコストパフォーマンスとよりよいコンセプトを残せる、そういった方向性を見出していく。これはまさしく改善策に当たるわけですけれども、そういったことを今回のリオをベースにしながら、さらには、もっとさかのぼれば、ロンドンから北京からいろいろありますけれども、そういった形で透明化、見える化をしてまいりたいと、このように考えています。
もう一つは、情報公開の在り方ということについては、今のオリンピック・パラリンピックの調査チームとかなり重なる部分はありますけれども、そういったことで両方同時に進めていくという、そういう考えであります。また、ここは公開いたしますので、是非皆様方もじっくりご覧いただければと思っております。

【記者】分かりました。ありがとうございます。

3 五輪関係施設の視察について

【知事】すみません、もう一つ、私、お伝えするのを忘れていたのですけれども、オリンピック・パラリンピックの施設予定地、これは東京のです。9月1日(木曜日)、都政改革本部が終わりました午後に、都が整備しております新しい恒久施設のうち、準備が先行しております海の森水上競技場など3施設の予定地、それから選手村の予定地を視察する予定といたしております。
先ほども申し上げましたように、リオの出張では競技施設を幾つか視察をいたしました。大会時の運営状況を見るとともに、新しい恒久施設が大会のレガシーとしていかに都民に活用されるかということが大切ということを改めて感じたところでございます。
また、今度は東京が今どうなっているのか、それぞれ一つずつ見ながら、これもこれからの都政改革本部における課題のところで、情報を更に分厚くしていきたいと思っております。

【記者】分かりました。ありがとうございます。

 

【記者】フジテレビの町野と申します。オリンピックの関連でお伺いしたいのですけれども、オリンピックの大会の基本計画に大会期間中の持続可能な飲食サービスということがありまして、ロンドン大会以降に漁業の国際認証であるMSC認証の食材を使用する流れがあります。
この中で、東京大会においても魚介類はMSC認証のもののみを使用した方がいいかなど、知事のお考えございましたらお聞かせ願えればと思います。

【知事】ありがとうございます。私も環境問題をずっと取り扱って、こういった世界の流れ、動き、そして各国でいろいろなNGOが活発に、この件についても活動をしております。ロックフェラー財団なども非常に熱心に取り組んでいる一つだと聞いております。
そういう中で、このMSC、国際認証でありますけれども、こういう中で、東京2020大会においては環境負荷を低減するという点、それから持続可能性に十分配慮したものにするということが重要であると、こう認識しております。
水産物の食材の調達については、大会組織委員会で今、専門家であるとか、業界関係者などの意見を広く聞いておられると、このように伺っております。そこでご指摘のありましたMSCなどの認証への対応、それから国産食材の活用を含めて、持続可能性に配慮した調達基準を検討中というところでございます。
そこで、都としてどうかということなのですけれども、大会の組織委員会、国、そして、例えば環境省なども入ってくるし、農林水産省も入ってくるかと思いますけれども、持続可能性に配慮するということは、これは大変必要なことだと思いますし、東京をはじめ、日本の安全でおいしい水産物の魅力を発信していきたいと考えております。
これについてもいろいろな団体が動いておりまして、いかにして海の資源を守るかという、いろいろな観点があるのですけれども、そういったことについて、私たち日本というのはまさしく海に囲まれた水産国であり、お寿司大好きな国民ですから、そういった点には特に配慮すべきだと、私はこのように思っております。

【記者】インターネットのニュースサイト「THE PAGE」の具志堅と言います。築地の問題についてお聞きしたいのですけれども、改めてなのですが、リオの五輪の視察後に意見の方、ご意向の方を改めて表明されるということでしたけれども、改めて、いつぐらいのタイミングでどのような形で発表されるのかというのを教えていただけませんでしょうか。

【知事】リオは行ったり来たりしているわけでありますけれども、今いろいろと情報を更に収集をいたしております。そしてその、結構情報が入り乱れている部分もございますので、そこを精査した上で、その上で総合的に判断したいと思います。
ただ、いろいろと日程的なことについて、私も熟知をしておりますが、しかしながら、決まった日程でそのまま進めていいのかどうかということも含めて、私は総合的に精査をするということを何度も申し上げているところです。
それから、今日ちょっと、私がかつて3人の女性議員と一緒に、2008年の段階で「東京WOMEN大作戦」なんていう共著を出しておりまして、そこで私は当時から東京を環境先進都市にしたいと、地球温暖化対策であるとか大気汚染等々、これらについて、3人で分け分けして書いた本なのですけれども、私はここで築地市場のことを書いているのです。それは、安全性を重視しろということを書かせていただいておりまして、8年前に書いています。ですから、急に都知事になるからといって言っているのではなくて、そのころから認識を持っていたので、是非、もう廃版になっているかもしれませんけれども、お探しいただいて、お読みいただければと、このように思っております。

【記者】いつぐらいをめどにされますか。

【知事】早急にという感覚でいたいと思っておりますが、今、情報などを精査しているところであります。

【記者】一部で来週という話が出ていますが、来週には限らないということですか。

【知事】そうですね。でも、できるだけ早くはしたいと思います。いろいろな関係者がおられますし、段取りというものもございましょう。しかしながら、それを超えて私は安全性の確認を、これをしっかりと進めるべきだと今も強く考えております。
場合によっては定例記者会見の場ではないかもしれませんけれども、そのときには皆様方にお知らせをさせていただこうと、このように考えております。

【記者】雑誌記者の中島です。よろしくお願いいたします。東京メトロのことについて、安全対策についてお尋ねしたいのですが、日本は2020年に、世界一のユニバーサル社会を確立するということを前提に、目標にしていると思うのですけれども、4月のベビーカーの引きずり事故、それから8月の視覚障害者の事故死、この対応で、東京メトロの在り方というのは大きく違っております。現状、青山一丁目駅は九段下の事故と変わらない体制しかとられていなくて、警備員も充実させていなければ、昨日の時点でホームドアの前倒しの設置もしないということを言っております。現状、たった今の時間に検討会が開かれておりますので、ある程度違うことが言われているのでしょうけれども、それにしても15日の事故から今まで、何らの対策もとられていないという、この対応についてはいかがお考えでしょうか。

【知事】メトロにつきましては、株主でありますので、安全対策はお客様を守るという観点からも重要な点だと思っております。そしてまた、事故に遭われたご本人、そしてご家族の方々に改めて哀悼の意を表したいと思います。
その上で、利用者の安全確保というのは、鉄道事業者にとって最大の使命であることは言うまでもないと思います。そして、都の方は従来からも株主として、メトロにハードとソフトの両面の安全対策の徹底を申し入れておるところでございますけれども、青山一丁目駅など銀座線のホームドアの設置、平成30年度中に行うと。そして、駅員の教育の徹底ということにも取り組んでいる、つまり、ソフトとハード両面で取り組んでいるということ。また、今回のこれらの事故を踏まえまして、国の方からも駅のホームにおける安全性向上のための検討会、この第1回会合を、まさしく今、ご指摘ありましたように開かれているところでございます。鉄道事業者らとともに、ハード・ソフトの両面から総合的な安全性の向上対策を検討していくと、このようにしております。
ホームドアの補助制度を設けて、事業者を積極的に支援をしているところでありますけれども、2020年の東京オリンピック・パラリンピックということも考えますと、やはりユニバーサルな、そしてバリアフリーというのはキーワードになろうかと思いますので、このあたり、全体の予算なども見ながら進めてまいりたいと、こう考えております。

【記者】フジテレビ「新報道2001」の河南と申します。すみません、先ほど築地移転のお話が出ましたけれども、その安全性についてなのですが、豊洲新市場の方が、定められた耐震基準に達していないのではないかという疑惑があります。仲卸売り場棟の4階の床のコンクリートの厚さが、耐震性能を計算するための構造計算書と実際の設計図と違いがありまして、構造計算書は1センチメートルになっているのですが、設計図の方では15倍の15センチメートルになっています。もし耐震基準を満たしていないなら、これは大きな問題になるかもしれませんが、知事はどのように対処なさいますでしょうか。

【知事】まさしくここが、これからの情報公開を含みます都政の改革本部でも扱われるマターになろうかと思います。もっとも今、小島顧問を中心といたしまして、様々なデータを収集いたしまして、その中での安全性、いろいろな意味の安全性です、ベンゼンなどの大気に関して、それから土壌について、水について、いろいろな観点から今改めて総合的にチェックをしていただいているところでございます。
耐震基準についても同様でございまして、これらのデータなどをもう一度精査をしながら、本当に都民にとって必要な対策がとられるように、これは、都政改革本部は今、情報公開、オリンピック・パラリンピックという形になっておりますけれども、随時それらの課題についても同時並行で今進めているところであります。

【記者】フリーの記者の永尾と申します。先ほど、豊洲の安全性を重視するというお話ですけれども、関連して、8月10日に築地で働く水産仲卸の方たちがここで記者会見をいたしまして、豊洲の室内から環境基準の6割のベンゼンが検出されたということに対して、人体実験のような気持ちになるというふうなことをおっしゃっていまして、ベンゼンは発がん性のある物質で、これ以下なら安全だという閾値がないというふうにも言われておりまして、このような仲卸の方の捉え方について、知事はどういうふうにお考えになりますでしょうか。

【知事】今、いろいろなお立場、そしてまた見解の方々がいろいろな数字を出してこられる場合もございますし、また、それについて、私が現地に視察にまいりました際も、より多くのポイントでベンゼンが検出されるということがないのかどうか調べるように申し入れたところでございます。
そうしたその結果を待っているというところでございますけれど、ベンゼンというのは、どちらかというと、車から排出されるケースもあるので、その辺のところはどういう因果関係があるのか、これはまた、ただいま精査中でございます。
いろいろなご意見を伺っていることは承知しております。

【記者】すみません、その人体実験ということについて、そういうふうな移転を強行することはないということでしょうか。

【知事】いろいろな表現の仕方があろうかと思いますけれども……。

【記者】はい。そういうふうな気持ちにさせるような移転は強行しないと。

【知事】そういうご意見があるということは承知しております。

【記者】TBSテレビの永田と申します。都政改革本部なのですけれども、これを行う、今回が第1回ということなのですが、今後行う頻度、また、情報公開もここでいろいろ精査するということなのですけれども、今回はインターネットで配信するということですが、第2回、第3回とそれを続けていくのか、もし続けないのであれば、どういう形でそこで決まったことが公開されるのか、教えてください。

【知事】基本的には、例えばオリンピック・パラリンピックについては、もう、まさしく契約をするような、もうされたような、そういったオンゴーイングの課題でございます。ましてや、あと4年というか、もう4年しかないと言うべきかと思いますので、特にこのオリンピック・パラリンピック関係については様々な調査を含めまして、中間報告という形で、9月中にはそれを出していくという流れにしております。よって、これからの審議の進み具合によって、より頻度を高めていったりということはあろうかと思いますけれども、その都度、基本的には同じ形で、マスコミ、メディアには公開、そして、インターネットで中継という形をとらせていただくつもりにしております。

【記者】日本テレビの久野村ですけれども、関連で、中継というのは全てフルオープンという認識でよろしいのでしょうか。頭だけという形になるのか。

【知事】基本的にはインターネット中継という形にさせていただこうと思っておりますが、その辺のところはまた詰めてまいりたいと思います。

【記者】毎日新聞の須藤と申します。渋谷区にあるNHKの放送センターの建て替えの件でお聞きします。あの地区は風致地区に都の条例で指定されていまして、建て替えになると、一度壊すと高さ15メートルまでの建築制限がかかると思うのですが、都としてはどのようにお考えでしょうか。

【知事】それについては突然のご質問でありますので、よく精査をした上で、お答えを、担当の方からさせていただくこととさせていただきます。

【記者】早ければ今月中、来週にもNHK側から計画の発表があるかと思うのですけれども、現在、では、交渉中ということでよろしいのでしょうか。

【知事】それについても確認をさせていただきます。

【記者】ありがとうございます。

【知事】それでは、もうあと1人で、恐縮でございますが。

【記者】フジテレビ「めざましどようび」の長野と申します。よろしくお願いします。先ほどの豊洲新市場についてなのですが、継続して行われている地下水のモニタリング調査なのですけれども、その調査結果が出る日程よりも前の日程に新市場の開場の日程が組まれているということについて、その理由を確認するというお話があったと思うのですが、確認されていたらお聞かせ願えますか。

【知事】いいご質問をありがとうございます。開場予定日が11月7日とされてまいりました。そして、モニタリングを2年間続けるという、このような予定になっていたところを、最後の採水を行うのが11月18日からだったと思います。つまり、結果が出る前に11月7日の開業ということは、2年間というその期間を待たずして開業してしまうということに対して、私は大変大きな疑問を持っております。やはり安全を確認して、都民の皆様方が安心して、そしてまた、築地市場の持つ大きな関東一円というか、日本全体と言ってもいいのかもしれない、それぐらい大きな存在であるがゆえに、ここはきっちりとした形で進めていくべきだと、このように私は考えております。また一方で、いろいろと総合的な判断も必要となってまいりますが、何よりも今回、私が一番大きな疑問に思った点も、今のご指摘のあった日程的に、お構いなしに決めてしまうというようなこれまでの当局の対応というのはいかがなものかと、そしてまた、十分な情報公開をほんとに行ってきたのか。知事として初めて前回、移転推進派の方と、そしてまた、今まだ迷っておられる方々、それから、反対派の方々からはご意見も紙で頂戴をしているところでございます。
よって、これらのことをやはりきっちりきっちりやっていくことが、結果として私は安心につながるし、それから新しい、築地という世界的なブランドから、豊洲というのが本当にブランドになり得るのかということまで深く考えますと、これまでの方法というのは、作らねばならないという思いがあったでしょうし、オリンピック・パラリンピックのための道路も作らなければいかんしと、いろいろあったかと思いますが、私はだからこそ、今こそ立ち止まるべきだということを申し上げてきて、そのことのためにも情報公開の制度であるとか、それから、オリンピック・パラリンピックの予算が膨れ上がる問題と、今回も、豊洲の新しい、言ってみれば、ザハ・ハディドさんのあのようなすばらしいデザインではなくて、言ってみれば、どんがらなわけです、あれは。それにそんな何千億円もかけるのですかというのを、私は都民として普通の疑念ではないかと思うのです。だからこそ、立ち止まるということを申し上げ、かといって、私には責任がございますので、その中で総合的な判断をさせていただくということで、お答えとさせていただきます。
それでは、今日はこの辺で失礼いたしたいと思いますので、またご協力よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
ちなみに共著の本は小学館からです。宣伝するわけではないですが、多分、廃刊だと思います。

(テキスト版文責 政策企画局調整部政策課)

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