小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和7年8月29日)
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知事記者会見
2025年8月29日(金曜)
14時00分~14時38分
知事冒頭発言
1 子供向け相談窓口
【知事】本日、一、二、三、四、五つお知らせがございます。まず、子供向けの相談窓口についてのお知らせです。多くの学校では来週から新学期がスタートということで、久々に学校で友達に会えるということを楽しみにしているお子さんも多いと思います。一方で、久しぶりに学校に行くこと、これが不安に感じるということなど、夏休み明けを控えて憂鬱な気持ちで過ごしているお子さんもいらっしゃると。都におきましては、子供、そして保護者の不安、悩みを受け止める「ギュッとチャット」という相談窓口を開設をしておりまして、心理士、また保健師など、様々な専門家がですね、これまでに約3,200件ほどの相談に対応をしてまいりました。毎日15時から22時まで無料で利用できますので、スマホ、パソコンなどから、匿名でも相談ができます。どんな不安や悩みでも構いませんので、1人で抱え込まずに気軽にご相談ください。また、保護者の方には、お子さんに寄り添って様子を気にかけていただいて、遠慮なくご相談いただきたいと思います。子供政策連携室が担当しております。
2 育業応援ポケットブック
【知事】次にですね、育業の取組に関してでございます。都では、育児はお休みではなくて大切な仕事ですよという観点から、「育業」という言葉を使って育業を社会全体で応援する気運の醸成に取り組んでいることは何度もお伝えをいたしております。こちらもご紹介しておりますように、10年前に男性が育業するというと、とてもネガティブな雰囲気、空気があった。同僚からも白い目で見られるとかですね。昨年度の都内の男性の育業取得率が54.8%で、約10年前の10倍になってきて、今や男性の2人に1人が育業という、そういう時代になりました。また、大企業や中小企業といった企業の規模に関わらず育業も広がっているということで、この子育てについての空気感というのは確実に変わっているなと、このように思います。この流れを一層加速させる、そのために育業を推進する企業への奨励金など都の取組、また企業や夫婦にとっての育業のメリットなどを分かりやすくまとめました、こちらポケットブックです。「育業応援ポケットブック」、今日から公開をいたします。こちらはこどもスマイルムーブメントのホームページからも見ることができて、育業を検討している方、また企業の経営者の方々なども含めてですね、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。このポケットブックも活用しながら、社会のマインドチェンジ、これをですね、促して、望む人誰もが育業できる社会を実現させていきたいと考えております。子供政策連携室の担当でございます。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「デジタル版「育業応援ポケットブック」を公開」は、こちらをご覧ください。)
3 江戸文化体感イベント
【知事】次に、文化ですね。江戸文化を感じられるイベント2点についてのお知らせであります。まずはじめに、「TOKYOわっしょい」というイベント。こちらのイベントですけれども、多くの方が東京を訪れる、いよいよ迫ってまいりました世界陸上。この開催に合わせまして、個性豊かな東京の祭り、また江戸文化の奥深さを楽しんでいただくというものです。9月12日(金曜日)から3日間、13日(土曜日)から世界陸上、その前日の12日(金曜日)から3日間、東京駅前の行幸通りで開催をいたします。徳川将軍がご覧になったということも知られておりますけれども、天下祭として知られる山王祭、それから神田祭、下町の風物詩ともなっている三社祭。この三つのですね、お神輿が登場をする。そして「江戸火消しの梯子乗り」ですね、などの、この演目もご覧いただけるようになっております。神輿担ぎの体験とか、Edo Tokyoの櫓で行われる盆踊りにも参加ができますので、ぜひ活気あふれる会場にお越しいただきたいと思います。そして「えどはく」の幕の内弁当についてアイデアコンテストを行うというのが二つ目です。「えどはく」の愛称で知られます江戸東京博物館ですけれども、4年間ですね、休館をしておりまして、その間にですね、もう大々的にリニューアルをしてきました。いよいよ来年の春にリニューアルオープンということになります。今後、様々なイベントを行うので楽しみにしていただきたいし、その一環として今回、江戸時代にお芝居の幕間に観客が食べていたのが発祥といわれている、まさに幕の内弁当ですね、このアイデアを募集をしようというものでございます。入賞者には江戸切子、それからTOKYO X、ポークですね。そして東京しゃもなどの特産品を贈呈をいたします。さらに最優秀賞に輝いたお弁当にはですね、えどはくのレストランメニューとして実際に提供するということも進めてまいります。9月24日(水曜日)まで募集しておりますので、創意工夫を凝らしたアイデアをお待ちをいたしております。生活文化局の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「TOKYO わっしょい 山王祭・神田祭・三社祭の出演が決定」は、こちらをご覧ください。)
(「「まだかなえどはく」プロジェクトのお知らせ」は、こちらをご覧ください。)
4 認知症に関する取組
【知事】それから認知症について、こちら2点、取組についてのお知らせでございます。はじめに、東京都認知症シンポジウムについて、9月21日が「認知症の日」となっております。これに合わせまして、認知症への正しい理解を広めようということで、9月25日(木曜日)に都議会議事堂にあります都民ホールにおいて、シンポジウムを開催をするというものでございます。都におきましては、認知症になっても希望を持って暮らしている方、ご本人を「とうきょう認知症希望大使」として任命をいたしまして、日々の活動の様子など発信をいただいているところであります。このシンポジウムでは、大使を任命したり、任命式を行ったり、そして、座談会、「認知症世界の歩き方」の著書で有名な筧裕介さんによる講演も予定をいたしております。オンライン配信も行いますので、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。次に、認知症の介護に関する電話相談についてでございます。認知症のある方を、介護する側からの話ですけれども、不安、また悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。こうした方々からは、自分の気持ちをですね、介護の経験者と共有したいというご意見もいただいております。そこで、介護の経験があるピア相談員によります電話相談窓口を、来月の1日(月曜日)から新たに開設をいたします。相談無料です。悩み、こちらもですね、1人で抱え込まないでまずはご相談をいただきたいというものです。こうした取組を通じまして、認知症のある方とそのご家族が希望を持って暮らすということができる社会を目指してまいりたいと考えております。福祉局の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「東京都認知症シンポジウムとオレンジライトアップを実施」は、こちらをご覧ください。)
(「「とうきょう認知症希望大使」を任命」は、こちらをご覧ください。)
(「9月1日から「認知症介護の電話相談窓口」を開設」は、こちらをご覧ください。)
5 名誉都民候補者の選定
【知事】それから、東京都名誉都民候補者の選定についてのお知らせでございます。今年度の候補者3名。まず、草笛光子さん、それから戸田奈津子さん。そして三村明夫さん。この3名の方を選定をいたしました。草笛さんは、とても素敵な日本のミュージカル界の草分け的な存在ですよね。数々の舞台、そしてまた、映画、テレビドラマと多方面で活躍をされてこられておられます。とても感情豊かな演技で数多くの人々を魅了してこられました。近年ですと、映画で「九十歳。何がめでたい」という、こちらに主演されまして、初めての単独主演を務めておられます。そして日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞されるなど、今なお第一線で活躍を続けておられます。戸田さんについては、もう字幕翻訳家として第一人者でいらっしゃいます。数々の海外映画の字幕翻訳を通して、多くの人々に、この作品の魅力を伝えてこられました。あれ何月でしたかね(今年5月)、雨が降りそうで降らなかった。うん、あの「ミッション:インポッシブル」、このシリーズで主演を務めるトム・クルーズさんもですね、こちらでご一緒させていただいたのですけれども、とても戸田さんのことを信頼しておられるなというのを、お2人話しておられるのを横で見ておりましてつくづく感じましたし、ハリウッドスターの通訳も務められて、日本と海外の架け橋としての役割を担ってこられたと、このように思います。3人目の三村さんですけれども、長年にわたりまして、鉄鋼業界の発展に寄与されてこられました。日本の産業基盤の強化に貢献されてこられた。また、日本商工会議所、東京商工会議所の会頭として中小企業の活性化をはじめ、地域創生、エネルギー関連など幅広い政策の提言、また推進に尽力をされてこられました。以上3名の方々の素晴らしい功績について、人々に、都民に対して希望、また活力を与えて、都民が敬愛をし、誇りとするものと考えております。次の定例都議会で同意をいただいたうえで、顕彰式を行う予定といたしております。こちらも生活文化局が担当でございます。はい、ごめんなさい、以上5点です。お伝えいたしました。どうぞ。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「東京都名誉都民候補者を選定」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございました。それではまず、幹事社の産経新聞の原川です。まず幹事社から2問お伺いしたいと思います。一つ目は防災です。9月1日の防災の日に合わせて、今日から都の総合防災訓練が始まりましたけれども、今回は羽村市と日の出町と連携して行うということですが、今回の、特に今回の訓練の狙いについて。また、今後の防災対策ですね、今年、この夏も豪雨もありましたし、カムチャッカ半島で発生した地震による津波もありましたし、またこの暑さ自体も、もう災害といっていいように思うんですけれども、こういった中で今後の都の防災対策、特に力を入れる分野等があれば、それも含めてお聞かせください。
【知事】はい。ご質問にありましたように、今日も訓練を行いました。今年はですね、羽村市、それから日の出町、これ合同で訓練を実施をすることといたしておりまして、今日も市長、そして町長も訓練に参加していただいております。これによって都民、地域の防災意識を向上させて、また関係機関の連携の強化を目的といたしているもので、東京全体の災害対応の能力向上ということにつなげていきたいと考えております。会場におきましては、関係機関が連携をして、例えば建物に閉じ込められた方の救助の仕方、孤立地域でのヘリによる救援活動の訓練を行うことといたします。また一般の方向けにはですね、模擬消火、消火ですね、火を消す。これなどを実際に体験もしていただきたいと思っておりまして、ぜひ多くの方にその現場の方に足を運んでいただきたいと、このように思っております。こうした訓練に加えて、長期的にも行っておりますが耐震化を進めるとか、不燃化を進める。さらには徹底した減災対策、これを進めてまいりました。首都直下地震の被害想定においては、例えばこの地道な活動、皆さんのご協力、またそれに対しての支援を行ってきた結果、建物被害や死者数については、10年前と比べますと、大体3割から4割減少しているということで、備えあれば憂いなしにつながると、このように考えます。要はハードとソフトの両面から、大都市東京の実情に即した実効性ある取組を加速していくということで、都民の命と暮らしを守る、これずっと申し上げている首都防衛なのですけれども、これをですね、実現してまいりたいと考えております。
【記者】ありがとうございます。二つ目がですね、これも猛暑と関係しているかもしれないんですが、全国的にクマの出没、目撃、そして人的被害というのが相次いでおりまして、東京都内でも先般、奥多摩町で人的被害が出て、また、青梅市でも目撃例があったということなんですが、この最近のその都内のクマ事情についての現状認識とですね、都としてのこの対策・取組についてお聞かせください。
【知事】はい。本当にクマの出没ということが、もう全国色々な場所で目にされておりますし、実際に被害も出ているということであります。都内でも目撃情報が報じられておりますので、「東京くまっぷ」という、スマホでもまたPCでもチェックできますけれども、「東京くまっぷ」、最後下は全部ひらがなです。「くまっぷ」。これで情報発信をいたしております。例えば登山客に対してはですね、ぜひクマが近寄らないためにもスプレーとか、それからクマの鈴ですね。あれをつけてそして近寄らないようにするとか、こういった、そうそう、あと複数人で、ただ1人じゃなくて単独ではなくて、複数人で行動するなど、そういったノウハウをですね、X等の方から発信をしたり、またJR駅への掲示などで注意喚起もいたしております。また、市町村においてはクマだけではありませんけれども、対、様々な鹿とかそれからイノシシとかですね、電気柵、柵、これを設置するなどの対策の経費を財政的に支援をいたしております。それから、警察と共にクマなどの市街地出没を想定した実地訓練も実施をしているところでございます。クマの居場所や食べ物などがですね、少なくなってきているということからも、市街地の方に出てきてしまうという、これ様々、総合的な課題があると思いますけれども、引き続き皆さんの身を守るという観点からも、地元の自治体などと連携しながら備えを進めていきたいと考えております。
【記者】ありがとうございました。それでは各社の質問に移ります。各社、挙手の上、知事の指名を受けてから社名・氏名を名乗った上で質問をお願いいたします。
【知事】では共同さんからいきますか。
【記者】共同通信の若松といいます。2点お伺いいたします。一つ目は先日前回の会見でもあったようですが、グテーレス国連事務局長、共同通信のインタビューに先週回答いただきまして、その中で、東京と横浜に関して有力な候補地だというふうに前向きな発言がありました。この件に関する知事の受け止めと、もう一つ、やはり以前から知事おっしゃってますけども、国のやっぱり動きがないと、国にこういう動きを求めたいという部分があれば、ちょっとお教えいただけますでしょうか。
【知事】国連、またその機関というのは、まさに外交の表舞台であると同時に、そこで色々な会議を行う、そのロビー活動と言いましょうか、そこを全体としても本当に外交力の舞台になってると思います。それをですね、外交というのは国の専管事項というか、国が当然主なところを担うわけですけれども、そちらでどう対応されるか、それをこの前向きな動きがありますと、東京都として、できるサポートをしていきたいということをグテーレス事務総長にもお伝えをしたところでございます。ケニアのナイロビに移す、一部移管をするということはもう前から進んでいるのですけれども、ケニアもナイロビもいいところですけれども、東京はいかがかということでおすすめをしているところでございます。やはり先日のTICADもそうでありますけれども、積極的な対応ということ、外交を進めるということは、結局外交イコールまた内政に直接関係もするところもあります。これからも日本を取り巻く、また世界全体のこの情勢を考えますとですね、日本の果たす役割は大きいものと考えております。その中でも首都東京としての役割は大きく果たせるのではないかと思っております。色々な動きにつながればと思っております。
【記者】ありがとうございます。2点目に宿泊税の見直しの検討が進んでいる件についてお願いします。この見直しの、今後まだ議論は進むと思うんですけども、修学旅行など課税から外す対象についても議論があると思います。この件に関して現在の議論の知事の受け止め、それからあともう1点、収入の使途について、収入の使途ですね、税として収入の使途について、知事のお考え、どんなものがあるかお伺いできればと思います。
【知事】都税調(税制調査会)の方から宿泊税についてご提言もありました。これについては今、質問の中にもありましたように宿泊される方、またその内容について吟味もする必要がございますし、まさしく、それをどう使っていくのかという、税をお願いをするに当たっては、やはりそこの理解が必要だと、これは欠かせないところだと思います。それをひっくるめて、どのような形が最も効果的なのか。これを検討を重ねているところでございます。
【記者】ありがとうございます。
【知事】日経さん。
【記者】日経新聞の飯塚です。偏在是正の件で伺います。あの今日の午前中にですね、埼玉県、千葉県、神奈川県の知事がですね、村上総務大臣とあと財務副大臣に対して偏在是正に関する国への申し出を行っております。要望書の中ではですね、第1子の保育料無償化ですとか、水道料金の無償化といった政策に関して東京都周辺自治体の地域間格差がもはや看過しがたい、しえない水準にまで拡大していって、これは財政状況の違いから生じるものだというふうに述べた上でですね、適切な偏在是正措置を早急に講じることを求めております。知事、この件に関してはご発言ありますが、改めて今回の首都圏の知事からの要望についての知事の受け止めを教えてください。
【知事】都の税収、毎年1兆4千億召し上げられているという状況にあって、それが全国へとそれぞれ配られているというのが現状でございます。それらを有効に生かすことによって、今のご指摘の部分などカバーできますし、またそれは地方自治そのものの何を優先するかの課題でございます。また東京都が行うことによって、全国を動かしていくということ、その役割も大きいものがあるかと思います。時代の流れは早いです。これからもこの日本の競争力を確保するためにも、首都圏が元気でまた全体が元気になるような形、これを東京は引っ張っていくというその責任のもとに行っているところでございまして、まさに地方自治としての判断として行っているということです。テレ朝さん。
【記者】テレビ朝日の森嶋です。私から2点お願いします。1点目ですが、浅尾環境大臣が会見で使用済みの太陽光パネルのリサイクルを義務化する法案について、内容の見直しを視野に入れて検討すると表明しました。東京都はAirソーラーの設置を推進していて、知事も先日、東京体育館の点灯の視察にも行かれたと思いますが、この義務化を見直す判断をしたことについての受け止めをお願いいたします。
【知事】それは国の判断だと一言で申し上げたいと思います。先日、実際に実装の場を皆さんにも取材いただいたところかと思いますけれども、東京体育館の街灯、これをAirソーラーで行っているという実装の現場でございます。またこの薄くて軽くて曲がるという新しい形のAirソーラーについては、これは処理がですね、その後の廃棄が非常にこの環境的にも問題がない(正しくは、微量に含まれる鉛の処理等の課題があるが、技術革新による対策が期待される)というのが、実は発電の能力だけでなく、その後の処置というものが簡易にできるという点が実はとても大きい。このことについては、これからもより技術革新が行われて、そのことによって、その後の対策も容易にできていくということにつながると、このように思っております。また東京都で進めているこの設置の事業者に対しての(太陽光パネル設置)義務化でありますけれども、基本的に都の考え方は、東京にはそんなにメガソーラー、張り巡らせるような場所もありませんし、特にそれを推進をしているわけでもなく、逆に個人の家や、また建物、その屋根に置く時はですね、誰かがそこで責任を持つ人がいるという大前提になってくるので、その後の処置ということについても管理がしやすいということだと思います。様々なこの太陽光パネルの、そのまだ寿命は一番最初の頃から比べますと、出発しても、まだその寿命の方は残っているかと思いますけれども、それについても色々なほかの処理方法などを、こちらの方も技術革新も含めて進めていくということを考えております。
【記者】ありがとうございます。2点目ですが昨日、都立高校の教師が男性から700万円をだまし取ったことで警視庁に逮捕されました。この件についての受け止め、また昨今は教師による盗撮事件などが相次いでいて、教育現場への信頼が損なわれていると思います。都として教育への信頼をどのように守っていくべきか、お考えをお聞かせください。
【知事】教育、教師であるということもさることながら、犯罪でありますので、これはまずあってはならないことであります。またそれが、加えて教育者であるということは、誠に遺憾であります。今後の対応については教育委員会で適切に対応を進めていくと、このように聞いております。はい。MXさん。
【記者】MXテレビの山田正太郎です。よろしくお願いします。2点あります。今週火曜日の26日に全国知事会で、長野県の阿部知事が新会長に就任をされました。就任会見の際、会長が東京一極集中のいわゆる一極集中論について、課題ではあるが、小池知事の意見を踏まえながら、共に進めていける方向性を見出していきたいというような発言をされていました。改めてこの阿部新会長、そして全国知事会と一極集中論などの面でどのように向き合っていくか、お考えを伺いたいです。
【知事】このたび阿部会長がご就任されました。全国の都道府県の会長という観点からの今のご発言だと。またそのことは十分ご理解いただいているものだと思います。前から申し上げているように「東京」という名前を出せば、それでこれまでの課題などが全部解決するかというとそうではないし、ましてや実際のデータ見ますと、札仙広福という言葉がありますけど、大都市に向かうのんですね。中国地方ですと広島とか、あと九州ですと福岡とか、北海道では札幌ということで、それぞれの人の動きをきちんと、ましてや知事会ですからこれについては一番詳しい人の集まりでして、それをただ「東京」という地名だけをかぶせているということは、正確さに欠けていると、このように言わざるを得ないと思います。そのことを十分ご理解の上での発言ではないかということでございます。
【記者】はい、ありがとうございます。もう1点、先ほどですね、八王子市で東京都が実証している自動運転バスの事故があったということです。これについてですね、怪我人も出ているということでこの実証実験の中での事故への受け止めと、今後の実証実験などへの対応などありましたら伺いたいです。
【知事】はい、事故については報告を受けております。またお怪我をされた方々もおられるということでお見舞いを申し上げたいと思います。まず事故の原因究明、しっかり行っていくことが必要だと、レベル2での実証実験中であったということでございます。東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です。2点お願いします。1点目、女性活躍を推進する条例制定に向けて先日、有識者の検討会議が基本的な考え方をまとめました。都内全ての事業者が対象ですが、罰則は設けない方針と聞いています。条例制定の目途と実効性をどう担保するのか、また事業者への支援体制について知事のお考えをお願いします。
【知事】はい。まず女性の活躍を促進するための検討会議、開催をいたしました。最終の回になったところでございます。この検討会議で約1年間にわたってご議論いただいたわけでございます。条例制定に向けた検討、そして女性活躍の推進について本当に様々な角度からのご意見いただいたことに感謝申し上げたいと思います。例えばその中でですね、企業が変われば社会の意識や行動が変わるとか、若い世代の可能性を広げるためには社会全体の意識変革も必要だといったようなご意見をいただいております。ここでの議論を、これをベース、端緒としまして、女性が働きやすいということは、すなわち男性も働きやすいということになってまいりますし、また女性も男性も、それぞれ自己実現をしたいと、いきいきと暮らしていける、そんな社会にしていくことが日本にとっても、わが国にとっても大変重要なことだとこのよう思います。その中で、東京都として条例を制定していって、そういった流れをですね、しっかりと作っていきたい。改めて作っていきたいと思っております。はい。
【記者】その中で目途みたいなものはあるんでしょうか。いつ頃まで。
【知事】 そうですね、これまでご議論いただいてそれの積み重ねがございますので、それをベースにして条例にふさわしい形に、またご議論、更にしていただけるような形へと持っていきたいと、スピーディーに行いたいと思います。
【記者】全く話題変わるんですが、9月1日のその関東大震災の犠牲者追悼に関してです。今週、埼玉県の大野知事と、千葉県の熊谷知事が震災後に虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する行事に追悼メッセージや弔電を送ると明らかにされました。自然災害と人災で命を落とした人への追悼のあり方は異なるという意見もあります。小池知事は先日、送らない意向を示されていますけれども、このお考えは変わらないでしょうか。
【知事】何度も申し上げますが、東京都においては慰霊大法要を行っておりまして、そして、そちらで先の関東大震災及び大戦で犠牲となられた全ての方々へ追悼の意を表しているところでございます。それに尽きます。
【記者】ありがとうございます。
【知事】読売さん。
【記者】読売新聞の岡本と申します。「TOKYOわっしょい」の関連でちょっとお伺いしたいことがあります。13日から始まる世界陸上の会場でも、えどはく(江戸東京博物館)からの借りてきた展示物などを展示するというふうに伺っております。世界陸上に合わせて江戸の文化というのも発信にも東京都として力を入れられるかなと思うんですけど、その辺の思いというのを知事の方に伺わせてください。
【知事】まさに先ほどお伝えした「TOKYOわっしょい」もそうでありますけれども、江戸の文化をですね、まず東京のその前身は江戸であると。そして江戸の長きにわたる中でいかに文化が育まれてきたか、さらにこれからもインバウンドの方々にお越しいただいたり、やはりストーリーをきちんと伝えることによって、インバウンドの方々、また国内でも東京に更に関心を持っていただくということについて、良い機会だと捉えております。えどはくのリニューアルも来年の春に迫りました。4年間ずっとお休みしていたんですけれども、その間も、地方巡業という形で行いました。大変多くの方々にご関心を持っていただいて、足を運んでいただきました。これからもしっかり色々な機会をとらえて、江戸の文化を伝えて、また東京についての様々な発信をですね、引き続き行っていきたい。このように考えています。ありがとうございました。
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(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)