小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年1月16日)
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知事記者会見
2026年1月16日(金曜)
14時00分~14時26分
知事冒頭発言
1 東京アプリ生活応援事業
【知事】今日は私の方から4件お伝えいたします。まず冒頭でございますけれども、東京アプリを活用しました生活応援事業についてお伝えをいたします。物価高騰が続いております。その中で都民の皆さんの生活を応援するために、東京アプリにポイントを付与する取組、いよいよスタートでございます。先月行いました最終検証において、80代以上の皆さんも含めた幅広い年齢層の皆様方が、約60万人ご協力をいただいた。そのような検証になっております。改めて感謝申し上げたいと思います。検証期間中のアクセス数なのですけれども、ちょっとご覧ください(スライド)。開始の直後ですね、そして終了前に集中するということで、時間帯にしますと平日の20時から22時の間ということで。うんうん、分からないでもないなと。皆さんもこれをご覧になって、共感の得るところがあるかと思います。それからアクセスがですね、集中しますと、一時的につながりにくくなりますね。そして、それでコールセンターでの対応にもまた時間がかかるというようなことになります。こうした結果も踏まえまして、アプリにつながりやすい時期を前もって皆さんにお知らせをするなどの対策を行います。そしてこの取組を、これからスタートさせていただきます。期間は2月2日(月曜日)からです。月曜日からです。2・2です。来年4月1日までの約1年間になりまして、15歳以上の都民の皆さんが対象となりまして、マイナンバーカードによる本人確認をいただいた方に1万1千ポイントを付与するというものでございます。東京アプリですが、本人確認を行うために、まず必要となるデジタル認証アプリ、このダウンロードを行っていただきます。行っていない方はどうぞ事前にご準備をお願いしていただきたい。そして最終検証にご協力いただきました方々も改めて本人確認が必要になりますので、ご注意いただきたいと思います。前の検証の時にやったじゃないかと言わずに、もう1回ここでお願いを申し上げます。皆さんがスムーズに申込みができますように、こちらのスライドにありますように、混雑カレンダー、これを来週23日(金曜日)を目処にいたしまして、ホームページでお示しをいたします。言うまでもありません。開始直後というのは大体ですね、多数のアクセスがぐわーっと集中します。そのことが予想されますので、こちらをまずご覧いただいて、椅子取りゲームではありませんので、必ずこれをちゃんと登録していただきますと、その分が確保できますので、焦らずに空いている時間も見ながらご活用いただければと、このように思います。今回の最終検証におきましては、2日程度でポイントをお届けすることが実際できております。生活応援事業におきましても、これまでにないスピード感で皆さんのお手元にポイントをお届けすることができます。このアプリを通じて、デジタルの力で都民一人ひとりの皆さんとつながって、そして行政手続とか、個人宛のお知らせなど、都民の「手取り時間」を増やす機能を充実させてまいります。今後も東京アプリ、育ててまいります。ぜひ皆さんに使っていただきたいと、このように思います。また、今回、ポイント交換ができる決済事業者を追加で募集をいたします。こうした取組を通じて利用者の利便性を更に高めてまいりまして、都民の皆さんの生活を応援をしてまいります。本件、担当はデジタルサービス局となっております。2月2日(月曜日)からのスタート、そして準備をしっかりその前に終えておいて、そして混んでいない時間に、混んでない日にぽちっと、よろしくお願いいたします。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「2月2日から東京アプリ生活応援事業を実施」は、こちらをご覧ください。)
(「東京都公式アプリと連携する決済事業者を拡充」は、こちらをご覧ください。)
2 国民保護共同訓練
【知事】さて、話はガラリと変わります。弾道ミサイルです。弾道ミサイルを想定いたしました国民保護訓練についてのお知らせであります。国際情勢、緊迫しておりますね。ミサイル、これを現実的な脅威として直視することが必要でございます。そこで、万が一に備えまして弾道ミサイルを想定いたしました国民保護訓練を2月4日(水曜日)に、国、そして葛飾区、江戸川区、ここが連携をいたしまして共同で行うというものでございます。Jアラートが聞こえましたら、自ら命を守るために、まず逃げる、離れる、隠れる、こういった避難行動が必要となります。今回の訓練で、住民の皆さんには最寄りの緊急一時避難施設であります体育施設、また地下の駐車場へと逃げる行動を実際にとってください。また当日は、葛飾区と江戸川区の区内全域の防災行政無線からミサイル発射時のJアラートの音声を鳴らします。ウォーンという音、後で聞いていただきます。実際に音声聞いていただいて、それぞれ避難行動について考えていただきたいという、このようになっております。それではですね、もうここで聞きますか。また、ちょっと待ってください。また東京都においては、避難行動を分かりやすくまとめた動画も作りましたので、そして、ここでJアラートを聞いてみてください。はい、どうぞ。
(動画放映)
【知事】はい。ということで、最初に不気味な音がしますけれども、最初のサイレンになります。この動画ですけれども、現在、新宿や渋谷など都内の7か所において、大型ビジョンで放映しております。そして都のホームページからもご覧いただくことができます。都民の皆さんには、改めまして避難行動についてご確認のほどお願いをいたします。総務局が担当しております。これが二つ目です。
(会見で放映した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「令和7年度国民保護共同訓練を実施」は、こちらをご覧ください。)
3 築地まちづくりシンポジウム
【知事】それから三つ目にまいりますが、築地のまちづくりシンポジウム、こちらお伝えをいたします。築地エリアですけれども、水と緑に囲まれて、歴史や文化資源など、様々なポテンシャルを秘めた魅力的な地域となっております。旧築地市場、この跡地では、こうしたポテンシャルを生かしながら、民間の力を最大限に活かしまして大規模なまちづくりを進める、このこととしております。昨年からはですね、(埋蔵)文化財の調査に着手しておりまして、このたび、将来のまちづくりに向けて、皆さんがプロジェクトを身近に感じていただく。そして期待感が高まる。そのために、3月7日(土曜日)にシンポジウムを開催するというお知らせでございます。当日はですね、こちらのスライドにあります専門家の方々をお招きをいたします。築地ならではの食文化、またアートを活用したまちづくり、そして地域の魅力創出についてのトークセッションを行います。今日から2月13日(金曜日)までですが、参加者を募集させていただきます。特設サイトからのお申込みが可能でございます。ぜひ多くの方、ご参加いただければと、このように思います。また現在、旧築地市場のレガシーをテーマにしたアートコンテストも開催をいたしております。将来のまちづくりを表現するデッサンなどのアート作品のアイデアや、また小学生を対象にしまして、絵画の作品を募集をいたしております。どうぞね、想像力を働かせて、思い思いの作品を提出していただければと思います。またこのシンポジウムの当日ですが、このコンテストの授賞式も行います。最優秀賞を受賞されましたアート作品のアイデアについては、実際に制作をして、将来的に現地での展示を予定をいたしております。これ、今、見ていただいているのが全体のイメージになりますけれども、低い屋根が大きく広がっているのが、これが扇形なのですね。扇でガーッと広がって、違う違う、そっちじゃなくって、はい。そう、はい。扇形になっていて、色々なニュースなどもですね、例えばシンガポールのあそこありますよね。何と言うのでしたっけ(マリーナ ベイ サンズ)。その三つ並んでいるところとか、シドニーのオペラハウスをバックにしたりとか使えますけれども、ぜひこの扇、末広がりの扇形の前で東京から世界へと発信していただければなと、このように思っております。
(詳細は、都市整備局へお聞きください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「築地まちづくりシンポジウムの参加者募集」は、こちらをご覧ください。)
4 都公式LINEの利用促進
【知事】最後でございますが、東京都のLINE公式アカウントの取組についてお知らせいたします。都におきましては、防災情報やイベントなどの情報をお知らせする公式のLINEを運用しているところでございます。子育て、また観光やスポーツなどのカテゴリーを選択することで、皆さんの興味とか関心に合った情報をプッシュ型で受け取ることができるということで、大変活用していただいていると思います。この公式LINEですけれども、より多くの方々にご活用いただけますように、今回、人気クリエイターのにしむらゆうじさんとコラボいたしましたオリジナルスタンプを作成をいたしました。かわいい動物たちが東京の名所、また文化を紹介するスタンプになっておりまして、来週20日(火曜日)から2月16日(月曜日)まで無料で配布することといたしております。ぜひこの機会にですね、友達登録をしていただいて、東京都の最新情報を受け取っていただければと思います。(スライド)こんなかわいいハシビロコウが東京の都庁を後ろにして、「ん?」って、これどういうふうに使えますかね。というふうに色々工夫したかわいいアイテムになっております、スタンプになっておりますので、ご活用いただければと、このように思います。私の方から4点をお伝えいたしました。
(詳細は、政策企画局へお聞きください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「都公式LINEでにしむらゆうじさんコラボスタンプ無料配布 1月20日開始」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございます。幹事社のTOKYO MX山田清太朗です。幹事社から2点伺います。1点目なんですけれども、まず新年度予算案の知事査定、本日で最終日となります。これまで不妊治療の助成拡大ですとか、夏の水道基本料金の無償化など、様々発表されていますけれども、改めて今回の予算案でどのような東京を目指していかれるのかを伺いたいです。お願いします。
【知事】やはりずっと貫いている、予算案を貫いているのは、いかに「人」が輝いて、そしてその活力にあふれ、安全・安心な東京を実現するかという、このコンセプトをもとに様々な分野における予算を今、練り込んでいるところでございます。今日が最終日になります。例えば、子供さんを望む方が安心して産み育てられるための支援、これまでもやってまいりましたけれども、更に様々な工夫を凝らしております。また都民の命と健康、そして暮らしを守る取組、レジリエンスですね。これについてもですね、昨年の様々な教訓や、そしてまたイノベーションが更に進んでおりますので、そういったことも盛り込むということで、都が直面する様々な課題に焦点を当てて、必要な施策にしっかりと予算を振り向けていきたいと考えています。
【記者】ありがとうございます。関連してもう1点なんですけれども。新年度予算案の一般会計、5年連続で過去最大となる見込みと伺っております。一方で現在の政府による、いわゆる税収偏在是正の動きもありまして、都の税収が減る可能性も今後ある中で、どのように今後、都民サービスを維持していかれるお考えなのかっていうところも伺いたいです。
【知事】税収がですね、増えているというのは東京だけではありません。国税もそうでありますし、それぞれの地方もですね、税収が上がっているという、そのファクトをまず押さえていく必要があろうかと思います。もうそもそも東京一極集中で狙い撃ちの人たちは東京だけを見がちですけれども、そうではありません。今、日本の産業というのはどちらかというと、金融とか投資によって非常に税収が増えているというのが実際のところで、それはそれぞれの地方でも同じような形でその数字が上がってきているのではないかと思います。また一方で、東京の一極集中とおっしゃいますけれども、前から申し上げてありますように、北海道の方は札幌にいらっしゃいますし、東北の方は宮城にいらっしゃいますし、また中国地方になりますと広島、そして九州は福岡、最近は熊本もそうかもしれません。このようにですね、単に東京だけに集まっているというわけではありませんし、そしてまた、東京から何がしかを引っさらっていけばそれでこと足れりという、なんか胸がすっとするという話ではありません。いかにしてこの国益を守っていくかということについては、むしろパイの切り分けよりも、いかにしてパイを増やしていくかという、そのために何をすべきなのか、こういったところを戦略的に考えていく必要があろうかと思います。十年一日のように同じように東京が東京がと言い続けていて、この間、何がどうなったんでしょうか。来年度予算においても事業の見直しは、東京都として、しっかりと、あれ今日はメリ(ーちゃん)ハリ(ーくん)が、これは定例会見だからない。メリハリつけてそして都民の皆様方の大切な税金、これを有効に使っていくと。活用して、そして更に成長を伸ばしていくということ。そして今日も大変ちょっと心配しながら見ておりますけれども、長期金利がですね、2.1いくら(%)という、じりじりと上がって、かつ円安の是正というのが、まだまだ難しい状況の中にあってですね、むしろ日本の経済、全体のことを注視していかなければいけないとこのように思っております。いずれにしましても事業の見直しを行うことによって、より強靭で持続可能な財政基盤を東京都は維持しながら、必要な施策を展開をしていくということ。これについて、それを念頭に予算案編成を行っております。
【記者】ありがとうございます。幹事社からは以上です。質問のある社は挙手の上、知事の指名があってから社名氏名を名乗って質問してください。よろしくお願いします。
【知事】日経さんから行きます。
【記者】日本経済新聞の飯塚です。先ほどですね、立憲民主党の野田代表と公明党の斉藤代表が会見しまして新党の名前がですね「中道改革連合」ということで発表されました。この新党が結成されたことについての知事の受け止めをお聞かせください。あわせてですね、知事、国政選挙には個別に公明党の議員の応援にも入られていらっしゃるわけですが、今回、新党に公明党が入られたということで、この新党に対する知事の関わり方等について、ご所感があれば教えてください。
【知事】まず選挙戦の詳細な内容がよく分かっておりません。これからということじゃないでしょうか。はい。東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です。2点お願いします、1点目、東京アプリについて伺います。先ほどポイント付与の時期が発表されましたけれども、来年まで約1年あるとはいえ、現在スマホ持ってない方は、やはり購入しないとポイントは受け取れないということになるのでしょうか。代替手段等、現時点ではないということか確認をお願いします。
【知事】先週も同じ質問をしておられたかと思います。デジタルの活用によって、これまでにないスピードで支援を届けるということ。基本的にですね、東京アプリを使えるよう(正しくは、使えないよう)な皆様方には、その機器については3万円の補助などを含めて、そのような対応をさせていただくという予定となっております。
【記者】ありがとうございます。2点目なんですけど話題が変わって恐縮なんですが、先日、横浜市の山中市長が市幹部の職員らに暴言や誹謗中傷していたとして、首長にふさわしい人権感覚を持ってほしいと告発されました。また別件でですね、再選した群馬県の小川前橋市長ですけれども市職員とのホテルでの面会問題で辞職しての出直し選挙でした。知事は今年で就任、丸十年になりますけれども、改めて首長の資質とか首長に求められることなどお考えがあればお願いします。
【知事】他の自治体の方々がどういう状況で何が起こっているのかよく承知はいたしておりませんし、他の自治体の長の方について私がコメントすることはございません。むしろ全国知事会ではほかの知事が、私のことを個人的なことまでコメントするというのはどうよと思っていますけどね。はい。
【記者】ありがとうございます。
【知事】朝日新聞さん。
【記者】すいません。知事ありがとうございます。朝日新聞の木佐貫と申します。先ほど少し質問があったと思いますが、衆院議員の解散について、衆議院の解散についてなんですけども、先日高市総理が会見の中でですね、正式に通常国会の早い時期にということだと思うんですけど、改めて全国の首長さんからは予算編成に影響があるのではないか、あるいはこの時期に自治体の職員さんに悪影響ではないかといった苦言も呈されています。改めてこうして正式に首相のそういう意思が発表されたところで、知事としてこの解散の時期、あるいはこの大義等々についてお考えをお聞かせください。
【知事】総理の専権事項ですというのがもう、そういう場合の発言の雛形なのですけれども、物価高対策、経済ということをおっしゃっていたということを考えれば、23日開会をもう少し早めればよかったのにと率直には思いますけどね。ただもう、総理の専権事項だというふうに思います。はい、毎日新聞さん。
【記者】ありがとうございます。毎日新聞の遠藤と申します。他自治体のお話で恐縮なんですけど1点だけお願いします。大阪府で知事・市長のダブル選が行われる見通しとなりました。衆院の解散も報じられている中で都構想への再挑戦の是非を問う選挙と位置付けられているようです。都知事はこれをどういうふうに見られているか、お考え教えてください。
【知事】先ほどのご質問と同じです。他の自治体ということで何も申し上げることはございません。が、やっぱり先ほどの、今回の総選挙もそうですし、その地方の選挙もやはり任期がどうこうという時以外は、やっぱり大義というのは必要なのだろうというふうに思います。
【記者】ありがとうございます。
【記者】時事通信の児玉と申します。私も衆院選とあと自治体の選挙業務のことでお伺いをしたいと思います。今現在取り沙汰されている日程ですと、衆院の解散から投開票日まで16日間と戦後最短になることが見込まれています。この短さが自治体の皆さんの選挙業務に与える影響ですとか、懸念されていることがありましたら教えていただけますか。
【知事】もうご質問の頭の中は「大変でしょう」ということだと思います。大変です。職員がもうしゃかりきに頑張ってやってくれているということ、これに尽きると、このように思います。ましてや大東京でございますので、掲示板から、また候補者の数から圧倒的に多くなるであろうということが想定されます。前の都知事選みたいに、何ですか、掲示板が足りなくなってクリアファイルがどうこう、まあそんなことはないとは思うのですけどね。ああいう、何と言うのですかね、選挙なのかアクセス稼ぎなのか知りませんけれども、選挙をビジネスにしちゃいかんですよね、とにかくね。そんなとこで。はい。ありがとうございました。
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(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)