小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和6年12月13日)
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知事記者会見
2024年12月13日(金曜)
14時00分~14時29分
【字幕版】は
知事冒頭発言
1 国民保護共同訓練
【知事】それでは今日お伝えする件が7件ございます。まず、弾道ミサイルを想定した訓練についてのお知らせでございます。北朝鮮情勢、色々ありますけれども、令和4年以降ですね、かつてないペースで弾道ミサイルの発射を繰り返しております。かなりこの回数が増えてきているので、慣れちゃいけないことなのだろうと思うのですけれどもね、現実的な脅威として改めて直視する必要があると思います。そして、万が一に備えまして、弾道ミサイルを想定した国民保護訓練、これを来年2月4日(火曜日)に国と品川区と東京都と共同で行うというお知らせでございます。以前からお伝えしておりますように、Jアラートが聞こえたら、自ら命を守るために逃げる、離れる、隠れるといった避難行動が必要であります。この今回の訓練ですけれど、以前は中野区でもやったことがあります。住民の皆さんには最寄りの緊急一時避難施設であります、具体的には都営地下鉄戸越駅なのですが、そこへ逃げる行動を実際にとっていただく。また、弾道ミサイルの一部が落下してきた場合を想定しまして、品川区と警視庁と東京消防庁及び陸上自衛隊の第一師団と連携しまして、救出・救助活動などを行うというものでございます。都におきましては、避難行動を分かりやすくまとめました動画、作成しておりますのでご覧いただきます。
(動画放映)
【知事】はい。この今ご覧いただいた動画については、訓練前の1月27日(月曜日)から2週間にわたって、都営地下鉄全線の車内で放映する予定といたしております。総務局で担当いたしております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:299KB)
(「国民保護共同訓練を実施」は、こちらをご覧ください。)
2 パラスポーツの振興とバリアフリー推進に向けた懇談会
【知事】次に、パラスポーツの振興とバリアフリー推進に向けた懇談会、略して「パラバリ懇」と呼んでおりますが、これについての開催のお知らせであります。都におきましては、パラリンピック・ムーブメントの継承、そして発展、さらにはユニバーサルデザインの先進都市東京ということで、取組の推進のため懇談会を設けておりまして、第4回の開催をすると。日付は来週の19日(木曜日)になります。今回のテーマですが、「全ての人が輝くインクルーシブな街・東京に向けて―世界陸上とデフリンピックを通じて―」ということといたしております。出席予定のパラ応援大使ですが、ご覧いただいていますように(スライド)、パラアスリートの方々、学識経験者や各界の皆様、ご覧の方々となっております。日頃からパラスポーツイベント、ご参加いただくなど、様々ご協力いただいている皆さんでございます。当日ですが、ご出席いただく皆さんにはデフの体験として、実際に音がない中での言葉の壁を越えたコミュニケーションにチャレンジをしていただくというもので、その上で意見交換もしていただきます。この模様はオンラインでも配信いたしますので、ぜひご視聴いただければと思います。政策企画局が中心となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:162KB)
(「パラスポーツ振興とバリアフリー推進 懇談会」は、こちらをご覧ください。)
3 「心のバリアフリー」を広める取組
【知事】同じくバリアフリー関連になります。「心のバリアフリー」ということで、共生社会を実現していく、そのためには施設の整備などのハードの面でのバリアフリー、それだけではなくて、「障害のある人のことは考えていなかった」とか、「外国人が分からないのは仕方がないよ」といった意識や思い込みなど、これを合わせて「心のバリアフリー」ということで考えていきたい。またこのことを改めて認識をしていただくということであります。年代別にターゲットを絞りました広報を展開して、今年度は10代、20代の皆さんを中心に広く知って、また考えていただこうと。俳優の影山優佳さんが出演する動画を今日からSNSなどで配信をしてまいります。これはですね、中身はご覧いただくのですが、困っている人に気づいたら声をかけるなど、日常生活で「心のバリアフリー」を実践するための行動を影山さんが演じてくださっています。ちょっと、ご参考のためにまずPR動画、ご覧いただきたいと思います。
(動画放映)
【知事】ご覧いただいた動画でございますが、このほか、特設サイトも設けまして、各分野の方のインタビューなども新たに掲載をしてまいります。こちらもご覧いただいて、「心のバリアフリー」の理解、深めていただきたいと思います。福祉局で担当しております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:221KB)
(「「心のバリアフリー」PR動画などを作成」は、こちらをご覧ください。)
4 冬に向けたHTTの推進
【知事】次が、寒くなってまいりました。冬のHTTの推進についてでございます。寒さが本格的になりまして、冬の厳しさも感じる季節となってまいりました。今年も経験したことのない豪雨がありましたよね。そしてまた、命を脅かすほどの猛暑が続いたわけです。この深刻化する気候危機については随分体感で皆さん感じられたことだと思います。そのためにもですね、一人ひとりの脱炭素に向けた取組の重要性、ますます高まっております。そこで都におきましては、今年の冬も脱炭素社会の実現に向けたHTT、つまり電力を「へらす」「つくる」「ためる」の取組を呼びかけていくものでございます。冬のHTTに取り組んでいただくための動画、こちらも動画です。今、動画の時代ですね。ご覧いただきます。
(動画放映)
【知事】はい。ということで、今回もタレントの、タレントさんなのですかね、林さんね。林修さんをはじめ、そしてお笑い芸人の蛙亭イワクラさんなどにも協力していただきまして、「HTT東京まもり隊」に扮した隊員が気候危機に立ち向かうというような内容になっているわけでございます。この冬も、皆さんでできることからHTTに取り組んでいただきたいと思います。環境局の担当でございます。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:395KB)
(「HTT冬の新CM「HTT東京まもり隊」公開」は、こちらをご覧ください。)
5 「名もなき家事」に関する普及啓発
【知事】続いてが都営交通のイベントなのですが、中身は受験生を応援することになって、違うか。すいません、一つ早すぎました。「名もなき家事」、家の仕事ね。このキャッチフレーズの入選作品が決まりまして、お知らせです。例えばトイレットペーパーの交換とか補充などですね、具体的な名前はついてないけれども欠かすことのできない家事。こうしたまさに「名もなき家事」を家族の中で誰か一人が担ってはいないかということで、この夏に「名もなき家事」を広めるためのキャッチフレーズなど募集いたしましたところ、2千件を超える2,027件の応募が寄せられました。このたび、入選作品がこちらの3作品に決定をいたしました。「小さな気づきが 大きなきずなに」「名もなき家事 やさしさ広げて 愛ある家事へ」「知らぬコトから 自分ゴトに」ということで、あまり、これが家事だと気付いてないことってありますよね。誰かがそれを、誰かにそれを全て託してはいませんか、という話なのですが、入選作品を基にいたしまして、これも動画ご覧いただきますが、シリーズの累計にしますと1億部を超えるという格闘漫画「範馬刃牙」とコラボしたPR動画を制作いたしております。主人公の刃牙と父の勇次郎、お父さんの勇次郎の親子がですね、「名もなき家事」にハッと気が付いて、そして共に行動しようと、その大切さを伝えていくという中身になっています。とても面白い。ご覧いただきます。
(動画放映)
【知事】という中身になっています。とても何と言うのですかね、リアクション、皆さんあると思いますけれども。この動画ですけれど、今日から特設サイトやSNSなどで公開をいたします。要は「名もなき家事」って一つ一つは小さいことなのですけれども、積み重なると大きな負担になりますよと。家族で協力しながら取り組んでいこうというものでございます。なかなか親子の会話とすれば身近なものだけれども、この親子の表現はなかなかインパクトがあるなと思った次第でございます。一度この動画、家族で皆で見て、改めて皆でやっていこうという、そういう流れになればと思います。
(詳細は、生活文化スポーツ局へお聞きください。)
(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライドは、こちらをご覧ください。)(PDF:884KB)
(「名もなき家事 人気漫画「範馬刃牙」とコラボ」は、こちらをご覧ください。)
6 都営交通のイベント
【知事】次でございますが、都営交通のイベントで先ほどお伝え途中になりましたけれども、受験生を応援しようというものなのですが、12月です。受験生にとっては勝負の行方を左右する大事な季節ということだと思います。前回好評を博しました受験生応援キャンペーンですが、今年度も開催をするというお知らせでございます。今回は取組の輪を広げまして、岡山と長崎の路面電車と連携しまして、各地で同時に行うというものでございます。都では、東京さくらトラムね、都電ですね。これが「滑らない」路面電車の砂というのというのはこちら(手元の滑らない都電の砂が入っている袋)なのです。これが都電のところに撒かれている、「滑らない」路面電車の砂がちっちゃな、こういう容器に入っています。それから下水道局の「落ちない」マンホールの蓋が描かれました、こちらトートバック。協賛企業が提供するグッズなどの受験生応援セットを、デジタル乗車券を購入された方に先着でプレゼントをするというものであります。こういうのもありますね。(手元のお菓子の箱を持ちながら)「全力を出して!自分を信じて!」と。これ、交通局の職員が一人ひとり、手書きにしたものであります。心が込もっています。ということで、お買いいただいた方、ちょっと待ってね、デジタル乗車券を購入した方に先着でプレゼントをするというもので、今日は大安でございます。今日から2月28日(金曜日)まで行います。受験生の皆さんがこれまでの努力を成果で発揮、努力の成果を発揮できるよう、皆の思いが込もっていますので、皆さん風邪引かずに頑張ってくださいということで、これが「滑らない」。さっきから滑ってますけどね、私自身は。あと、これがマークシート用の鉛筆。色々あります。ということで、受験生の皆さん、風邪を引かずに頑張っていただきたいと思います。
(詳細は、交通局へお聞きください。)
(会見で使用したスライドは、こちらをご覧ください。)(PDF:145KB)
(「交通局×下水道局 受験生応援キャンペーン」は、こちらをご覧ください。)
7 新たな長期戦略の策定に向けた意見募集期間の延長
【知事】最後でありますけれども、新たな戦略の策定ということで、都民の皆様方からですね、意見募集を行ってまいりました。それで実は今日までが締切となっていたのですけれども、今どんどん意見をお寄せいただいている数が伸びておりますので、ちょっと伸ばして、来週まで伸ばそうというものでございます。現在募集している未来の東京へのアイデア、都民の皆さんのアイデアです。3週間という短い期間ではございましたけれども、これまでいただいた数がですね、これまでに例を見ない1万件を超える意見をお寄せいただいているということでございます。幅広い年齢層から、特に10代、20代の若年層から多くの意見を頂戴をいたしております。今回、SNSなどのツールを用いたということもあるのでしょうか、普段行政になかなか馴染みがないという、もしくは薄いという方々からも意見を頂戴して、これも一つの成果だと思います。お子さんから、例えば小さなお子さんからですね、「空中に浮かべる靴があったらいいのになあ」といった夢とか、10代の女性からは「学生の挑戦をもっと応援してよ」というような、様々な意見、アイデアが寄せられているところでございます。こういうことで意見、週を追うごとに増えているということ、また現在もたくさんの意見寄せられているということからですね、来週の20日(金曜日)まで募集期間を1週間延長するというお知らせでございます。ぜひこの機会にですね、私はこんな将来の東京だったらいいなという、もう本当に夢でいいですね。こんなとんでもないこと、と思うことが、いつの間にか実現する現代でございます。それに更に加速をすることが考えられますので、こんな東京があったらいいな、色々なご意見をお寄せいただければと思います。政策企画局とデジタルサービス局の方で担当をいたしております。私から以上でございます。
(会見で使用したスライドは、こちらをご覧ください。)(PDF:158KB)
(「シン東京2050(仮称)策定に向け意見を募集」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】どうもありがとうございました。12月幹事社の読売新聞の越村と申します。幹事社から1問よろしくお願いいたします。0から2歳児の保育料の第一子無償化についてお願いいたします。知事は12月10日の都議会代表質問で、この保育料の第一子無償化について来年9月からの開始を目指して検討を加速させる旨を表明されたと思います。第一子無償化についてこのタイミングで導入する意義を改めてと、あとは対象人数とか予算規模、あと区市町村との負担割合など、現時点で判明していることですとか、検討状況について教えてください。よろしくお願いいたします。
【知事】少子化対策は一刻の猶予もありません。そしてまたこれについてはですね、シームレスに行うということで、これまで都といたしまして、矢継ぎ早にと言ってもいいのでしょうか、それぞれのライフステージで必要なこと、また結婚や出産に、これがリスクではなく、希望や、また家族を持つことの喜びとか、そういった方向に進めていく必要があるということ、これを常に考えて色々と施策を進めてきたところでございます。これまでは第二子の保育料無償化ということでございましたが、これを一歩先に進めてまいります。第一子の無償化ということで、中身につきましては、基本的に第二子の無償化の内容と同じを念頭に検討していくということでございます。これについても中身、しっかりお伝えをすることで、皆さんに伝わっていくようにしたいと思っています。
【記者】どうもありがとうございました。幹事社からは以上です。質問のある社は挙手の上、知事の指名があってから社名と氏名を名乗って質問してください。よろしくお願いいたします。
【知事】NHKさん。どうぞ。
【記者】すみません、NHKの佐久間です。自民党都連の問題についてお伺いしたいんですけれども、政治資金収支報告書の不記載が自民党都議会で20人ほどに上るんではないかと言われております。これまでずさんな運営が行われてきたと指摘されていますけれども、これについて知事がどう受け止めているのかということとですね、議会への影響の有無など、もし今お考えになられていることあれば教えてください。
【知事】そうですね。これについては基本的に自民党の方でご説明されることだと、このように思っております。詳細については、それ以上のことは承知をいたしておりません。
【記者】追加でもう1問なんですけれども、政治資金パーティーということでですね、知事もご自身も開催されていることもあると思いますし、顧問を務める都民ファーストでもやられていると思います。この自民党の不記載などを受けてですね、もしこの、これまでの運用の中で把握している問題点等あれば、もし教えていただければと。
【知事】都民ファーストのパーティーも、そして私自身もそうでありますけれども、基本的に法に基づいて適切に対応している。また、都民ファーストについてはそのように対応しているというふうに聞いております。
【知事】東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です。「年収の壁」に関連して伺います。自民、公明、国民民主の3党がその所得税の非課税枠の年収103万円の壁の引き上げで先日合意しました。年収の壁問題では、税収の減少、税収減が指摘されていますけれども、一方で東京都の方は、働き方の変更に伴う生涯収支を試算できるツール「イフキャリ」を作るなど、働き方のその選択肢を広げる支援策などもこの間打ち出しています。「年収の壁」問題に絡んで、多様な働き方とか、女性活躍という文脈で、知事の期待とか、受け止めをお願いします。
【知事】中身については、今「178万円を目指す」という文言とともに3党が合意されたというふうに聞いております。交渉事だと思います。色々注視していきたいと思っております。その中には働き方ということで、「(東京)くらし方会議」という会議体を東京都で設けて、それについて、その中身については色々な方にもお伝えもしてまいったところでございます。制度と、そしてまた社会の動きと、そして個人のそれぞれ自己実現への思いと、それらのことを含めて、より情報を提供していく必要があるというふうに考えて、これまでも色々と、先ほども動画たくさんお見せいたしましたけれども、改めて皆さん一人ひとりね、考えていく。そういう参考になればということで情報提供させていただいております。これからの流れについては注視していきたいと思います。
【記者】ありがとうございます。
【知事】フジさん。
【記者】よろしくお願いします。フジテレビの大塚と申します。東京と八王子を結ぶ東八道路という道路がございまして、これが起点は三鷹から国立にある甲州街道までなんですけども、ほぼほぼ供用はなされているんですけども、用地取得があと1%未取得のために、25年度末には開通予定だったのが、多分これから更に延びてしまう感じに今なっているんですね。そのこれ、実は都市計画道路で決定されてから60年経った今もですね、まだ完成してないということで、渋滞緩和のために決定がなされたこの道路がですね、もちろんその民主主義の社会で用地取得というのはとてもすごく難しいもので、現場の職員の方たちはすごく頑張っていらっしゃるんですけども、これが度々その完成が遅れることについてご所見いただきたいのと、あと僕は、その知事が所信表明で、2030年を目途に空飛ぶクルマ、そのそういう未来に向けたですね、その道路行政と絡めて何かお考えがあれば、ちょっと教えていただけたらと思って、質問しました。
【知事】今、具体的な区間についてのご質問でございましたけれども、具体的にはまた担当の方からお伝えしたいと思います。一般的にですね、渋滞緩和、そしてまた互いのそのスムーズな交通の確保などなどご理解いただけるように、おっしゃるとおり担当職員が大変努力をして、またご協力いただけるようにお願いもしてきているということでございます。それを引き続き行っていくということに尽きるかと思います。それから空飛ぶクルマに話は一気に飛ぶわけですけれども、色々なモビリティについてはこれから更に急速な発展を遂げるのではないだろうかということが想定されております。やはり安全性とかですね、それからどれぐらいの高さとかですね、どう飛ぶとか、色々な課題はあるでしょうけれども、そのことが実現する日はですね、いつかは来るわけで、それに様々備えていくためには想像、色々なことを想定しながら準備をしておく必要もあろうかと思っております。空飛ぶクルマがもう実用になってきた時にはですね、それが降りる、離発着ができる場所を確保しておかないと、後から、後付けでその場所の確保というと、えらい遠いところになって、空飛ぶクルマを使う意味がなかったりしますので、色々なことを想定しながら、これからの技術革新と、それから必要性と安全性と色々なことを変数をかけ合わせながら考えていくということが求められるというふうに思っております。MXさん。
【記者】TOKYO MX 白井です。よろしくお願いします。まずパーティー券の不記載問題に関連して伺いたいんですけども、先ほど小池知事は法に基づいて対応しているとお話になりましたが、小池知事の、この一政治家としてこういったパーティー券だったり、収入のあり方、どうあるべきとお考えなのか聞かせてください。
【知事】法律に定められたこととして考えるべき、それに尽きるというふうに思います。
【記者】分かりました。すみません、2点目なんですけども、先ほどご紹介にありました「未来の東京へのアイデア」、こちら1万件を超えたということなんですけども、実際、私もSNSで「#百合子に言っといて」を見ていたら、結構色々な意見が相次いで、こうざっと流れていたんですけども。こういうネットでのムーブメントでしたり、うねりという現象を小池知事はどのように捉えてらっしゃるのかお願いします。
【知事】これも先ほどモビリティの話を申し上げましたけれども、色々な通信手段などは、そうですね、インターネットの発展とともにどんどん進化してきているということだと思います。これまで到達していなかったところにまでしっかりと届くという意味では、異なるコネクトというか、つながりというのが出てきているのだというふうに思います。一方で、いわゆるSNSについては真偽のほどであるとか、アルゴリズムの問題とか、いくつか課題はあろうかと思いますが、今回このように10代の方、20代の方々がですね、行政が行っているご意見募集について、ストーンと投じてくださるというのも、これは新しいムーブメントとして歓迎すべきことではないかというふうに思っています。
【記者】ありがとうございます。
【知事】よろしいですか。ありがとうございました。
※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。
(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)