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令和3年(2021年)7月2日更新

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和3年7月2日)

知事記者会見
2021年7月2日(金曜)
16時00分~16時35分

 

【字幕版】はYouTube東京都チャンネル(外部サイトへリンク)からご覧いただけます。

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知事冒頭発言

1 新型コロナウイルス感染症への対応について

【知事】定例の記者会見、毎週金曜日2時からでございますが、ちょっと時間をずらしても、今日皆様方に最近の、また最新の状況など私から直接お訴えをしたいということで、この時間になりました。明日、明後日も、また土曜、日曜で人の出も多くなるのではないかということも想像できます。そういう中におきまして、今日この場で皆様方に様々お伝えしておきたいと思いまして、本日このような形をとらせていただきました。このコロナ禍、対策の真っ只中、そして2020東京大会が間近に迫っているという中において、私、体調を崩して、そして多くの、大切な期間においての体調不良ということで、多くの方々にご心配、そしてご迷惑おかけいたしましたこと、心からお詫びを申し上げたく存じます。また、入院先におきましては、医師の皆さん、看護師の皆さん、スタッフの皆さんに本当に良くしていただきました。心から感謝を申し上げたく存じます。東京都にとって、今ほど重要な時期はないと考えております。そういう中で、引き続き、副知事はじめとする都庁の職員と総力を挙げて、そして山積する課題に全力で取り組んでいく。どこかでばたっと倒れてるかもしれませんが、それも本望だと思ってやり抜いていきたい。そのように考えております。今日はまた各地、大雨が襲っております。現在、梅雨前線の影響で断続的に激しい雨が降っている。そして明日にかけて総雨量が多くなる恐れもございます。土砂災害、浸水、川の増水など、くれぐれもご注意をいただきたい。そして、早めの安全の確保を心がけていただきたいと存じます。
そしてここで改めて、昨日、コロナ対策モニタリング会議が開かれており、私はリモートでの出席をしたわけでございますけれども、その分析改めてまとめてお伝えをしておきたいと思います。専門家の方々の分析、既に昨日お伝えいただいたかと思いますが、現在の感染状況、医療提供体制が、こちらにありますように、矢印みんな上を向いておりますが、ともに赤、最高レベルと、そして多くの指標の矢印が右肩上がりという状況になっております。また国の指標によりますと、新規の感染者数はステージ3(正しくは、ステージ4)、こちら国の指標になっておりますが赤いところ。黄色がステージ3、そして赤いところはステージ4ということで、新規感染者数ステージ4の水準にありますが、今ワクチン接種、猛烈にあちこちで進んでいるところであります。そしてまた高齢者の感染の割合は、かなり減少しているのが毎日の数字で如実にわかるわけでありますけれども、この数字を見ましても、過去の色々な数字がありますけれども、都内の感染状況の質は変化をしているのではないかと思われます。その結果、入院患者数、そして重症患者数は抑えられているということだと思います。もちろんより深い分析も必要でございますが、これまでの経緯、そして今起こっていることなどを含めますと、そういうことが言えるのではないか。そして最近、人流という言葉が着目されております。主要な繁華街での滞留人口ということでありますけれども、お酒を提供する、その可能な、することができるのは夕方になりますが、夕方から夜だけではありません。ハイリスクな深夜帯でも増加をしているという厳しい分析を、人流が増えているということです。本来ならばお店は8時で閉まっているんですが、人の流れが多い。そしてまた路上飲みもまだまだ多いというように、皆さんも報道されているかと思います。その報道がまたアナウンスメント効果を呼ぶということもあります。また変異株でありますけれども、これまでの501Y、これが主体でございましたけれども、より感染力の強いといういわゆるデルタ株、インド株、その割合が増加をしているということから十分な警戒が必要。まだこのデルタ株についてよく分かっていないということも実際あるわけであります。そしてこの感染の増加は結果として医療提供体制の逼迫に繋がる恐れがあるということで、6月29日(火曜日)、そのときは入院しておりましたけれども、危機管理対策会議を開催しております。そこで5つの、こちらにあります5つの緊急重点対策をまとめておりますので、改めてお伝えします。まず第一に、若者、中高年層に的を当てた対策の強化であります。高齢者、やはりワクチンの接種が進んでいることも影響しているかと、好影響を与えているかとも考えられますけれども、やはり若者、中高年層、ここに的を当てていくということが、新規の陽性者を増やさない、そしてまた、そこからの感染を増やさないということに繋がる。そして2番目、皆さんにご苦労いただいている飲食店への感染防止対策の強化であります。常々申し上げておりますように、東京にはおびただしい飲食店があるわけでございますが、そのうち98%のお店はご協力いただいていて、そうでない2%が残念ながら逆にそこに人が集まっていると。人が集まっているよ、というまた報道もある。そこにまたさらに人が集まるという、こういう流れがずっと続いてきていること、ここは強化していかなければなりません。様々、国とも連携とりながらこの対策を強化してまいります。3番目に職場での取組強化とありますが、これは最近の陽性者が出ている事例で、職場がまた増えてきているという傾向。それから人流の抑制策、これは後ほど少し話します。そしてワクチンの接種が猛烈な勢いで進んでいるということを、先ほども申し上げました。よって夜間の人流の抑制、そして感染の防止対策の徹底、それを図りながら、ワクチンの接種を全力で進めていくという、これが作戦ということになろうかと思います。このワクチン接種でありますけれども、東京の最新の状況をお伝えしておきます。医療従事者約50万人、ほぼ100%1回目の接種を終えておられます。100%です。そのうちの44万人、つまり89%の方が2回目の接種も終えておられるという状況であります。それから、高齢者は都内では311万人でありますけれども、そのうちの193万人、62%の方が1回目の接種を終えまして、90万人、29%の方が2回目の接種を終えているという状況になっております。そして6月21日(月曜日)から企業、大学などにおける職域の接種が開始をされております。そして、都でも大規模接種会場の設置を進めているわけでございますが、明日まで築地での接種は大規模な接種会場を開いておりまして、明日が一区切りになって、そこで1回の接種が終わった方々、今度は週明けの6日、月曜日(正しくは、火曜日)から、今度は代々木が会場になりまして、そちらで2回目の接種が始まります。それから既に開設しておりますのが、この都庁の北と南の展望室でありますけれども、それに加えて今後開設を予定しておりますのが、立川の地域防災センターと多摩総合医療センター。ここで多摩の地域がカバーできる。さらには大学との連携と、都民の安全・安心を守って都民生活を支える、感染リスクの高い方を対象にしてワクチン接種の加速化を図ってまいります。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:1,594KB)

2 東京オリンピック・パラリンピック競技大会について

【知事】さて次、オリンピック絡みになるんですが、これも人流に関係いたします。改めてこの人流については私ども、東京都では長年において2020大会の人流、物流、これらをどのようにして、また交通量そのものです。どのようにスムーズに動かすかと。オリンピックのような大規模なスポーツ大会、国際的なスポーツ大会を開くに当たっては、様々な人流、物流、交通量の抑制などなど、色々な工夫を凝らすのは、これはコロナがあろうがなかろうが、大会を開催する都市では一様に行っているものであります。安全でスムーズな大会を開催するための政策としてテレワークの徹底や市内への車の流入を抑制するなど、こういうのをパッケージで進めるんです。ちょっとこちらにありますユニークなポスターなんですが、これは2012年のロンドン大会の時に、ロンドン市内、ロンドン市ほかで、あちこちで貼られたポスターになってるわけです。一番左の馬に乗っているポスターがありますけれども、これは早めに旅行の、つまりロンドンから出て旅行を楽しむ予約をしましょう。その上のところで男の人がふわって走ってる、これは時差通勤をしましょうという、そういうポスター。その下は、テレワークをしましょうというポスターになっているわけであります。期間中の混雑の緩和ということで、これらの方法を国民、市民に周知をして、そして行動変容や時差通勤、テレワークを呼びかけた、というそのポスターそのものなんです。これは私が知事になって色々な国の方々が、都庁をご訪問いただくんですが、今のイギリスの首相でいらっしゃる、ボリス・ジョンソンさんが、実は2012年のときのロンドン大会のロンドン市長だったわけです。そのときのエピソードとして、これを紹介してくださって、ロンドンオリンピックでは、テレワークや休暇などを行った企業が80%だった。そして行動変容させた住民や従業員っていうのが77%に上る。そして、集荷、配送の時間を変更した企業が約72%になったんですよと。これこそが私たちのロンドン大会のレガシーなんだということを、ボリス・ジョンソンさんは本当に胸を張っておっしゃっていたということなんです。要はその後、2016年リオ大会がありました。こちらも自動車のレーンをファーストレーンにしたり、色々な工夫をしている。だからどこの都市であれ、大会を開催する都市というのは、こういう工夫をするものなんです。そして高速料金などの夜と昼の時間の料金を変えてみたり、それから港です。次の、あるのかな。港、これ新聞そのものなんですけど、これは東京港。東京港の深夜ゲートオープンを実施をしますっていうのも、これも東京大会中の船荷が降ろされますと、それがトラックに移されて、トラックがまた渋滞を起こす可能性があるので、その分時間帯を延ばすことによって緩和するという、これも何年もかけて準備をしてきたものであります。もっと言えば船主さんには、色々な輸入・輸出をする際には、これもう1年延期されている大会ですが、そのことも考えながら、そしてどこから輸入するかによって日数変わりますけれども、それらも計算に入れて、そしてこの輸出入、商社の皆さん、ご協力ください。そんなこともやってきました。それから都内におけるこの工事、公共工事やまた普通の工事なども、この期間はぜひとも他のところにまわしてください。色々事業者の皆様方からもご要望いただきましたけれども、そういった形でやってきているということを、改めてお伝えしておきたいと思います。といいますのも、このオリパラ大会について、部分部分は伝わるんですけれども、全体像がまだ伝わっていないがために、あれが大丈夫か、ここが大丈夫かという、そこのところの情報が十分行き渡っていないのではないかなと懸念をしているところであります。東京都として2020TDM推進プロジェクトとして、企業向けにまた個々人向けに色々なお願いもしてきているわけであります。こうした取組によって大会を開催をする。もし何も、これらの措置をしなければ、大会時には約1割増加すると見込まれています交通量ですが、都心部では30%、約3割。東京圏域、これで10%。首都高で最大30%減をする、減らすということを目指しております。よってこの大会期間中はむしろ、物量にしても、交通量にしても、減るというそういう設計になっているという話です。ただ、じゃあ人流はどうなんだということですけれども、コロナ禍で通常75万人の、一番左ですけれども、観光、出張者がおられるわけですけれども、これがコロナの影響を受けまして、約3分の1に、現在もう既に減っている、落ち込んでいるわけです。それから海外から今回この大会にこられる方々が14万人ということを見込まれていたのを、ぐうっと減らして海外からの大会を見に来る方々っていうのも、これを受けなくしましたよね。それからオリンピックの関係者の方々も、これも減らしました。14万人が来るはずだったのが4万人に減って約3分の1に、既に減っているということです。ですから14万が4万、でも4万もいるじゃない、とおっしゃるかもしれませんけれども、東京のこの首都圏においては毎日300万人の人が出たり入ったりしてるのが、これが日常ですから、この数字の規模が、どうも捉え方が、この規模感っていうのが十分伝わっていないのではないか、このようにも思うわけであります。これ、テレワークなどの推進で約100万人近く減少しているという調べもあります。そういう中で、人流は、これらの既に決めているプロジェクトを進めていくこと、また、大会そのものを簡素化をしてまいっておりますので、大会期間中はコロナ禍の現状と比べましても、トータルで人流は増加することはなく、むしろ減少するということが見込まれております。さらに観光客(正しくは、観客)向けのガイドラインに示しておりますように、直行直帰という取組。何年も前からこれも準備してきた昼夜の高速料金の変更や、国や経済団体などとの協力によるスムーズビズの取組、こういうのをパッケージでやってきておりますので、ぜひ皆様方にはこの全体像の中の様々な伝え方を工夫していただければというふうに思います。
それから聖火リレーでございますけれども、残念ながら都内を全区間で公道を走れる、そのための準備を進めてまいりましたけれども、島しょ地域を除いて16日(金曜日)までの間、公道での走行は見合わせることといたしました。楽しみにしていた方もたくさんおられる中で、こうした判断をくださなければならないということを、私自身もとても残念に思います。どうぞご理解をよろしくお願いを申し上げます。コロナ以外、大会開催については、ぜひとも全体が伝えることも考えていただきたいし、それを踏まえて抑制策を徹底する。それによって、コロナ禍における東京2020大会の開催成功へと繋げていきたいと考えております。とはいえコロナの感染状況、油断を許しません。そして東京2020大会、刻一刻と間近に迫ってきております。そして連日、今日も世界中から選手の皆さんが日本入りをしておられるわけであります。また、大会はオリンピックだけではありません。その後にパラリンピック大会が控えております。世界で初めてオリンピックとパラリンピックを二度開催するのは、この東京が初めてです。そういう意味でより安全性が、安全度が求められますパラリンピックです。このパラリンピックは、安全に開催するということはすなわち、都民の皆さんの命、健康を守ることに直結するといっても過言ではないかと思います。都民の命を守って、東京の未来を作っていくこと全力で取り組んでいく。たとえ倒れても全力で取り組んでいきたい、このように考えています。今日は別に普段より多くの皆さんにお集まりいただいて、本当ありがとうございます。たくさんの課題を抱えておりますけれども、東京、首都東京しっかりと歩みを進め、そして東京大会のレガシーを残すべく、これからもしっかりと取り組んでいきたいと考えております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:1,672KB)

3 ジャイアントパンダ「シンシン」の赤ちゃんの出産について

【知事】そしてまた、最初、大雨のニュースをお伝えをいたしましたけれども、最後はシャンシャン(正しくは、シンシン)でいきたいと思います。ジャイアントパンダのシンシンが、6月23日(水曜日)に双子の赤ちゃんを出産したということで、この後、名前の募集をすることになりますので、その時はまた改めてお伝えをしたいと思います。私の方から以上であります。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:974KB)

質疑応答

【記者】知事ありがとうございました。幹事社の朝日新聞の岡戸と申します。幹事社から2点ほど質問をお願いします。まず東京オリンピック・パラリンピックについてですが、観客について菅首相は昨日ですね、無観客もあり得ると明言していると発言しました。公明党の山口那津男代表も無観客を視野に対応してもらいたいと述べております。知事はですね、開催都市のトップとして、また東京のコロナ対策を指揮する立場として、無観客で大会を開催するべきだとお考えでしょうか。

【知事】先日、五者会議を開きました。6月21日(月曜日)のことだったと思います。私、そこで冒頭発言といたしまして、緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が発動された場合には、措置内容を踏まえた対応が基本となると。感染状況や医療状況に急激な変化がある場合には、五者で協議をして、状況に応じ、無観客も含め対応を検討する必要がある。冒頭のところでこれを述べさせていただき、共同宣言の中にその文言も盛り込んでいただいたところでございます。これからも感染状況をよく注視しながら、どのような形がいいのか、無観客も軸として考えていく必要があるのではないかというふうに考えております。

【記者】ありがとうございます。もう1点がですね、4日(日曜日)投開票の東京都議選についてです。投開票日まであと2日となりました。知事は都民ファーストの会の特別顧問ではあります。知事への対応に注目が大変集まっております。都議選について現時点の受け止めをお聞かせください。

【知事】そうですね。このコロナの対策、そしてまた都政の諸課題、今も災害、大雨に備えての話もさせていただきました。そしてまた、コロナ禍を経たオリンピック・パラリンピックの後、どういう東京にしていくのかなどなど、課題は山積しております。また、都政の改革ということも引き続き行っていかなければ、世界のスピードに間に合いません。IT化、デジタル化です。こういったことも、東京いち早く進めていく、さもないと国際金融都市としてのその地位も守れなくなってしまう。様々な課題がございます。よって改革を続けるとともに、江戸の伝統を守るという、そういう皆様方が、都政と、そして都議会とともに共鳴しあって東京を高めていくということは極めて重要だと思っております。ご承知のように、都民ファーストの会は私自身、特別顧問を務めるわけでございますので、当然のことながら頑張ってもらいたいと、率直に当然のこととして思っております。そういう中でずっと、今回は選挙戦には直接加わっておりませんが、街頭演説であるとか、今コロナの中で非常にやりにくい選挙でございます。ただ私は、今申し上げましたように、東京大改革を担ってきてくれた都民ファーストの皆さんには、ポスターとかチラシとかさんざん出てますし、エールを送っているところです。そしてまた、都として、これからも安定的に、そして大胆に進めていくためにも、多くの皆様方に頑張っていただきたいと思っております。

【記者】ありがとうございます。質疑応答に移ります。知事から指名を受けた方は、社名と名前を名乗ってから質問してください。よろしくお願いします。

【記者】日刊ゲンダイの高月と申します。お疲れ様です。2点、大きくお伺いしたいんですけど。

【知事】すいません、1点でお願いします。

【記者】1点で。そうしましたら、東京がステージ4の水準にあるということなんですけれども、国は緊急事態宣言を必要であればやると明言しています。知事の方から国の方に、宣言の再発令を要請することがあるのか。また、そういったお考えが現時点であるのかですね、お伺いさせてください。

【知事】いくつかの項目がございます。先ほど来申し上げておりますように、最近のこのいわゆるデルタ株という、まだまだ不明な点が多い、その展開がどのようになっていくのか。そしてまた、ワクチンの接種が、これまでのこの感染者の世代などの変化を起こしております。こういったことを分析しながら、とはいえ、医療提供体制は十分に確保していかなければなりません。自宅療養、そして宿泊療養、そして病院と、この3つをうまくトライアングルのようにまわせるようになりました。そしてまた、自宅療養なども酸素の吸入などもできるように、パルスオキシメーターも当然でありますけれども、様々なこれまでの工夫をしてくることによって、医療提供体制もかなり充実してきていると思います。とはいえ、医療従事者の皆様方には大変ご負担をかけていることには変わりませんので、それらのことを総合的に見ながら、国とも連携を図りながら、進めていく必要があろうかと思います。判断されるのは国になりますけれども、それら担っていく東京都として、しっかりと分析していきたいと考えています。

【記者】東京新聞の小倉です。よろしくお願いします。この度は色々とお疲れ様でした。改めて、今回の入院の経緯、ご体調など、差し支えなければ知事の口からご説明いただけますでしょうか。また先ほどの、倒れても全力で取り組むと、2回程おっしゃられたんですけれど、何かご懸念とかありましたら、それもあわせてお願いします。

【知事】はい、色々ご心配かけて恐縮でございました。また一部、コロナの感染かというご質問もいただいておりましたけれども、こちらについては陰性でございました。そして、今回といいましょうか、過度の疲労ということで、様々な課題を抱えている東京において、多くの優秀なスタッフ、職員に支えられながらも、課題の大きさ、そして毎日迫り来る様々な新しい事象等々抱える中で、体力が十分でなかった。なかなか体調だけは、ある時は思うようにいかないときもございまして、最後これ以上続けるのは難しいだろうという判断もあり、医師の判断もいただいて、入院ということで何日か過ごさせていただきました。これからも医師の判断を仰ぎながら進めたいとは思いますが、それ以上に様々な課題がございますので、もう、責任を持ってやっていこうと。気力も、それから、やっぱり気力ですね。気力と判断力としっかり研ぎ澄ましながら、これからもやっていこうという決意を新たにしているところであります。

【記者】NHKの成澤です。飲食店でのですね、お酒の提供について伺います。知事は以前ですね、感染状況が悪化した場合は、再びステージ4相当ですかね。そういったところを視野に入れば、直ちにお酒の提供の全面停止を要請するといった考えも示されていたことがあると思いますが、今ステージ4の状況になっていますが、飲食店に対してそういった、お酒を提供しないでくださいというような要請をするお考えは現時点でございますでしょうか。

【知事】はい。これらについては、先ほどから申し上げていますように、全体を見ながら進めていきたいと思っております。十分厳しい二人まで、そして90分間、時間も区切るという形で、皆さんには、利用者の方にもお店の方にもご協力いただいているところではありますけれども、この感染状況などを考え、見ながら判断していきたいと思っております。一つのメルクマール、課題としての、飲酒ということはあろうかと思います。

※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。

(テキスト版文責 政策企画局政策調整部政策調整課)

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