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令和4年(2022年)10月7日更新

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和4年10月7日)

知事記者会見
2022年10月7日(金曜)
15時48分~16時25分

 

【字幕版】はYouTube東京都チャンネル(外部サイトへリンク)からご覧いただけます。

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知事冒頭発言

1 新型コロナウイルス感染症への対応について

【知事】では、よろしいですか。それでは始めさせていただきます。今日は、お伝えする項目は、5つあります。5点です。
まず、コロナでございます。昨日、専門家によるモニタリング項目の分析がございまして、そこで感染状況、そして医療提供体制は、先週と変わっておりません。それぞれオレンジ色、黄色。そして分析のコメントで、新規陽性者数は連続して減少しているけれども、それでもまだ高い水準ですよ、という点。それから、インフルエンザとの同時流行が懸念されているということで、注意が必要だというお話でございます。このツインデミック、同時流行に備えまして、ワクチンの接種、更に促進することは重要です。都の大規模接種会場において、オミクロン株対応ワクチンの接種を、希望する全ての3回目と4回目の接種対象者に拡大をして実施をしております。また、10月1日(土曜日)から、今月の初めから、各区市町村でインフルエンザワクチンの接種も始まっております。都は、65歳以上の方などの自己負担分を、これインフルエンザの方ですけれども、支援をしてまいります。対象の方、一刻も早く接種をお願いを申し上げます。
そして、東京都におけます「全国旅行支援」、こちらを10月20日(木曜日)から12月20日(火曜日)まで実施をいたします。今回の愛称は、「ただいま東京プラス」といたします。「ただいま東京プラス」。これまでの東京の観光盛上げのために、交通関係の企業が進めてこられた「ただいま東京キャンペーン」っていうのがあるんですが、これと連携しまして、より多くのを事業者と一体となって、効果の高い取組としていきたいと考えています。そして、これに合わせまして、「もっとTokyo」の本格実施、こちらの方もスタートいたしまして、これまでトライアルって言っておりましたが、こちらも12月20日(火曜日)までの期間で行います。もっとTokyoプラスで、ごめんなさい、「もっとTokyo」は「ただいま東京プラス」との併用も可能といたします。結構いきますね。これからの行楽シーズンです。そしてまた感染対策については、これも引き続き皆さん徹底しながら、東京の魅力を、皆さん楽しんでいただきたいと存じます。
社会経済活動との両立につなげていくためにも、ワクチン、換気、そしてポイント、ポイントのマスクが重要でございます。引き続きのご協力よろしくお願い申し上げます。
(詳細は、総務局、福祉保健局、産業労働局にお聞きください。)

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:1,322KB)
(「東京「全国旅行支援」(ただいま東京プラス)」は、こちらをご覧ください。)
(「都内観光促進事業(もっとTokyo)本格実施」は、こちらをご覧ください。)

2 男女平等参画について

【知事】それから、話し変わりまして男女平等参画に関して、2点お知らせをいたします。
まず1つ目ですけれども都の審議会など、女性委員の任用率についてであります。女性比率ですね、委員の方々の。私は知事に就任してから、女性活躍は最重要課題として、様々取組を行ってまいりました。これだけ素晴らしい女性の方々おられて、そのパワーを生かさないのはもったいないじゃないかと、何度も何度も言ってまいりました。そして具体的に、この審議会などにおける女性委員の任用率について、これまで令和4年度末までに40%以上とすることを目標に定めてまいりました。そして、今年の6月に個別の審議会などにもクオータ制を導入するということで、取組の加速をさせてまいりました。で、結果、どうなったかっていうと、女性任用率、8月1日の時点で40%を超えて、40.7%となりました。そして、今年度の末と言っていたよりも、目標の前倒しでの達成ということになりました。これは女性活躍社会に向けた通過点であって、引き続き、様々な取組を進める必要がありますし、また、あらゆる分野における女性参画の促進、引き続き行っていきたいと思っております。
それから、2つ目でありますけれども、性別によるアンコンシャス・バイアスと言いますが、無意味の思い込み、意識をしない、無意味じゃない、無意識ですね。無意識の思い込みということで、動画を募集をいたします。この春に、体験談募集をしたんですね。そうしますと、都民の皆さんから1,300件を超える応募をいただきました。この中から4つのエピソードを、厳選をいたしまして、その内容をテーマにした動画の作品を募集をすると。子供たちと折り紙遊びを、例えばね。子供たちと折り紙遊びをするとき、女の子にはピンクのリボン、男の子には青の手裏剣を配ってしまったなど、誰もが体験した覚えのある内容が題材となります。そして、応募作品ですけれども、クリエイターの辻愛沙子さん、そしてタレントのryuchellさんら、選定委員が審査をしていただきます。来年1月には、授賞式、予定しておりますので、優勝者、優秀賞に10万円相当のギフト券の贈呈と。また、都内の映画館やSNSなどでも配信をすることといたします。これについては、特設サイトで11月30日(水曜日)まで受付をいたしますので、皆さんの力作をお待ちを申し上げます。担当は生活文化スポーツ局となっております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:502KB)
(「審議会等における女性委員任用率40%到達」は、こちらをご覧ください。)
(「性別による無意識の思い込み動画コンテスト」は、こちらをご覧ください。)

3 「都知事杯オープンデータ・ハッカソン2022」について

【知事】それから、こちらも募集ものというか、Final Stage。何がかっていうと、「都知事杯オープンデータ・ハッカソン2022」ということでお知らせです。このイベントは、様々なアプリを作ったりするわけですけれども、民間企業やシビックテックがオープンデータを活用して行政課題の解決に向けた新たなデジタルサービスの開発を競い合うというものです。これは2回目の開催と、今年度で2回目の開催となりますけれども、昨年度と比べますと、提案数が2倍以上になります。164件の提案をいただきました。それぞれが、プログラムの開発を行って、First Stageで優秀作品10件が選ばれております。こちらがFinal Stageに進む優秀作品なんですけれども、環境や観光、福祉、防災、いずれも生活者の目線から生まれた提案となっております。また、生活の様々な場面で役に立つサービス案も選ばれております。これらの10作品については、都民が実際に利用ができるように、サービスの実装に向けて、都が技術的な支援を行ってまいります。この中から2代目の都知事杯受賞者を決めるFinal Stageを10月12日(水曜日)に開催をいたします。先ほど申し上げたように、10チームですけども、10チームが最終のプレゼンテーションを行って、審査の結果、最優秀賞に選ばれたチームには、表彰式で私の方から都知事杯を贈呈いたします。また今回、新たな取組になりますが、一般投票によって選出される「オーディエンス賞」も新設をいたします。こちらは、皆さんにライブでの配信をご覧いただいて、気に入ったチームに投票してもらうということであります。どんな良いサービスが提供されるか、大変楽しみです。デジタルサービス局でやっております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:920KB)
(「都知事杯オープンデータ・ハッカソン表彰式等」は、こちらをご覧ください。)

4 秋のスポーツイベントについて

【知事】次に、秋のスポーツイベント。スポーツの秋ということで、3点まとめてお伝えをいたします。
1つ目が、第1回となる「東京レガシーハーフマラソン2022」であります。10月16日(日曜日)に、国立競技場での開催となります。東京パラリンピックのマラソンコースを活用しまして、障害の有無に関わらず、多くのランナーが親しめる大会といたします。当日は、東京大会でも活躍した選手をはじめ、1万5,000人のランナーが東京の街を駆け抜けることになります。スタートに先立ちまして、私も東京大会のマラソンメダリスト、そしてトップアスリートを目指す子供たちと一緒に、フィールドをランニングする予定にしております。未来へとつながるこの大会を皆さんと盛り上げていきたいと思いますし、また当日テレビでも中継が行われます。また、沿道でご覧になる際には、どうぞコロナ等に気をつけながら行っていただいて、声援は心の中でやってもらうとか、拍手など応援していただきたいと思います。
それから2つ目が、東京大会開催への感謝をこめて、こちらは主催がIOCになります。IOCが、10月16日(日曜日)に開催する「Thank you Tokyo!」というイベントに関してであります。オリンピアンによる競技パフォーマンスなどの記念セレモニーには、多くの参加申込みがございました。当選された方には東京大会では叶わなかった競技の迫力を間近で感じてもらいたいと思います。また、国立競技場の外周、外回りの方では、様々なスポーツ体験やアスリートによるデモンストレーションも行います。こちらは、申込みは不要でございますので、どなたでもご参加いただける。是非、ご来場していただきたいと思います。東京2020大会1周年の締めくくりのイベントとなりますので、ご期待いただきたいと思います。また、大会期間中に使用した聖火台でありますけれども、こちらは有明に設置をいたします。10月15日(土曜日)にお披露目セレモニーを開催をいたします。都民の皆様には、ライブ配信でご覧いただきたいと思います。さらに、お台場海浜公園におきましては、12月25日(日曜日)までの毎週末、そして祝日に噴水とデジタル技術を活用した光の演出を組み合わせたイベント実施をしてまいりますので、こちらの方も楽しみにしていただきたいと思います。これが2つ目。
3つ目です。こちらは11月23日(水曜日)、祝日になりますが、開催をする自転車とスポーツ体験のイベントであります。そしてレインボーブリッジを自転車で駆け抜けるイベント「レインボーライド」については、やっぱり多くの方々がご興味を持たれて、参加申込みも大変多くいただきました。当日は、約30種類のスポーツを体験できるイベント、「マルチスポーツ」も開催をいたします。動画作っておりますので、ちょっとご覧ください。

(動画放映)

【知事】ということで、スポーツ盛りだくさんの一日にしていただければと思います。体験内容や出演者など、詳しい情報については、ホームページなどで公開してまいります。生活文化スポーツ局と港湾局が連携してやります。

東京動画ロゴ(会見で使用した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:573KB)
(「東京2020大会1周年記念イベントの概要等」は、こちらをご覧ください。)
(「東京2020大会聖火台を有明に再設置等」は、こちらをご覧ください。)
(「TOKYO SPARKLE PAGEANT 開催」は、こちらをご覧ください。)

5 着物等を活用したファッションコンテストの開催について

【知事】次に、こちらは、ファッション・アパレル、着物について、もう1つお伝えします。学生を対象としたファッションコンクールの1つで、着物を生かしてコンテストを行うというお知らせです。名称は、「Sustainable Fashion Design Award」。着物の生地などを活用したウェア部門と、バックやアクセサリーなどの「ファッショングッズ部門」で、アマチュアのデザイナーを対象に実施をするというものです。優れた評価を受けた方には、商品作りなど、ビジネスに役立つ経験を積む機会を提供しまして、最終審査はショー形式で開催をしたいと思います。最終の審査員を務めていただくのが、世界のラグジュアリーブランドで有名ですね、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパンの社長でノルベール・ルレさん。こちらが最終審査員のお1人。そして国際的なデザイン賞である「ニューヨークADC賞」を受賞されました篠原ともえさんにご就任をいただきます。着物などの素材などを、素材として活用するための方法について、世界的なテキスタイルデザイナーで須藤玲子さん。この須藤さんにはアドバイスをお願いしようと考えております。今日から12月7日(水曜日)まで募集を行っておりますので、是非奮ってご応募いただきたいと思います。以上、今日も盛りだくさん。5点について、お伝えをいたしました。
(詳細は、産業労働局にお聞きください。)

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:358KB)
(「着物等を活用したファッションコンテスト開催」は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【記者】はい、それでは10月幹事社、日本経済新聞社の牛山と申します。知事に何点か伺います。まず本日、都議会の定例会が閉会となりました。6,000億円規模の補正予算の成立なども踏まえてですね、印象的なやりとりや所感について伺えればと思います。

【知事】第3回都議会定例会、補正予算は6,135億円に上ります。都政、これはもう国政、国もそうでありますけれども、エネルギー危機、そしてまた、自然災害、各地、これ全国各地でも起こっている円安による原材料の高騰、そもそも材料が手に入らないなどなど、コロナに加えて、ずっと間断なくと言っていいんでしょうか、様々な課題がどっと押し寄せている。そういう中で、ここはいつもサステナブル・リカバリーということを申し上げてますが、それを念頭にしながら、様々な明るい将来につなげる施策や国際的な問題に係る取組について、色々なご提案やご意見もいただきながら、今回の補正予算が成立したところであります。この後、スピード感を持って執行していきたいと思います。そうですね、世界の情勢なども日々、激動をそのまま続けておりますし、金融、為替をはじめとする、また最近はイギリスなど国債の波がかなり激しいところもあります。色々ウォッチしながら、現実のビジネス、そして日々の皆さんの生活、これが各事業に今回の予算を生かして、着実に実行を移していく、いち早くそのことを都民の皆さんにお感じいただければというふうに思っております。

【記者】ありがとうございます。知事、先ほどのご発言の中で「ただいま東京プラス」についての説明がありました。20日(木曜日)からということですが、11日(火曜日)からは海外からの観光客の受入れも再開されます。それぞれ観光業界、あるいは消費関連への期待などについて伺えればと思います。

【知事】最大の円安の活用というのは、マイナス面もたくさんありますけれども、一方でポジティブな面を探していきますと、やはり観光。それもインバウンドになるかと思います。そういう意味で観光業界の方々にとっては、この水際の緩和ということは、チャンスがまた戻ってくるということにつながると、このように思っております。「もっとTokyo」そして「ただいま東京プラス」ということ、これはもう国内というか都民の皆様方などが対象になるわけですけれども、活用していただいて、と考えております。

【記者】インバウンドの受入れ強化について、都として何か準備を強化されるものなどありますでしょうか。

【知事】皆さん満を持して待ってらっしゃるというふうに思います。そうですね、むしろまた東京をディスティネーションにして、海外からの方々が、東京のドアが開いてますよ、その日本のドアが開きましたよ、ということ。それをまず知らせるのが最大ではないかなというふうに思っておりますので、世界に発信はこれからも続けたいと思っています。今回も、海外に何か所か回りましたけれど、皆さん口を揃えて、早く東京に行きたいという声を聞いてまいりました。そういう方々をおもてなしできればと思っております。

【記者】もう1点お願いします。英語のスピーキングテストの導入について、都議会でも議論がありまして、また11月から実際に開始されるということですが、慎重な意見がある中で、開催する意義について改めて伺えればと思います。

【知事】これはあれですね、日本の場合、客観的に言いまして日光の陽明門みたいな話で、やっぱり読むっていう意味での見る、聞く、そして話すっていうのは、三拍子揃うことは重要だと思います。スピーキングの部分がはっきり言って、日本の場合、非常に弱いですね。それが日本のプレゼンスを段々低下させてきてるというふうに思います。今回は、教育委員会の方でやっているものですけれども、そういった大きな観点から、やはり世界への発信や、そしてまた色々なチャンスをつかむということのためにも、こういった、話すという基本的なことが必要であり、今回のテストについては、こうだということ、教育長、教育委員会とともに、都として理解をしていただけるように努めていきたいというふうに思っております。私は、今回ノーベル賞は、あと平和賞(正しくは、平和賞と経済学賞)が残ってあるんですかね、発表が残っているのは。あの世界も、やっぱり英語でいかに伝えて、英語でネットワークをいかに作るかなんですね。OISTと言われる沖縄の大学院大学の客員教授が今回、ノーベル賞受賞されましたけれども、やっぱりそういう色々なネットワークで、知られてないと、その選考の中にも入ってこないんですね。もちろん論文の数とか、Natureなどに出す、そういったこともありますけれども、やはり研究論文にしても、それからネットワークね、仲間づくり、研究の仲間とかですね。そういうのがないと、そろそろ彼がいいんじゃないかとか、そういうコミュニティがありますので、その中の一員になってないと、というふうに思います。これからも色々な意味でスピーキングということは、極めて重要だという認識を持っております。

【記者】ありがとうございます。それでは、各社の質疑に移ります。質問のある方は挙手の上、知事の指名を受けてから、所属と名前を述べた上でご質問をお願いします。

【記者】(フジテレビ・小川記者)はい、フジテレビです。2点お伺いしたいと思います。1点目が、マスク着用のルールづくりが国会で現在議論され、来週11日(火曜日)からは水際対策も緩和されます。屋内外でのマスク着脱のルールづくりについて、知事はどのようにお考えでしょうか。

【知事】はい、ご質問にもありましたように、国の方でそのルールづくりということであります。これ科学的な知見は、国であれ、都でも同じだとは思いますけれども、都としても、東京iCDCの専門家の皆様方の様々な知見なども頂戴しながら、都民に分かりやすく、どういう形で進めていくのか、お伝えできるようになればというふうに思っております。

【記者】あともう1点が、今日発表なさった着物等を活用したファッションコンテストについてなんですが、ただ、なかなか着物って言いますと、普段着るのはなかなか敷居が高かったりですとか、外国の方にも人気あるんですけれど、やはり晴れの場って言いますか、知事もオリンピック・パラリンピックの開会式とか閉会式とかで着用なさってましたが、着物自体を、どのように今後インバウンドの皆さんとかに理解をしていただいたり、和風の文化として伝えていったらいいのか。また、知事は普段着物をどのように活用なさっているのか教えてください。

【知事】私、着物文化はね、とても日本は糸偏の国ですよね。繊維産業でスタートして、それこそ先ほどの沖縄の話など返還問題の時に糸偏という話がよく出たところですよね。繊維との関係での交渉だったと思いますけれども。やっぱり、そこはこれからも守って、そして更にこの伝統で終わらせるのではなく、生かしてほしいなというふうに思ってます。ちなみに幅がね、違うんですね。着物の反物の幅と、それから洋物の90センチ、120センチとかっていうのと違うので、そこがなかなか難しいところではあるんですが、何か、今日のジャケットはもうこれ母の形見なんですけれども、ほどきまして、そして作り直すんですね。小紋ですけれども。よくお家に眠っているお着物を、という話あるけど何か手放せなくて。それより、日常着れるようにした方がいいなというふうに思っています。今日ちょうど、この着物をどう活用してっていうのがありますけれども、色々皆さんやはり着物を活用したいっていう方、多いです。そこを生地とか染めとか、日本独特の、また伝統的なものをどう生かすかって。この際、このアワードを通じて皆で考えて、そして活用するのが当たり前みたいになれればいいなというふうに思います。そして、ルイ・ヴィトンのルレさんに審査員になっていただいているわけですけれども。それがまた、日本の着物を活用してこういうことができますっていうのも、アピールできれば、着物も喜ぶし、作り手の方々も厳しい中で、帯なんかすごいですよね。宝物ですよね。それらを生かして、何とかの肥やしではなくて、逆ですね、タンスの何とかじゃなくて、生かせるようになれば、それがまた新たな産業とか、日本、東京、江戸のものにつながっていければというふうに思います。ありがとうございます。

【記者】読売新聞の渋谷と申します。知事に1点お伺いします。本日ですね、改正感染症法が閣議決定されて、大病院に病床の提供義務が課されることに、この後法律が成立すればなると思います。各都道府県が大きな病院と協定を結んでというふうになっていくと思いますけれども、こちらの感染症法の改正案について、知事のご所見をお願いします。

【知事】感染症法の見直しに当たっては、都がこれまで築き上げてきた東京モデルというものがあります。これなどを踏まえて国に対しても要望を行ってきたところです。今回保健所の、今ご質問があったとおりなんですけれども、様々この東京モデル、更に発展させるということで、様々な規定、ちょうどこれ東京都の要望でもありますので、それらも生かしながらというふうに考えております。病床の確保っていうのは、やはりいざという時は極めて重要ですので、それらを国ともよく連携しながら、また都内での病院のつながりなども生かしながら有効に活用していきたいというふうに思っております。

【記者】すみません、TBSテレビの佐藤です。パートナーシップ宣誓制度について、2点ちょっとお伺いさせていただきたいです。申請の受付が来週から始まりますが、都道府県単位で東京都として制度を始めることへの知事の思いを改めてお伺いしたいのと、あと、民間事業者にも受理証明書の活用の体制を求めていくと仰っていましたが、現時点でどのような事業者からどれぐらいの協力を得られているのか、更にもっと増やしていく必要があるのかお伺いしたいです。

【知事】今どれぐらいの協力が民間事業者から得られるのかって、ちょっと数字等を持ち合わせておりませんので、またお伝えをいたします。いよいよ、この(東京都)パートナーシップ(宣誓)制度がスタートをし、そしてまた、色々きめの細かいところでも配慮ができているかと思いますので、有効に活用していただきたいと思います。これまで、さっき女性の参画のところで、無意識の何とかっていう形でお伝えしましたけれども、これも同じことなのではないかなというふうに思います。そういう中で、こういう制度ができることによって、自らの、なんですか、生き方などが社会でちゃんと捉えられて、生活が進められるように、またアウティングなどについても考えまして、オンラインでの登録ということも有効に活用していただければというふうに思っております。高橋みなみさんだったかな、(東京動画で)PRもしていただいていると思いますので、よく知っていただければと思います。

【記者】ありがとうございます。

【記者】毎日新聞の黒川といいます。「ただいま東京プラス」に関してなんですが、この事業が感染拡大につながらないようにするためには、どのような対応が求められるのか、都としての構えと、それから利用される方への呼び掛けも含めてお聞かせいただければと思います。

【知事】はい、もうこれについては、事業者の方々も、そしてまた利用される方々も、この間に積み上がった知識、情報、これはこれまでなかったぐらい多くのものがございます。そういう中で、この季節を楽しんでいただけるように工夫もしたところであります。あとちなみに、それぞれ業界ごとに、ガイドラインっていうのを作っておられるかと思いますけれども、この辺りをどのようにして今後科学的な知見を踏まえながら、改善といいましょうか、改正していくのかは、それぞれの事業者の方で是非改めて見直し、改善、改正などをしていただければというふうに思います。非常に多くの皆さんのご協力を経て、ここまで(感染者)数も、また医療提供者の皆様方のご協力もあって、何とか減らすことにつながってきてるかと思いますが、今日も先ほどもお伝えしたようにインフルエンザとのツインデミックが心配されますので、これについてはインフルエンザのワクチン接種なども進めていただければと思います。また、2価ワクチン等のワクチンについても既に大規模接種会場などでも設けておりますので、それぞれの皆さんの条件に合った形で、お早めに受けていただければと、このように思います。

【記者】東京新聞の三宅と申します。中学校の英語スピーキングテストを都立高入試で止めることを、止める条例案について、都民ファーストの会の3人が、会派の方針に反し、賛成票を投じました。党紀委員会で除名処分も検討されているそうですが、党の特別顧問として、知事の受け止め、処分の妥当性についてお考えをお願いします。

【知事】今、会派の方で対応しておられるということでございますので、見守っていきたいと考えております。以上です。

※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。

(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画課)

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