小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和7年4月18日)

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知事記者会見
2025年4月18日(金曜)
14時00分~14時29分

 

 

 

知事冒頭発言

1 暑さ対策

【知事】今日は4件、私の方からお伝えいたします。まず暑さ対策です。都内でもですね、今週、最高気温が25度を超える夏日を記録しております。そしてまた予報では、明日も更に暑くなるということでございます。今年の夏も猛暑と見込まれておりまして、本格的な暑さが始まる前の備えが重要でございます。熱中症の予防には、適度に汗をかくことで、体が暑さに慣れる。そして体温調整をしやすくする、この暑熱順化、暑い熱の順化、何と言うのですかね。まあ暑熱順化です、の取組が有効と言われておりますので、ウォーキングなどの運動をしたり、入浴をおすすめいたします。また、日傘ですね。体温がそれだけ下がります。影になるわけですので、熱中症の予防にもつながると。最近はですね、男性用の日傘もずいぶんバラエティー多く売り出されておりますよね。最近、男性で日傘さしておられる方もよく見るようにもなりました。どうぞこの夏、男の日傘。女性は前から、色々なね、日傘をさしておられますので、ぜひ男性の皆さんにもですね、今から用意をしておいていただければと思います。さらに、夏に向けましては、エアコンの清掃ですね。これはHTT。電力を「減らす」「創る」「蓄める」の観点からも効果的で、これから夏になると掃除をしようという方、自分でできる部分もありますし、プロに頼む場合もあろうかと思いますが、今からなさっておくのがよいのではないかということでございます。こうした取組を学んでいただくために、新たに都民向けの暑さ対策スタート講座、都内7か所で開催をいたしますので、ぜひご応募いただきたい。ヒントを得ていただきたいと思います。あわせまして5月からは、九都県市でクールビズキャンペーンもいよいよ開始となります。快適で働きやすい服装、ぜひとも実践していただきたいと存じます。また、今日から熱中症対策ポータルサイト、リニューアルをいたしましてオープンいたします。今年から新たに警戒アラートのリアルタイム配信。また、さっきから申し上げている暑熱順化など、熱中症の対策の基礎知識、そのほか省エネ性能の高いエアコンへの買い替え、また二重窓の設置など、暑さ対策に関しての支援策についても、順次総合的に発信をしていきますので、お役立ていただければと思います。環境局の方の担当となっております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「夏の準備を始めるための暑熱順化等講習会」は、こちらをご覧ください。)
(「エコなライフスタイルの実践・行動」キャンペーン」は、こちらをご覧ください。)  

2 アニメ「ガンダム」とコラボした観光関連イベント

【知事】それから次ですけれども、アニメとコラボしました観光関連の催しについて2点お伝えをいたします。アニメ「ガンダム」ですね、一言で言えば。昨年、訪日外国人旅行者数が3,600万人を突破して、過去最高となったということは前にもお伝えをしております。この流れをですね、ぜひともしっかりと継続していく。また、更に高めていくことができればということ。そのためには、東京の持つ様々なですね、魅力をいつも磨き上げていく必要があります。その魅力の一つがナイトタイム観光でございまして、昨年開始いたしました都庁舎のプロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」には、これまで年間で約52万人が観覧に訪れておられます。これは東京の新たな観光スポットになっております。そしてこのたびですね、国内外で絶大な人気を誇るロボットアニメのガンダムが、この「TOKYO Night & Light」の方に登場します。その作品の上映はですね、今月の26日(土曜日)からスタートということで、ゴールデンウィークなど、ご家族連れでご覧いただければと思います。都庁舎をキャンバスにして、実物大以上の巨大なスケールで描かれることになるガンダム、ぜひご覧いただきたいと思います。また、池袋にアニメ東京ステーションを設けておりますけれども、そちらでは5月24日(土曜日)から、同じくガンダムシリーズの最新作で、GQuuuuuuX(ジークアクス)の企画展を開催をいたします。この企画展では、キャラクターのパネル展示のほか、スマホを使いまして、登場人物のモチーフと一緒にAR撮影ができるコーナーを設けてまいります。やはりアニメというのはですね、日本のキラーコンテンツですね。そして人気作品であるガンダムのイベントでございます。これで怖いものなしなのですけれども、国内外の多くの皆様に東京の観光を一層楽しんでいただきたいと思います。産業労働局の担当でございます。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「ガンダムシリーズのプロジェクションマッピング」は、こちらをご覧ください。)
(「ガンダムシリーズ最新作特別企画展」は、こちらをご覧ください。)

3 東京都こどもの日スペシャル

【知事】続きまして、子供向けのイベント情報の特設ページについてのお知らせでございます。東京都においてはですね、子供を大切にする社会を目指す「こどもスマイルムーブメント」、その一環として、ゴールデンウィーク期間中の子供向けのイベント情報、これを掲載いたしました特設ページを設けます。題しまして「東京都こどもの日スペシャル」。今日からの公開となります。このページでは、都や区市町村や、また企業、団体、この大型連休期間中に実施されます野外フェスであったり、スポーツ観戦・体験イベント、様々あります。そして公園や、それから商業施設などでの催しなど、お子様たちが楽しめる250件もの取組を紹介をしていくということで、今度どこ行こうかと言った時にですね、ご参考にしていただければと思います。先ほどお伝えしましたプロジェクションマッピングも含まれております。ぜひご家庭でもご覧いただいて、子供が笑顔になるような楽しい時間をお過ごしいただければと思います。子供政策連携室で担当をいたしております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「東京都こどもの日スペシャル」期間限定公開」は、こちらをご覧ください。)

4 100年活躍ナビ

【知事】最後ですけれども、今度は高齢者です。高齢者の社会参加の促進に向けました取組についてでございます。都内の高齢者、約320万人のうち約8割の方々はですね、介護などを必要としない、とても元気な方々なのですね。都におきましては、皆様が生きがいを持っていきいきと心豊かに暮らす、そんなアクティブな長寿社会を目指しておりまして、高齢者の社会参加の促進に取り組んでおります。こうした取組といたしまして、シニアの方、またプレシニアの方々が地域の活動を始める、そのきっかけづくりを支援していくマッチングサイトの運用を今日から開始をいたします。タイトルは「100年活躍ナビ」でございます。このサイトにおきましては、様々な団体や事業者が行います趣味であるとかボランティア、そして健康づくりなど色々な活動の情報を1か所に集めておりますので、こちらの方もスマホ、パソコンから気軽に探すことができるようになっております。こちらはですね、ご覧いただいているのがそのホームページのイメージでございますけれども(スライド)、個別のイベントをクリックしていただきますと、そこの詳細がご覧いただけると。このサイトを通じて申込みを行っていただいて、実際に参加することで「東京ポイント」を取得できる。プラスになるということでございます。地域の社会活動に興味のおありのシニアの方、プレシニアの方々、魅力あふれる取組、広くPRしたい団体の方々にも、このナビですね、「100年活躍ナビ」、前から22世紀には「120歳まで死ねない」ということ言っていますけれども、まずは「100年活躍ナビ」、これをご活用いただきたいと思います。福祉局が担当しております。私の方から以上でございます。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「100年活躍ナビ」の運用開始」は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【記者】(NHK・佐久間記者)知事、ありがとうございました。幹事社のNHKです。幹事社から2問質問させていただきます。その後、各社から挙手の上、知事の指名を受けて質問してください。まず1本目なんですけども、先立って知事、パリにご出張されたと思いますけれども、その概要と成果について教えてください。

【知事】今回OECDチャンピオン・メイヤーズという会合に、パリで行われました会合に出てまいりました。14日に総会が開かれまして、不確実で分極化がますます進んでいる時代だからこそですね、都市が連携をして、地域の課題に取り組むことについてですね、発言をして、その重要性を訴えてまいりました。東京の例として、結節点ですね。各地域との結節点。これらを進めていること。また、TIBを一つの例といたしまして、そこから様々な地域の皆さんが、また、スタートアップについて発信をするとかですね、そういう役割についてのお話をさせていただきました。これが前半で、後半が同じくOECDですけれども、「URBAN DAYS」という、これ4日間ずっとやっているのですけれども、そこでまず基調講演の役割を担わせていただきまして、そして少子高齢化対策についての取組、チルドレンファーストの取組などについて発信をしてまいりました。OECD参加国は、今、38か国ですね。特に、先進という言葉をつけていいかと思うのですが、そうすると、その地域の都市というのは、むしろ減少しているという傾向がございます。そういったところが共通の項目ということで、少子化対策、高齢化対策ということでの発言を行ってまいりました。現地でOECDの事務総長、コーマンさんという方なのですけれども、食事ご一緒させていただいたり、参加した都市や国際機関のリーダーたちともお会いをしまして、今後の連携や取組について意見交換を行ってまいりました。そのほかですね、パリに出張したこの機会に、少し都心から、パリの中心からちょっと離れますけれども、「STATION F」というスタートアップの施設がございます。かつての駅を活用したもので、すごく長細いのですけれども、もう色々なフランスの大企業、そこから派生するようなスタートアップがフランスでは多いのですけれども、そこに日本のスタートアップ、SusHi Techなどでも発信する機会を作っている、そういった日本の若い方々が始めておられるスタートアップも、その「STATION F」でも活動して、そしてグローバルな展開を進めている。ヘラルボニーという女性が進めているアート、それを色々なデザインに、スカーフにしたりですね、家具にしたりと、パリ・フランスのハイエンドというか、非常にラグジュアリーなブランドでもヘラルボニーさんを活用しているというような流れができているということでございますけれども、非常にそうやってグローバルな展開を、また「STATION F」と連携しながら進めていくということは、お互いに相乗効果ができるのではないかなと期待をいたしております。1泊3日ですか、弾丸ツアーで時差ボケになる前に帰ってきたのかなというふうに思います。はい。

【記者】はい、もう1問です。消費減税について伺います。知事も衆議院議員の時代だと引き上げの現場を見てきたと思うんですけれども、この今、引き下げを巡って議論がされています。都も物価高対策などを行っているところだと思いますけれども、現下のこの都民の物価高の状況などを考えて、この引き下げの動きをどのようにご覧になっているか教えてください。

【知事】なかなか税制というのは、全体の構造をしっかりとしていかないといけない、そういうものだと考えます。色々と今物価高対策も含めて、色々な議論が行われているところだと思いますし、また色々報道もされているということを承知いたしております。特に消費税など骨格をなす税制というのは国になりますので、都としては状況を注視をしていきたいというふうに考えております。はい。

【記者】じゃあすいません、各社さん、どうぞ。

【知事】MXさん。

【記者】はい、TOKYO MXテレビの白井と申します。よろしくお願いします。まず1点目なんですけども、都内の大手ホテル15社が内部情報を共有していたとして、独禁法違反の疑いが持たれています。インバウンドでしたり、東京観光という観点から、小池都知事はこうした動きの影響っていうものをどのように見ていらっしゃるのかというところと、また業界に対して要請だったり対策など、もしございましたらお教えください。

【知事】今、どういう調査されているのかよく存じませんけれども、一般論で言って、パリのホテルに1泊したのですけれども、日本のホテルから考えますと、高いです。本当に高いですね。色々と東京のホテルも非常に色々なグレードがあるかと思いますけれども、観光にとってですね、また宿泊に対しての消費者の信頼性の確保をお願いをしたいと思っております。

【記者】ありがとうございます。次に2点目なんですけど、都議会の話で恐縮なんですけれども、都議会の政治倫理検討委員会でですね、都議会自民党の元幹事長を参考人招致して、不記載の経緯などを今週確認しました。もちろん都議会と知事という二元代表制の関係だと思うんですけれども、こういった政治倫理に向けたこの検討委員会の動きについてですね、小池知事がどのように見ていらっしゃるのか、お願いします。

【知事】どういう設えにするのかなど、議会の方でお決めになっていることであります。これからもその中身についても議会の方でしっかりと対応されていくことだと、このように考えております。

【記者】ありがとうございます。

【知事】じゃあ東京新聞さん。

【記者】東京新聞の奥野です。2点お伺いします。1点目、都議選のですね、告示まで2か月を切りました。各党の候補者の擁立発表が進んでいますけれども、知事は都民ファーストの会の特別顧問でいらっしゃいます。毎度で恐縮なんですけど、都議選で応援・支援にどの程度入るおつもりなのか、現時点で決まっていることがあればお願いします。また各党から応援要請というものは来ているでしょうか。この点もお願いします。

【知事】まだその点については決めておりません。両方。はい。

【記者】ありがとうございます。2点目なんですけれども、都庁職員の働き方改革について伺います。知事就任直後からですね、午後8時に仕事を終える「20時完全退庁」を掲げるなど、働き方改革を進めていらっしゃいますけれども、新年度になって新しい職員の方も各職場に着任されたと思います。改めてこの20時完全退庁というのを今後も続けていかれるのか、また週休3日制も始められましたけれども、働き方改革の意義とか、意気込みなど一言お願いします。

【知事】生産性の向上ということが、どの分野でも必要だというふうに考えます。そして、週休3日制ということも始めたところでございます。また、DXをより定着させることによって、都民のサービスも上がり、そしてまた働く職員の皆様方にとってもですね、生産性が上がり、効率が良くなり、自らの時間を確保でき、それによって都民サービスが更にアップするという好循環を向けていきたいというふうに思っております。あと都議会対応とか時間、季節によってその辺り変動はあるかとは思いますけれども、だんだんそれが定着することで、働き方そのものも、まだ隣の局が帰らないからとかですね、向かいのライバル社がまだ煌々と電気がついているからとかいう、そういう価値観はもう変えた方がいいということは、私はもう常々申し上げているところです。しっかりと仕事のやり方も含めて検討してほしい、そして実施していただきたいというふうに思っております。

【記者】20時完全退庁というのは今後も続けていかれるということでよろしいんですか。

【知事】そうあるべきだというふうに考えています。

【記者】ありがとうございます。

【記者】日刊工業新聞社の楠です。2点質問させていただければと思います。1点目が熱中症対策に関連しまして、都は東京ゼロエミ住宅を推進されているかと存じます。また、高い断熱性を持たせていたりですとか、そういった東京ゼロエミ住宅に対する思いについて、お伺いできればと存じます。2点目の方ですが、本日、燃料電池商用車の都内導入目標を新たに2035年に約1万台と掲げられたかと存じます(正しくは、既に公表済みである2035年度の導入目標に向けた、2030年度の燃料電池商用車導入目標における車両別の導入目標及び中間目標(2028年度)を本日公表)。これについてのお考えをお聞かせいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

【知事】まず熱中症対策と、そして(東京)ゼロエミ住宅と、これはかなり効果のある部分の掛け合わせだというふうに思います。先ほど二重窓につきましてもお伝えをした。開口部がですね、冷たい空気を遮断する、それからエアコンの効率を上げる、両方から意味があるということで(東京)ゼロエミ住宅の中の二重窓というアイテムを挙げさせていただいております。どちらも夏も冬も両方の意味で効果があるというふうに思いますので、そういったところで補助をしっかりと活用して、そして快適な、また熱中症は屋内で熱中症を生じる方、またお亡くなりになる方など、むしろ屋内の方が危険というふうに言われております。エアコンもですね、設置はしておられるけれども、もったいないからお使いにならないとかね、そういったことは、ぜひ自分を自分の健康、命にも関わることですので、それよりは、有効に使っていただきたく、そういうキャンペーンなどもしていきたいなというふうに考えております。それから燃料電池車につきましてもですね、今、自動車については関税問題など全く、何と言うのですかね、これまでの色々な日米間の協議の中から考えると全然突き抜けたような話が出ております。一方で、そのモビリティの原動力としてのガソリンから、それから電気から、そしてまた燃料電池と、水素ですね。これらについても、その動力そのものの変化というものも、産業革命のようにですね、押し寄せている。つまりダブルで今、自動車産業、大変だと思いますけれども、やはり将来を見て考えながら、また、このエネルギー小国と言われる日本の中で、どのようにしてこの国全体を動かし、モビリティを動かしていくのか、いくつもの課題がありますけれども、この燃料電池という水素に対してですね、これからもニーズを作ることによって、またニーズを喚起することによって流れを作っていきたいという、そういう表れとお考えいただければと思います。

【記者】ありがとうございます。

【知事】最後。

【記者】新宿新聞の喜田です。トランプ関税…(聞き取れず)、各東京都の自治体もトランプ関税についての対応の相談窓口を設置しておられます。東京都はいち早く相談窓口が設置されたと聞いておりますが、改めてその狙いと、どういう相談をしていただいたらいいかという期待があれば教えてください。

【知事】基本的には関税というのは、まさに税、国の税金の部分で、税率の部分に関わってくるわけで。ぜひとも石破総理にはですね、ここは踏ん張って対策も講じていただきたいし、何よりも赤沢さん。今回、ホワイトハウスのオーバルオフィスでご進講みたいな形でですね、大統領と向き合って話を、交渉を進めてこられた。それの成果を期待をするところであります。相談窓口は東京都いち早く設けまして、そしてご相談も既にいただいているところでございます。やはりどういう形でですね、対応したらいいのか、一番大きな部分で、大企業の部分と、それからその下請け、孫請け、非常にご不安だと思います。そういったところでご相談事を受ける。また大きな流れがございますので、そういったことでこれからも国からも情報を提供していただいて、お伝えをしていくことが必要なのかなと思います。一方で産業革命そのものが今大きく動いておりますので、どうやってその事業、これまでの事業をアップグレードしていくのかとかですね、それとDXをどう組み合わせるのか、また事業承継という別の問題もございますので、そういったことが今、いっぺんにガッと起こっているので、各カテゴリーを分けながらも、実はその企業の存続や発展につながるような、そういった考え方なども事業者の皆様方と共有しながら、この難局をですね、しっかりと新しい流れにむしろつなげていくという、そういう工夫も必要なのではないかなというふうに思っております。自動車とか鉄鋼アルミについては既に25(%)という数字が出ておりますけれども、これらについても非常に不安は大きいところだと思います。また石破総理をはじめとする方々に、都としての要望なども、お伝えしていきたいというふうに思っております。はい、ありがとうございました。

※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。

(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)

 

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